「百年の恋も一時で冷める」と言うことわざをご存知でしょうか? 長く続いた恋でも一瞬で冷めてしまうぐらいに相手の嫌なところを見てしまった、そんな時に用いる言葉です。
実際多くの女性が、どうしてこんな人を好きだったのか? と思えるような一瞬に遭遇してしまったことがあるでしょう。ここではそんな、ドン引きの百年の恋も一瞬で冷める瞬間についてお話ししていきます。
女性にとって最も許せないのが、元カノと比べられることではないでしょうか。
たとえそれが「元カノより優しい」とか褒め言葉だったとしても、比較対象としても元カノが出てきたこと自体がたまらなく嫌な気持ちになってしまいます。
元カノの話をしない、これは恋愛の最低限のルールだと言えるでしょう。
女性が大嫌いな人種、それがマザコンではないでしょうか。母親を敬っていたり、母親と仲が良いのは、何も批判すべきことではありません。
ただ、例えば旅行の約束をしたときに「ママの許可を取らないと行けない」とか、手料理を振る舞ったときに「お母さんのハンバーグの方がおいしい」とか。
これらの言動は女性を不快にする、マザコン認定で間違いありません。何かにつけて母親の話ばかりするような男性は、まさに百年の恋も冷めてしまいますね。
倹約家な人と結婚すれば、家計も安心かもしれません。しかし倹約や節約と、ケチはまた別物です。
経済観念がしっかりしすぎていてケチになってしまっている人を、見かけます。ここぞと言う時にちゃんとお金を使ってこそ、男らしさが感じられますよね。
1円単位まで割り勘だったり、割り勘なのに自分だけクーポンを使っていたり、ドライブのガソリン代を請求されたり……。まさに、百年の恋が冷めて現実に戻れます。
いまだに、男尊女卑的な考え方を持っている男性はいます。最初は強気な態度がかっこよく、見えていたとしても、一緒にいる時間が長くなるほどに嫌気が差してしまうでしょう。
女性が我慢する時代ではなくなってきたから、男尊女卑のような考え方を持っている男性は嫌われます。
何においても否定的な男性っていますよね。こちらが話すことに対して全て「でも」で答える相手とは、話していても、ちっとも楽しくありません。
2人の会話だけならまだしも、周囲に対しても「あの人は太ってる」「あいつは、仕事ができない」など文句ばかり言っている態度を見ると、なんて心が狭いんだろうと気持ちが冷めてしまいます。
しかもたいていは、そのような否定的な男性は自分のことを棚に上げて周囲を批判しているから、手に負えません。
話していて愚痴ばかりなのもまた、楽しくなくなってしまいます。ネガティブなパワーをもらってしまって、自分まで運気が落ちてしまいそうですよね。
恋人や信頼できる人に、仕事や人間関係の愚痴を話したいこともあるでしょう。少し位なら、問題ありません。
ストレスのはけ口みたいに愚痴ばかり言われ続けると、どれだけ好きな人でも残念に見えてしまいます。
嘘つきは、息を吐くように嘘をつきます。だから、どれだけ一緒にいても何が本当で何が嘘なのかわからないのです。
そのような相手と付き合い続けて結婚して家庭を築くなんて、難しいですよね。ちょっと付き合えば嘘つきだとわかるので、女性もすぐに冷めてしまいます。
時に、「お客様は神様」と言うやや時代錯誤な考え方を体現している人がいます。そんな意識がスタッフ側ならば良い接客ができるので問題ありませんが、客側だとそうはいきません。
店員さんに偉そうにしている男性は、まるで弱い者いじめをしているみたいですね。本当に優しい男性は、店員さんに対してもえらぶることなくマナーを守ります。
心の狭さが垣間見える瞬間だと言えるでしょう。
金銭感覚が違いすぎると、うまく付き合っていけません。それは恋人のみならず、友達同士でもそうですよね。
ずっと好きだった相手から、お金を貸して欲しいと言われたら引いてしまうでしょう。周りの友人にお金を借りまくっていたり、消費者金融から借金していたり、それでいてかなりの高級品を所持していたり……。
金銭感覚の相違は、充分別れの原因となり得ます。
自分大好きなのは、自己肯定感が高く良いことです。しかし、自分大好きすぎてナルシストになってしまうと、ちょっと痛々しいですよね。
すごくキザなセリフを言ったりキメ顔をされると、どれだけイケメンでも正直ちょっとゾッとしてしまいます。
また、自分大好きが度を越すと、ただの自己中になってしまうことも。一緒にいる相手や周囲のことなんてお構いなしに自分のことばかり優先している男性は、すごく幼稚に見えます。
以上、百年の恋も一瞬で冷める瞬間についてお話ししました。特に女性は、男性ほどロマンチストでは無いことが多いです。
なんでも愛で乗り越えられるわけではなく、結構現実を見ています。そのため、ちょっとした違和感に気づくのが早いのです。
百年の恋が一瞬で冷めてしまうなんて、友達との会話ではネタになりますが、自身の経験としては残念な思い出でしかありません。
こちらの記事を読めば、そんな経験をしている女性が多くいるとお分かりになったでしょう。百年の恋が一瞬で覚めてしまったとしても笑い話として乗り越え、次の恋に向かいましょう!
Written by みなみ