ある一定の年齢を超えると、突然「おじさん」と呼ばれることが増えてきますよね。
本人に自覚があるかどうかは別として、年齢を境に「おじさん」に見られるときが来るのは事実です。
しかし、実際に何歳から「おじさん」なのかは分かりませんよね。
この記事では、おじさんの定義やみんなの意見を紹介していきます。「自分はおじさん?」と気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
まずは、おじさんとはどういう存在なのでしょうか。おじさんの定義について解説します。
「おじさん」とは、
①よその年配の男性を親しんでいう語
②子どもに対して、大人の男性が自分をさして言う語
とされています。しかし、明確な年齢での線引きはされていないため、環境や状況によって異なると言えるでしょう。
参考文献:おじさんとは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書
次に、何歳からおじさんと感じるのかをアンケート結果をもとに見ていきましょう。
恋愛ノウハウを配信している「恋活・婚活トレンド情報サイト」というサイトがあります。
こちらを運営している「ハッピーライフ」が成人男女200人を対象に行った「おじさんは何歳からだと思いますか?」というアンケートを行いました。
それによると、
・31歳~35歳が22人(男性13人/女性9人)
・36歳~40歳が56人(男性19人/女性37人)
・41歳~45歳が79人(男性43人/女性36人)
・46歳~50歳が25人(男性14人/女性11人)
・50歳以上が18人(男性11人/女性7人)
という結果になっています。
この結果から、多くの人は41歳~45歳からをおじさんだと認識していると見られます。
参考文献:おじさん・おばさんは何歳から?【200人に聞いた】年齢基準&要素を紹介
さて、先ほどのアンケート結果で、41歳~45歳くらいがおじさんの入り口であることが分かりました。
しかし、この年齢に達していなくても、おじさんと呼ばれる可能性が高くなるポイントがあるのです。
特におじさん認定されるポイントとして高い4つの要素を、次に紹介します。
まず1つ目は、誰かの親であるという点です。子どもがいると、他の子どもから自然と「おじさん」と呼ばれる機会も多くなりますよね。
たとえ、20代や30代の若い世代だったとしても、まわりの人たちからしたら「おじさん」という認識で見られるケースがあるでしょう。
また、自分のことを子どもたちに話すときも、「おじさんはね」という主語を使うことが増え、本人もおじさんの意識が強くなると言えます。
2つ目は、おやじギャグを連発する点です。会社などで、ある程度の地位になってくると、若い人たちとの距離を縮めるために、おやじギャグを連発する男性もいますよね。
しかし、20代の若い世代からすると、おやじギャグを連発する男性は立派な「おじさん」な印象になってしまうため、年齢に関わらず、より「おじさん」と見られる可能性大です。
3つ目は、外見を気にしなくなることです。一般的に、おじさんと見られる要素として大きいのは見た目の変化です。
男性は、年齢とともに髪が薄くなってきたり、お腹が出てきたりと若い頃よりも残念ながら外見が劣化しますよね。
それでも、日課として体を鍛えたり、身だしなみに気をつけたりしていれば大丈夫です。
しかし、若い頃の意識のまま放置していると、同じ服装をしていても何となく身なりが整わずに、だらしない印象を相手に与える可能性が高くなります。
こうなると、そこまで年齢がいっていなくても、おじさんと呼ばれることが多くなってしまうでしょう。
そして4つ目は、昔の価値観を押し付けることです。これは特に、たたき上げで出世した男性に多い傾向があります。
たとえば、会社ではとにかく部下よりも上司。
上司に飲みに誘われれば必ず参加するなど、プライベートよりも会社での付き合いを優先してきた男性は、若い人たちにもその価値観を押し付けがちです。
しかし、20代や30代の若い世代にとっては、そのような価値観は古い印象が漂います。
正しいことを言っていたとしても、いつの間にか「おじさん」認定されてしまうケースがあるのです。
今回紹介したアンケートでは、だいたい40歳以上になると「おじさん」だというイメージが強い結果になりました。
しかし、最後にお伝えしたように、おじさんと思われる要素は年齢以外にも存在します。
普段の言動や意識の持ち方、外見を気にしなくなるなどの要素は、年齢よりも相手に「おじさん感」を持たせる印象が強くなります。
そのため、年齢はあくまでも参考として覚えておき、普段からおじさんにならないための努を怠らないことが大切です。
Written by 久木田(くきた)みすづ