もっと自分を知ってほしいシーンで欠かせない、自己アピール。
恋愛や、仕事での面接、新たな友達との出会いで「自分はこういう人間だ」と明かせば、距離がぐぐっと縮まりますからね。
興味を持ってもらいたい相手には自分を下げる“ネガキャン”ではなく、ポジティブな情報を与えるのが基本中の基本。
しかし、やり方を間違えると承認欲求むき出しの自慢にしかならないので、注意しましょう!
ついやってしまいがちなのは、頭が良いアピール。
高学歴や頭の回転の良さをついエピソードに盛り込みたくなりますが、一歩間違えると激しく嫌われる原因になるため要注意です。
「頭が良い」はセールスポイントの一つですが、過度なアピールは逆効果。
多くの人がこの手の自慢を嫌がり、ウザいと感じるので最大の武器として使わない方が無難です。
どんな言い方をすると聞き手が鬱陶しいと感じるのか? まずは一緒にエピソードを見ていきましょう。
高学歴さんによくある、卒業した大学の名前をやたらと言いたがるパターン!
確かに出身校を言えば一発で優秀なのが丸わかりですが、「自分、スゴいでしょ?」と言わんばかりにチラつかせる人ってなんだかウザいですよね……。
過度なアピールをするタイプは学部まで事細かく説明し、学生時代の武勇伝もセットで語りがち。
自分語りは聞いている相手が疲れ、卒業してからの月日が経っているほど、過去の栄光に縋っているように見えて残念な印象が強まります。
聞かれたら答える、くらいでちょうどいいので、自ら率先して出身大学をアピールするのは避けた方が良いでしょう。
露骨なアピールもウザいですが、そっと匂わせて相手に“嗅がせる”のも嫌がられる原因です。
「別にそんなスゴくないんですけど、○○大学出身で。」
「銀行員です。あ、でも自分底辺なんで(笑)。学生時代は○○でしたし……。」
と自分を下げるワンクッション置きながら、しれっと頭いい自慢をするケースもあり(笑)。
これではストレートに「頭いいでしょ!」と押し付けるよりさらに鬱陶しくなってしまいます。
明らかに褒めてほしい姿勢が隠しきれていないと、匂わせ的な行動を取りがちなので、下心がはみ出た自己アピールは×ですよ。
学歴だけではなく、資格の自慢もウザめです。難易度の高い試験に受かるのはとても素晴らしいことですが、わざわざ言いふらす必要はないですからね。
中には「小学生の時点で漢検〇級が取れていて」など、リアクションに困る自慢をする人もいます。
これを聞いたら相手は「へぇ、頭良いんですね」「すごいですね」以外に返す言葉がありませんが、心の中はダークな感情に包まれているかも……。
仕事の面接なら資格の有無は必ず聞かれるため、アピールは欠かせません。
しかし、プライベートとなると話は別であり、“自慢”ぽく聞こえる言い方はNGですよ。
自己アピールがうまい人は相手に不快感を与えず、スマートに「自分はこういう人」という情報を出します。
モテる男女と嫌われる男女の差はココで、後者はどこかべったりとした、承認欲求や下心が抑えられていない空気を作り出してしまいがち。
自己アピールを習得するとどんなシーンでも使えて便利です。ウザいと思われないコツを抑えて、誰からも好かれる人間を目指しましょう。
まず前提として、高学歴アピールなどの頭が良い自慢はほぼ確実に嫌われます。
自慢が多い人を好むタイプは滅多にいませんので、学歴や資格を前面に押し出した主張は控えましょう。聞かれたら答える、くらいがちょうどいいと思います。
もし話し相手と同等くらいの学力であっても、マウントを取るのは×。
知らず知らずのうちに「自分の方がすごい」と言わんばかりの発言をすれば、最悪の場合は険悪な空気が流れてしまいますよ。
高学歴アピールは嫌味と捉えられる可能性も高く、自分が損をしやすいのでおすすめできません。
仕事の面接でも、「学歴だけが取り柄なのかな」と思われたら未来は明るくないはず。
圧力が強いと人は引いてしまいますから、少し控えめなくらいに抑えてみて!
頭が良い自慢をする人は、悲しいかな他のセールスポイントがない傾向が強いです。
使える武器が一つしかなく、そこに頼らざるを得ないからアピールが強くなりすぎてしまうのかもしれませんね。
確かに「頭が良い」は悪いことではなく、時に良い方向へと作用するものの、“それしかない人”は完全にマイナス。
先ほどの項目でも説明した通り、学歴だけが取り柄と思われたらシビアな目で見られることも十分に考えられるからです。
趣味や特技など、他に伸ばせる部分があるのなら最大限努力をしましょう。
他にもセールスポイントが揃えば頭がいい+αの要素を持つ、最強の人になれるはずです!
せっかくのアピールタイムを無駄にし、印象を下げてしまうようでは意味がありません。
相手に自分を知ってもらうためには、情報を与えるだけでは足りないということを覚えておいてくださいね。
せっかく頭がいいという素敵な要素を持っているのですから、フル活用しなければもったいないだけ!
学力だけを盾にせず、武器の数を増やしましょう。
そうすればビジネスでも、恋愛でも、あらゆる場面であなたのことを好いてくれる人が増えると思いますよ。
Written by たかなし亜妖