40代になると仕事や人生に脂が乗り切って、むしろルーティンのような毎日に退屈さを覚えてる方も多いのではないでしょうか。
そして、それでもなかなか重い腰が上がらないまま変わらぬ日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
ひざや腰の痛み、胃腸具合など、体に不調を覚えることも多くなり、運動能力も低下してくるこの年齢は、ちょうど人生のターニングポイントでもあります。
「今さら新しいことを始めるなんて……」と思っている方も多いかもしれません。
ですが、実は脂の乗った40代だからこそ、新しいことにチャレンジするには最適なタイミングでもあります。
今回は、筆者が実際にやっていてQOLアップの確かな効果を感じる「やっててよかった5つのこと」を、「やりたいことリスト」として皆さんに提案します。
それではさっそく、40代からやりたい5つのことをご紹介します。
最初にご提案するのは、スポーツジム通いです。
ジム通いにかかる費用は、店舗にもよりますが大体3,000~15,000円程度が相場でしょうか。
格闘技やダンスなどを習うのもいいですが、筆者がスポーツジムをおすすめ理由は次の通りです。
・多種多様なマシンを利用できる
・筋トレや水泳、各種プログラム、ジムによっては温泉など、さまざまな施設を利用できる
・必要に応じてパーソナルトレーナーをつけることができる
・習慣にしやすい
・ケガの心配なく安全に利用できる
・天候に関係なく利用できる
各種マシンや施設の内容は店舗により異なりますが、スポーツジムはさまざまなマシンや施設を利用できます。
そのため、より効果的なトレーニングプログラムを組みやすいのが利点ですね。
また、好きな時間や好きなタイミングで利用できるので、習慣化しやすいのもポイント。
40代になるとどうしても若い頃より身体機能が衰えてしまいますので、適度な運動を習慣づけたいところです。
毎日のウォーキングやジョギングもいいですが、天候に左右されるので「今日は雨が降っているからできない……」なんて日もありますよね。
ジムは天候に左右されずに利用できるのがメリットです。
運動が習慣になるとコンディションやパフォーマンスが確実に向上しますし、何より毎日を気分よく過ごせますよ。
次におすすめするのが「料理」です。
料理といってもグルメを楽しむためでなく、健康のためにおすすめします。
若い頃は暴飲暴食しても何の影響もありませんでしたが、40代になると胃腸にダメージがあったり、脂肪がつきやすくなったりするものです。
何よりも口に入れたものが自分の体を作っているわけですから、心身を健康に保つためにも、栄養バランスを考慮しながら自分で料理した食事を食べたいですよね。
我が家では家族の食事も基本的に筆者が作っていますが、余計な添加物をできるだけ使わず、素材のうま味を楽しめるような料理を常に心掛けています。
豊かな食卓は体にいいだけでなく、家族との関係をより良いものにしてくれたり、QOLを高めてくれたりします。
40代なら、むしろ料理くらいはできるようになっておきたいところ。
自立した男であるためにも、少しずつ料理の練習をしてみてはいかがでしょうか。
国際社会において、英語が話せると世界がより開かれ、さまざまなチャンスや幸運が舞い込んできやすくなります。
最近はパンデミックから解放され、外国人観光客を目にする機会も増えました。
外国人と会話ができると海外旅行がいっそう楽しくなりますし、新しくチャレンジできることの幅も広がります。
筆者がおすすめしたいのは、教材や教本などを読んで、学校の勉強のように英語を学ぶのではなく、実際に英語圏の外国人と接する機会を増やすことです。
もっとも手軽なのは、SNSで語学学習のための友達を作ったり、コミュニティに入ったりすること。
英語が母国語で日本語を学びたいと思っている外国人が相手なら、日本語が母国語で英語を学びたいあなたとwinwinでマッチングできるはずです。
もちろん、外国人講師が開催している英会話スクールに通うのもOK。
「自己啓発」というと経営者の心得的なビジネスライクなものをイメージする人が多いかもしれませんが、あまり難しく捉えず「自分磨き」程度の認識でかまいません。
10代や20代の若い頃は、どうしても自分のさまざまな欲求をコントロールする術が未熟で、うまく自分を磨くのが難しいものです(少なくとも筆者はそうでした)。
しかし30代、40代と歳を重ねると、我欲を管理する術が身につき、物事をより広く深く理解できるようになります。
つまり「40代だからこそ身につくもの」や「40代だからこそ学べるもの」があるということ。
たとえば筆者はジェンダーギャップや多様性などをベースに、人権について考えることがよくあります。
人権ベースで世の中を解剖すると、社会は意外と人権が蔑ろにされるケースが多いです。
さらに、自分自身もそういった自然発生的な人権侵害に、無意識のうちに加担してしまう可能性もあります。
無自覚の加害者にならないよう人権について考察すると、次第に自分に足りないものが何なのか、自分にできることは何なのかが見えてきます。
もちろん、扱うトピックは必ずしも「人権」である必要はなく、皆さんそれぞれで探してみてください。
とっかかりが欲しい方は、ビジネスパーソン向けの自己啓発書や、経営者の自伝的なエッセイなどを読んでみると、きっとヒントが見つかりますよ。
最後になりましたが、筆者が一番に推したいのが「起業」です。
これまで事業をやったことがない大半の人は、起業がとてもハードルの高いものだと思っているかもしれません。
確かに越えなければならない壁はたくさんありますし、苦労も経験することになると思います。
しかし、起業自体はそれほど難しいことではありませんし、もっと言えば事業を展開するのはまったく難しいことではないのです。
とはいえ、だからといって何の準備もなく今日明日でいきなり起業できるわけではありません。
起業するにはまず「商品」が必要です。商品とはつまり販売する物品やサービスのことです。
資金計画も必要です。
今はネットやAIを利用して、起業に関する知識や情報に簡単にアクセスすることができます。
なので、細かい説明はここでは割愛しますが、いずれにせよ40代での起業は、20代の頃の焦燥感に駆られるような必死さはありません!
それに、心にもお金にも時間にも余裕をもって取り組みやすいと思います。
もちろん必死になって本気で取り組むのもいいと思います。
悔いが残らないように、人生のターニングポイントに差し掛かったタイミングで、これまでやりたくてもできなかったことに着手してみませんか?
40代といえば、人としてそれなりに成熟した年齢です。
もしかすると、「新しいことに挑戦するには遅すぎる」と考えている人も中にはいるかもしれません。
ですが、「40代だからこそできること」や「40代だからこそやる意義があること」が実はたくさんあります。
今回は、人生を楽しむために40代でやりたいことリストをご提案しました。
今のライフスタイルに退屈さを感じている人は、本記事を参考に人生の新たな道標を探してみてください。
Written by はるお