本当に頭がいい人というのはどんな人なのでしょうか?
単に勉強ができることではないのは分かりますが、実際にはどんなことをしている人が「頭がいい」と言えるのでしょうか?
また、「どんなことをやらないのか」というのも大きなポイントですよね。
本当に頭がいい人がやること・やらないことをポイントを絞ってまとめてみました。かしこく生きるためのヒントとして参考にしてくださいね!
本当に頭がいい人は、どんなシチュエーションでも相手を立てることができます。
無駄な承認欲求がないため、自分の主張は極力控えて自然に褒め、相手が周りに良い印象となるように振る舞います。
自己主張をしすぎることで、逆に信用されにくいことを知っているからです。
「必要な人だけが自分をを評価してくれたら良い」という考えですから、その場で相手の方が目立ったとしてもなんとも思いません。
一見損なことでも、本当に頭がいい人は「長期的に見たらどうなのか」という目線で物事を見ることができます。
「損して得とれ」という言葉がありますが、まさに言葉の通りです。
その原理で言うと、頭がいい人は投資が上手いのも納得いきますよね。
本当に頭がいい人は、とにかく与えることを惜しみません。
相手が察していることを先回りして与えることができますし、その場その場での自分の役回りを察知して動くことができます。
それによって周りからの信頼も得られます。
決して見返りを求めているわけではないですが、そうすることで後々自分のためになることを体感として分かっているので、自然にできてしまうのです。
ほんの少しのことで、今までの信頼が崩れかねないことを知っているからこそ、頭がいい人はどんな小さな約束も軽んじません。
特に時間を守ることは常に心がけています。相手を待たせるということは、相手の大切な時間を奪うことでもありますからね。
世の中には、たった1分遅れただけで水の泡になるようなことがありますので、時間の重みを日頃から意識しているのです。
仕事ができる人の共通点でもありますが、頭がいい人はとにかく返事が早いです! 仕事であってもプライベートであっても即レス。
返事にしてもタスクにしても、とにかく後回しにすることを嫌います。
重要事項の返事を待っているときほど、モヤモヤすることはありません。
相手にも同じ思いをさせ、つまらないことでマイナスポイントを作るようなことはしたくないと考えているのでしょう。
本当に頭がいい人は無駄に感情をおもてに出しません。特に怒りやイライラの感情は……。
同じ内容だったとしても、冷静に伝えることで「意見」となりますが、感情丸出しで怒って伝えると、ただのクレーマーにもなります。
正しいことを伝えていたとしても自分が損することになるのです。
感情的になるほど無駄だと言うことを分かっているので、頭がいい人ほどアンガーコントロールに力を入れているというわけですね。
目上の人にはゴマをするのに、後輩には偉そうな態度。頭がいい人なら絶対しない対応ですね。
いくら目の前の人に良い顔をしていても、どこで誰が見たり聞いたりしているか分かりませんから……。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があるように、頭がいい人ほどどんな人にも腰が低く平等な態度をとっていますよ。
「口は災いのもと」という言葉には本当に納得させられます。
本当に頭がいい人は絶対に余計な一言は言いませんし、安易に人の秘密やゴシップをバラしたりしません。
人間、「何を言うかより何を言わないか」の方が本当に重要なのです……。
頭が悪い人ほど目先の利益に目が眩んで衝動的な行動をとってしまい、騙されたり結果的に不利益を被っています……。
それがいかに危険かを知っているので、頭がいい人ほど即決せずに一旦持ち帰って検討するのです。
うまい話には裏があるというのは、あながち嘘ではありませんからね。
本当に頭が良い人ほど、相手に気を遣わせることを嫌います。
どんなに良かれと思ってやったことでも、負担になればただの自己満足に……。
そうなると知らぬ間に関係はギクシャクしてしまいますから、相手が気が付かないくらいの自然な気遣いがとても上手いのです。
頭がいいが人間関係を重視するのは、人のつながりが新たな縁を生むことを知っているからです。
前項でも書いたとおり、本当に頭がいい人は自分をひけらかすこともしませんし、周りの気を引く発言や行動はしません。
ですから「目立たない人」「存在感のない人」という印象の場合も多いです。
反対にいうと、目立ちたがったり派手な発言や行動をする人ほど、中身が伴っていない、見かけだけの人も多いということ。
上辺だけで判断せず、人の本質を見る力をつけることが「本当に頭が良い人」になる一歩かもしれませんね。
Written by 花山こころ