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「素敵な自分でありたい!」と、自分自身のために自分磨きを怠らない女性は多いと思いますが、「せっかくなら素敵な彼をゲットしたい……!」という、ちょっとした下心をお持ちの方も中にはいるのではないでしょうか。
でも、「男性を振り向かせるにはどうすればいいの……?」「そもそも男の人って女性の外見を見ているの?それとも性格を見ているの?」と、疑問を感じている方も多いはず。
今回は「男性が重視するのは女性の外見or性格?」をテーマに、赤裸々な男性心理を徹底解剖します。
世の中には、女性を外見で判断する男性もいれば、性格で判断する男性もいます。
しかし、実は大半の男性が「女性を外見で判断するセンス」を持っているのもどうやら事実。
そもそも男性は基本的に、繁殖という使命を持って生まれた一種の動物あるいは雄です。ですから、女性らしさに対して本能的に性的魅力を感じるようにプログラムされています(反対に、女性は基本的に男性らしさに性的魅力を感じるようになっています)。
つまり、男女はもともと「本能的に惹かれ合う属性」なのです。
また、人間が取得する情報の8割かそれ以上は、視覚に由来しているとする説もあります。
脳や人体のメカニズムが科学的に明らかにされるにつれ、人間が目(視覚)から得ている情報量が実はかなり多いことがわかってきたのです。
大量の情報にさらされることで脳がパンクし、思考力や判断力、集中力などが落ちてしまう「情報過多シンドローム」もまた、視覚情報の異常な多さが主な原因の一つといわれています。
さて、DNDに基づく本能的な仕組みとしても、人間の脳や人体の仕組みとしても、「一般的に男性は女性を外見(視覚)で判断する傾向がある」と見て間違いなさそうです。
一方、女性を外見ばかりでなく性格で判断しようとする男性ももちろんいます。
そうした男性は理性的であり、直感や本能から一歩引いて、物事を俯瞰しているのが特徴のようです。
女性の外見を重視するのが「本能的な男性」であるとすれば、女性の性格を重視する男性は「理性的な男性」といえるかもしれません。
前項では、女性を外見で判断する男性は「本能的である」と仮定しました。
本能的な男性は、自分自身も「女性から素敵な男性だと思われたい」という願望や欲求を抱いている場合が多いようです。
ですから女性に敬遠されないよう身なりに気を払ったり、清潔感を意識したりする人が多いでしょう。
こうした健全な自意識を持ちつつ、それでいて「女性の性格も重視したい」というバランスのいい男性は、身なりに気を付けるだけでなくマナーやエチケットへの意識も高い傾向があります。
結婚相手としては、こういう「本能的な魅力がありつつ、社会性も高いバランスのいいタイプ」が理想的ですね。
しかし、中には本能が強すぎるせいか、人目もはばからずに奇抜な格好で自己主張をしたり、スメハラを問われるレベルに過度な香水を身にまとっていたりするタイプも。
こういったタイプは自己顕示欲が強い傾向があるため(単に「メタ認知が苦手」「嗅覚が鈍感」などが原因の場合もありますが)、自分勝手な恋をしそうな危うさがあります。
女性の性格を重視する男性には、人生設計など将来的なビジョンをしっかりと持っていたり、子どもが好きだったり、堅実な安定志向だったりする傾向があります。
つまり「結婚への意欲が高い」のです。
ですから、結婚相手として望ましいタイプが多いでしょう。
一方、本能的な魅力にやや欠けるところがあるので、恋愛においては物足りなさを感じることも。恋愛に消極的だったり保守的だったりするタイプも多いかもしれません。
ドラマや映画のようにスリリングな恋に期待するのは難しそうですが、誰もがあこがれるような平穏無事な家庭を築ける確率は高そうです。
また、熱烈で情熱的な恋でなく、淡々とした淡泊な関係を求めている女性には、こうした理性的なタイプに居心地のよさを覚えるかもしれません。
女性の外見を重視しがちな本能的男性とは、スリリングで燃えるような恋を楽しめるかもしれません。
しかし、パートナーにふさわしい信頼関係や敬意、絆など内面的なつながりをしっかりと築いておかないと、夫婦関係になってから急に破綻してしまう可能性も。
一方、女性の性格を重視しがちな理性的男性とは、円満で平穏な家庭を築ける確率が高そうです。
ただ、出会いや恋愛にがっつかないタイプが多い可能性も。ですから、「そもそも理性的男性とどうやって出会うか?」が鍵になりそうです。
外見を磨き続ける美意識は、異性を惹き付けるだけでなく、いつまでも張り合いのある自分でいるためにも大切です。
でも、だからといって見た目にばかりこだわり、内面的な自分磨きを怠ってしまうと、内面を磨いてこなかった自分をいつか後悔するかもしれません。
内面磨きにばかり目がいって、外見的な自分磨きを怠ってしまった場合も同様です。
外見と性格の両方をバランスよく磨きながら、身も心もいつまでも若々しくありたいですね。
Written by はるお