知らないうちにやっているかも…⁉ モラルがない人間の特徴5選

世の中にはモラルがない人間がいます。モラルは、社会生活を送る上で欠かせないもの。実は自分も、無意識のうちにモラルに欠ける行動をとってしまっているかも……?

今回は、モラルがない人間がやりがちな5つの行動をご紹介します。

ご自分にあてはまるところがないか、ぜひチェックしてみてください。

モラルがない人間の特徴5選

それではさっそく、モラルがない人間がやりがちな5つの行動をご紹介します。

1.約束を守らない

1.約束を守らない

約束を守らなかったり、ルールを守らなかったりするのは、モラルがない人間がやりがちな典型的な行動です。

もちろん人間誰しもついうっかり約束を忘れてしまうこともあるでしょう。

しかし、モラルがない人間はそもそも「約束を守る意思がない」「約束を破ることに対する罪悪感がない」のが特徴です。

一般的なケースだと、うっかり約束を忘れてしまった場合、すぐにリスケジュリーングをして代替日を提案するか、お詫びの品などを贈って埋め合わせしたり謝罪の意思を伝えたりするでしょう。

そうしたアフターフォローがあればこそ、人との約束を忘れがちなうっかり屋さんも、人に嫌われることなく穏健に社会活動を送ることができます。

しかしモラルがない人間は、アフターフォローはもちろん、相手が納得する形で謝罪したり代案を用意したりすることもありません。

そもそも「相手に対して悪いことをした」という自覚がないようです。

「理由はわからないけど、なぜかいつも周りから人がいなくなる……」という人は、今一度自分の素行を振り返ってみた方がいいかもしれません。

2.礼儀礼節がない

モラルがない人間は、挨拶や礼をしないばかりか、TPOをわきまえた振る舞いもしないケースが多いようです。

ご近所の騒音問題やゴミ出し場でのトラブルも、普段からのコミュニケーションで関係性が築かれていれば、関係を壊すこともなく軽い指摘だけで済むケースも多いでしょう。

しかし、モラルがない人間はご近所さんと関係性を築くこともしないため、一方的に周りに迷惑をかけます。

シャイな性格でコミュニケーションが苦手というわけでなく、そもそも挨拶やTPOに価値を見出していないのかもしれません。

 

3.マナーやデリカシーがない

一般的な公共マナーの知識がないだけでなく、他者に対して平然とした態度でハラスメント行為を行うのも、モラルがない人間の典型的な特徴です。

たとえば、公道などでゴミをポイ捨てする人や、キャンプ場などでゴミを散乱させる人、ペットの犬のフンを持ち帰らない飼い主などがこれにあたります。

コンビニやファミレスの店員さんに上から目線でクレームをつけるモンスターカスタマーや、部下に対して平気でセクハラをしてくる上司なども同様です。

とはいえ、「旅の恥はかき捨て」という言葉があるように、普段はマナーやデリカシーに気を付けて模範的な振る舞いをする人も、特殊な状況や環境などでつい浮き足立ったり、調子に乗ってしまったりして羽目を外してしまうこともあるでしょう。

あるいは、ジェネレーションギャップなどによる価値観の相違も十分に考えられます。

筆者も、日ごろから懇意にしていただいているご近所の年配の男性が、散歩中の愛犬の粗相を始末せずに去る様子を見たことがあります。

現代的にはマナー違反ですが、ほんの数十年前まではこんな光景が当たり前でした。

そこで私は、その方にご挨拶しつつやんわりと指摘したところ、次回からは犬用のエチケット袋と処理用スコップを持ち歩いてくれるように。

モラルがないのではなく「単に知らなかっただけ」というケースもあるのだと改めて感じました。

一度の失敗でその人を「モラルがない人」と決めつけてしまわないよう、冷静な視点を持っていたいところです。

4.反省しない

4.反省しない

何度も同じ失敗を繰り返して周囲に迷惑をかけたり、悪びれもせずに周りを困惑させるような行動をとったりするのも、モラルがない人の特徴です。

失敗してしまったとしても前回の失敗から学び、同じ過ちを繰り返さない人は、むしろとても聡明で思慮深いはず。

モラルがない人間はそもそも「周囲に迷惑をかけたくない」「周りと調和したい」という視点がありませんから、何度でも同じ過ちを繰り返します。

とはいえ、世の中は何度も同じ過ちを繰り返したくて繰り返す人ばかりではありません。中には個々の特殊な事情により、周囲との調和がうまくいかないケースも。

そういった方々に対し、早急に「モラルがない人間」というレッテルを貼ってしまわないよう注意が必要です。

5.搾取思考

モラルがない人間の中でもっとも気を付けたいのが「搾取思考タイプ」です。

挨拶をしなかったりマナーやデリカシーがなかったりしても、最終的には本人が嫌われたり周りから距離を置かれたりするだけの話。

いわば最終的には「モラルがない人自身の生き方の問題」と見ることもできます。

ところが搾取思考タイプは、積極的に周りの人間を搾取しようとします。

そしてこういうタイプに限って話が上手だったり、カリスマ性があるように見えたりするのが厄介なところです。

搾取されるのは、必ずしもお金や労力だけではありません。時間や親切、気づかいや配慮なども同様です。

「何となくこの人と一緒にいると疲れる」「何をされているわけでもないのに消耗する」という感覚を覚える相手とは、一度ちゃんと距離を置くことを考えた方がいいかもしれません。

モラルがない人間は恋愛ではどう見られる?

モラルがない人間は恋愛ではどう見られる?

少し尖っている人が好きな人や、変わっている人が好きな人もいるでしょう。しかし「モラルがない人が好き」というのは、かなりのレアケースではないでしょうか。

恋愛市場においてモラルがない人は一般的に需要が低く、むしろ敬遠されやすいはずです。

言い方を変えれば、「上手に恋愛するならまずはモラルを大切に」ということでもあります。

モラルはいわゆる「法律で規制はされていないけれど、社会活動を円滑に行う上で求められる道徳的規範」です。

「人に迷惑をかけないための作法」であり「人と良好な関係を築くためのロードマップ」でもありますので、恋愛に自信がない方はまず公共マナーやエチケット、礼儀作法などを学習してみるといいかもしれません。

モラル意識は幸福度の指標

モラル意識は幸福度の指標

幸せな恋をしている人、幸せな家庭を築いている人、幸せなコミュニティにいる人の大半は、モラルに即した行動原理を持っています。

モラル意識は人生の幸福度を測るバロメーターと言っても過言ではなさそうです。

周りから「モラルがない人間」と思われないよう、ひいては周りや自分自身がともに幸福であるためにも、常に自分自身のモラル意識や振る舞いをアップデートしたいですね。

Written by はるお

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