『ぼっちになりやすい人』の3つの特徴

学校や職場など、私たちは多くの人間関係の中で生活しています。しかし、中には誰ともうまく馴染めず、孤立してしまう人も少なくありません。

では、いつも1人ぼっちになる人にはどんな特徴があるのでしょうか。今回は、ぼっちになりやすい人の特徴を5つご紹介します。

あなたにも当てはまる? ぼっちになりやすい人の3つの特徴

人見知りで社交的に振る舞えない

人見知りで社交的に振る舞えない

人見知りで社交性が低い人は、ぼっちになりやすい代表的な特徴です。

この手のタイプは、初対面のときに人見知りが発動するため、自分から話しかけたり、笑顔で接したりすることが大の苦手。

人一倍緊張や恥ずかしさを感じやすく、打ち解けるまでに時間がかかります。

慣れてしまえば問題ありませんが、入学や転職などの環境の変化ではかなり苦労することも……。

極度の人見知りはまわりから「話しかけづらい」と思われる原因にもなるため、ぼっちになりやすいでしょう。

気分の浮き沈みが激しい

気分の浮き沈みが激しい人もぼっちになりやすい人に当てはまります。

さっきまで笑っていたのに、突然怒り出すなど、周りを困惑させることもしばしば……。

感情のまま生きているため、「怖い」「いつ怒らせるか分からない」と思われることも多いです。

喜怒哀楽は誰にでもありますが、マイナスな感情が強く出る人は、ぼっちになりやすいです。

とくにすぐキレたり、怒鳴ったりする人は要注意。

どんどん周りから人が離れていき、結果的にぼっちになってしまうでしょう。

悪口を言うことを楽しんでいる

悪口を言うことを楽しんでいる

悪口を言うことを楽しんでいる人は、他人の粗探しや噂話が大好きな人が多いです。

「〇〇ちゃんのことが嫌い」と言いながら、本人の前ではいい顔をする八方美人なところは誰しもが嫌がるでしょう。

それに、悪口は聞いていい気分になる人はいません。気分が下がるため、関わりたくないと思う人が多いはず。

一緒にいても本当の意味で楽しめないため、ぼっちになる可能性大です。

孤立するのはなぜ? ぼっちになる3つの原因

他人の気持ちの変化に敏感

他人の気持ちの変化に敏感

ぼっちになりやすい人は、他人の気持ちの変化に敏感な人が多い傾向にあります。

最近では、繊細さんと呼ばれる人も増えてきていますが、共感能力が高い人が当てはまります。

相手が落ち込んでいると「私のせいかも……」「嫌われてしまったかな? 」と考え、1人でモヤモヤしてしまうことも。

マイナスな変化に気づきやすく、自分のことのように考えてしまいます。

その結果、人と関わることが億劫になり、気づいたらぼっちになっていた…… なんてこともあります。

過去にトラウマを抱えている

いじめや裏切りなど、過去のトラウマが原因でぼっちになる人もいます。

・親友だと思っていた人に裏で悪口を言われていた
・大好きだった恋人に浮気をされた
・同僚の仕事のミスを押しつけられ、会社内で悪者にされた

こんな経験をしたら、立ち直ることは簡単ではありません。

それどころか「2度と傷つきたくない」「また同じ思いをするかも」といった警戒心や不安感の方が強くなります。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低いことも、ぼっちになる原因の1つ。

自分に自信がないので、他人からの評価を過度に気にして「私もそう思う」と共感するばかり。本音を言えなくなることもしばしば。

これは嫌われたくない気持ちの表れです。

好かれるためにまわりに合わせていたとしても、1人ぼっちになってしまう人も少なくありません。

ぼっちになった筆者の体験談

筆者もぼっち経験者の一人です。

大学の頃、学科が一緒だった5人と常に行動していました。その中でもAと1番仲がよく、毎週のようにお泊り会をするほどでした。

関係が壊れ始めたのは大学2年生になった頃。いつも通り教室に行くと、私の席だけありませんでした。おかしいなと思いつつ「おはよう! 」と声をかけると、まさかの全員無視。

Aに「何かあった? 」と聞きましたが、「別に……」とよそよそしい答えが返ってきました。授業が終わり、5人に話しかけようとしましたが、私を置いてそそくさと教室を出て行ってしまいました。

モヤモヤを抱えたままその日が終わり、家に帰ってSNSを見ると、5人のうちの1人が明らかに私のことだと分かるような悪口を投稿していました。私から彼女に連絡をし、電話をすることに。電話では、わけも分からないまま30分間罵倒され続けました。

その後、Aに連絡を取り、話を聞いたところ、A以外の4人が私に不満を抱いていたとのこと。「彼氏優先で男好き」「自分の意見ばっかり」といった不満があったそうです。

Aからは「私はあなたのことが大好きだったけど、仲間外れにされるのが怖くて一緒に悪口を言った」と告げられました。

もちろん私にも悪い部分はあったと今でも思います。ただ、そのときはあまりにもショックすぎて、大学に行けなくなりました。

この一件から私は1人ぼっちになり、大学3年生の春に学校を中退しました。彼女たちのことだけが中退の理由ではありませんが、後悔は全くないです。

大人になった今、他人の気持ちを考え、優しさを持って接することを心がけています。ある意味人との関係は脆く、ちょっとした言動が原因で壊れることもあるんだと学べたいい経験でした。

ぼっちを卒業するためにすべきこと

ぼっちを卒業するためにすべきこと

ぼっちを卒業するためには、客観的に自分を振り返ることが大切です。ぼっちになる原因が自分にあるのか、改善するためにはどうすべきかを考えましょう。

もちろん、1人ぼっちでいることが悪いわけではありません。過去のトラウマや自信のなさが原因で、自ら1人でいることを選ぶ人もいるからです。

友達が多いから優れているわけではなく、自分がどれだけ幸せに過ごせるかが最も重要です。

ぼっちになりやすいのには理由がある! 自分を見つめ直してみよう

今回は、ぼっちになりやすい人の特徴を5つご紹介しました。ぼっちになりやすい人は、心の中に不安を抱えていることも多いです。

「嫌われたくない」「皆から好かれたい」という思いが、かえって孤立に繋がってしまう場合もあります。

これをきっかけに、自分を見つめ直し、今後の人との関り方の参考にしてください。

Written by danon

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