「若作りと若々しいの違いってなんだろう?」
境界線があいまいなので、明確な違いがわからない人も多いでしょう。
そこで今回は、「若作りしている人」と「若々しい人」のファッションやメイク、考え方の違いを解説します。
実は周囲から「若作りしている人と思われていた」とならないように、チェックしていきましょう。
「若作り」と「若々しい」の違いは紙一重だったりします。
そこでまずは、それぞれの定義を解説します。
若作りしている人は、実年齢よりも若く見せることだけにこだわりすぎて、逆に痛々しいほどに年齢が際立っている場合が多いです。
若さに固執するあまり、自分の年齢を無視している状態ともいえます。
たとえば、40代になっても20歳の頃のようなミニスカートを履いていたり、派手なメイクをしたり……。年相応ではない若い頃の服装や、年齢を隠すための濃いメイクはかえって老けて見られます。
ムキになって若く見せようとしていると、周囲の人から「若作り」と思われてしまうでしょう。
若々しい人は、無理に若く見せようとせず、年相応のキレイを目指しています。
年齢を受け入れて、おしゃれを楽しんでいる人は若々しい印象を与えます。
たとえば、若い頃のメイクが似合わなくなったら「今の自分を素敵に見せるメイクはなんだろう?」と考えられるかどうかですね。
流行のアイテムを取り入れながら、自分にも周りにも心地よいおしゃれを楽しんでいるかがポイント。
年齢を重ねることでより一層、知性や品格が溢れる人は若々しく魅力的です。
具体的に、「若作りしている人」と「若々しい人」の服装の違いを見ていきます。
若作りしている人は、自分の好みだけを重視した年齢を考慮していない服装が多いです。
たとえば、40~50代でフリルやリボンがついたガーリーファッションをしていると、周りから「イタイ人」と認識されてしまうことも。
もちろん、自分が着ていて気分が上がる身なりをすることは大切です。
しかし、顔の雰囲気や年齢に合わない服装を着て無理に若々しさを出そうとすると、若作りしている人になります。
好みだけで服を選ぶのは注意しましょう。
若々しい人は、自分に似合うファッションを理解していて、気持ちが上がる服を選んでいます。
流行をうまく取り入れているかもポイントのひとつ。ファッションでもメイクでも、必ずトレンドがあります。
その流行をすべて取り入れるのではなく、自分に合いそうなトレンドだけを意識してみるのがおすすめ。
年齢を考慮していて、バランスがとれた服装の人は若々しく見えますね。
つぎに、「若作りしている人」と「若々しい人」のメイクの違いを紹介します。
「メイクのやり方が若いころのまま」「年齢をメイクだけで隠そうする」これらは、逆に老けて見える原因になります。
なぜなら、若々しく見えるためには、年齢に合わせたメイク方法が大切だからです。
大粒のラメをつけたり、バサバサのつけまつげをつけたりしていると、かえって老けて見えることも。
若々しさを求めるあまり派手なメイクをすると、痛い印象になりがちなので気をつけましょう。
若々しい人は、ナチュラルメイクで上品な雰囲気があります。
シワやシミを厚塗りで隠さず、自然な仕上げで引き算メイクができる人ですね。ポイントは、際立たせる部分とナチュラルに仕上げる部分を考えてバランスを考えること。
またナチュラルメイクでも充分なくらい、素肌のケアができているかも大切ですね。
メイクだけに頼らず、肌にハリやツヤがある人は、実年齢よりも若く見えますよ。
つぎに、「若作りしている人」と「若々しい人」の考え方の違いを紹介します。
若作りしている人は、若かった頃の自分にばかり意識が向いています。
女性の魅力は見た目だけにあると、決めつけてしまっているのかもしれません。
自分はリボンがついた年齢に似合わない服装をしているのに、「あの人は〇歳なのに派手な服装だ」なんて人のことばかり批判している場合も要注意。
見た目のことばかり言うと、周りの人から敬遠されるでしょう。
若々しい人は「年齢を重ねた今の自分」に意識が向いています。
そんな人は、年齢に合わせてメイクやファッションをアップデートして楽しんでいます。
作り込みすぎず、素の魅力を活かすことができる人ですね。美しく歳をとった結果、若々しく生き生きした雰囲気が溢れるでしょう。
周囲から「いい歳の重ね方をしているな」と思われる人は、同時に若々しさも兼ね備えています。
今回は、「若作りしている人と若々しい人の違い」をご紹介しました。
結論、若作りしている人は、年齢にこだわり見た目ばかりを気にしている人。
反対に、若々しい人は年齢にこだわらずに自然体な人です。
歳を重ねることを楽しむと、結果的に若々しい印象につながりますよ。
Written by ゆいまる