仕事や恋愛にも影響大!? つい言ってしまうネガティブな口癖5つ

あなたは日常でつい言ってしまう口癖ってありますか?

口癖って無意識のものですから、改めて聞かれても、すぐには思い浮かばないかもしれませんね。

その口癖が、ポジティブな言葉なら良いのですが、ネガティブな言葉なら要注意です。

ネガティブな口癖が心や周りに与える影響

ネガティブな口癖が心や周りに与える影響

日本には昔から「言霊」と言う言葉があるように、言葉がその人に与える影響は大きいと言われています。ネガティブな言葉を使うことで、心にどんな影響があるのでしょうか?

ネガティブなセルフイメージが作られてしまう

例えば大きな仕事を任された時、「私にできるはずがない」ついそう思って口に出してしまいませんか?

すると潜在意識(自分では意識できない無意識の領域)は「そっかー、できるはずないんだね」と素直に受け取って、知らず知らずに、本当にできない状況を作り出して行くのです。

恋愛でも、友達との会話で必要以上に「私モテないから」と言っていると、無意識にモテない行動をとってしまったり、表情や雰囲気が自信のないオーラを醸し出してしまいます。

それが繰り返されるうちに、自分のセルフイメージが「できない人」「モテない人」になっていき、現実の自分の立ち位置も同じようになっていきます。

潜在意識に「冗談」は通じない

また、人間関係の中で謙遜のつもりで自虐したり、「私なんて」と言う言葉を使ってしまうことってありますよね。

「自分を下げることで相手を持ち上げる」と言うコミュニケーションの手法ではありますが、潜在意識には「冗談」が通じません。

円滑なコミュニケーションのつもりで発した言葉や、冗談もそのまま自分のセルフイメージとしてインプットされてしまいます。

周りからの扱いも悪くなる

いつもネガティブな発言をしている人と一緒にいて、少なくとも良い気分にはなりませんよね。ネガティブな発言は、その場の空気や相手の気持ちも重くしてしまいます。

また、自分に対してのネガティブな発言が多く、セルフイメージが低い人に対して、周りの人も無意識のうちに雑な扱いをしてしまいがちなのです。

自分のことを大切に扱っている人のことは、周りも「大切にしないと」と感じ、自分のことを低く見積もっている人に対しては「この人にならいいか」と感じてしまうものなのです。

恋愛においても、ネガティブな発言が多いことで、大切にされにくくなってしまいます。

ネガティブな口癖&言い換えチェックリスト

ネガティブな口癖&言い換えチェックリスト

この中で、日常で使ってしまっている口癖はありますか?また、ネガティブな口癖が出そうになった時、どう言い換えたら良いのかも一緒に記載しました。いくつ当てはまっているかチェックしてみてくださいね。

疲れた→よく頑張った

仕事おわりについつい言ってしまいがちな言葉ですよね。でも口に出すことで更に疲れを感じてしまいます。

「あー、今日も頑張ったなー」と自分を労う言葉に変換してみるのはどうでしょう?

可愛くない→伸び代がある

つい鏡を見るたびに言ってしまう(思ってしまう)ことはないですか?

無理やり自分のことを「かわいい」と言うことに違和感があるなら「伸び代がある=これからもっとかわいくなる!」と言い換えてみませんか?

忙しい→人気がある

常に「忙しい!」と言っている人に対しては、隙がなく、誘いずらい雰囲気を出してしまうため、恋のチャンスを逃してしまうことも。ついつい表情も険しくなってしまいがちです。

忙しいと言うことは、それだけ人から必要とされ、人気がある証拠です。心に余裕がなく「忙しいー!」と言ってしまいそうになる時は、「人気者ってことだよね」と笑顔を作ってみてくださいね。

やっぱり〇〇だった→たまたま〇〇だった

「やっぱりできなかった」「やっぱり無理だった」仕事や恋愛でうまくいかないと、つい言いたくなりますよね。しかし「やっぱり」と言う言葉はネガティブなセルフイメージを強固なものに確定してしまう言葉です。

「やっぱり」ではなく「たまたま」今回はダメだっただけで、次はうまく行く!と成功に繋げる言葉に変換していきましょう。

自分なんて→自分だから

ネガティブな口癖で最も気を付けたいのがこの言葉です。「自分なんて」は、自分の価値を自分で下げてしまう言葉です。

コンプレックスがあるとつい、口に出して自分を卑下してしまいそうになりますが、そんな時こそ「自分だから」に変換して、自分にしかない魅力に目を向けてみましょう。

ネガティブ脱却への3ステップ

ネガティブ脱却への3ステップ

ここまでは、ネガティブな口癖が及ぼす影響についてお話ししましたが、ネガティブな気持ちってすぐには消すことは難しいですよね。ここでは、ネガティブから脱却する3ステップをご紹介します。

ネガティブな気持ちを吐き出す

気持ちを我慢して無理やりポジティブになろうとすると、ダイエットと同じでリバウンドがおこってしまいます。

まずは思い切り紙に気持ちを書き出したり、信頼している人や専門家に話を聞いてもらって、気持ちの整理をしましょう

気持ちを認めて寄り添う

まず伝えたいことは「ネガティブになる」こと自体が悪いことではないと言うこと。

ネガティブな気持ちになったり口癖となって出てしまうと言うことは、それほど自分が頑張って生きているからであり、「ちょっと休憩したら?」と言うサインなのです。

ネガティブを悪いものとせず、そんなふうに思ってしまう自分の気持ちに寄り添って認めてあげましょう。

ポジティブに変換できるか視点を変えてみる

気持ちが落ち着いたら、少し視点を変えてみましょう。前項のようにネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換できるか考えてみましょう。

ネガティブな口癖がつい出てしまったら「今のはキャンセル!」と言えばOK。そして意識的にポジティブに言い換えてみる癖を付けてみてくださいね。

「言葉が変われば行動が変わる」

ガンジーの有名な言葉ですよね。それほど言葉が持つ力って偉大なものです。ポジティブな言葉に変換することで、自分の意識や行動が変わり、仕事や恋愛にも良い影響があるはずですよ。

Written by 花山こころ

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