いつもなぜか女性を不機嫌にさせてしまうのは、あなたの余計な一言のせいかもしれません。
女性は、男性の言葉に敏感。「余計な一言だな」と感じた瞬間に、盛り上がっていた気持ちが一気に冷めてしまうことがあります。
ここでは、婚活や恋活を妨げる余計な一言について紹介します。
「パーティで初めて会った人に『かわいい』を連発されて、逆に疑ってしまいました。見た目だけじゃなく、ちょっと動いただけで仕草までかわいいなんて、胡散臭くないですか」(22歳/女性)
「気になっている職場の同期に仕事中『意外に上手くできたね』と突然言われました。なんで上から?」(27歳/女性)
「かわいい」と女性を褒める言葉も、連発すれば余計な一言になってしまいます。そして、上から目線の言葉も禁物。男性は褒めたつもりでも、女性はバカにされたようで、性格の悪さを垣間見たような気持ちになります。
相手を褒める一言は、たまに言うくらいのほうが丁度いいのかもしれません。
「気になっている人にさり気なく、好みの人ってどんな人かと聞くと『好みっていうのはないけど、たくさんピアスつけてる人は恋愛対象外かな』とニヤニヤしながら言われました。私、5つついてますけど? 冗談っぽかったとはいえ、人をディスる彼の性格の悪さを知って、嫌いになりました」(24/歳女性)
「『自転車に乗れないなんて、人としてないよね』と笑いながら言われたけど、たかがそんなことでそこまで言われる必要ありますか。全然笑えませんでした」(30歳/女性)
「恋愛対象外」とか「人としてない」という言葉を聞くと、自分を否定されたような気持ちになりますよね。特に、気になっている相手からこのようなことを言われると、ショックどころか、怒りに変わることすらあります。
「話の間があくと、いちいち『太った?』とか『痩せた?』とか聞いてくる人っていますよね。雑談の定番ネタなのかもしれないけど、聞かれたこっちは不愉快です」(28歳/女性)
「私の隣にいる後輩に『ちっちゃくて可愛いよね』と言った男の同僚。私の身長は170センチ……。無神経過ぎませんか」(25歳/女性)
体型やスタイルに関する話題は、女性にはNGです。スタイルにコンプレックスがある女性は多く、どれだけ相手を褒めるつもりで言ったとしても、余計な一言になってしまう可能性が高いからです。
男性には、女性に「痩せた」といえば喜んでもらえると思っている人が多いと思います。確かに、痩せたと言われて喜ぶ女性はいますが、「前の私はデブだったって言いたいの?」とか「痩せたってことは、やつれて老けたって思ってるの?」などと捉えてしまう人もいます。
また「小さくて可愛い」と言われた女性は、「え、胸も小さいと思われてる?」など、皮肉に捉えてしまうことがあります。
体型に関する発言は、ネガティブに受け取られてしまう可能性が高いので、言わないほうがいいでしょう。
余計な一言を言ってしまう人は、自分が発する言葉を意識していないことが多いです。思ったことをそのまま口にするのではなく、一度自分の言葉を意識してみてください。
皮肉に聞こえるような言い回しをしていないか、乱暴に聞こえる言葉ではないか、堅すぎる印象を与えていないかなど、「相手がどう思うか」ということを焦点に考えてみることで、自然と感じの良い言い方ができるようになります。
頭の中で思い浮かんだ言葉をポンポン口に出してしまうと、相手に畳み掛けるように早口になってしまいます。
言葉を口にする前に、一旦待つということをしないから、余計な一言かどうかを判断することができずに、相手を不愉快にさせてしまうのです。
余計な一言を防ぐには、いつもよりも間を取って、ゆったり話すように心がけることです。自分が話そうとしているひとつひとつの言葉を意識することで、余計な一言を防ぐことができますよ。
余計な一言を言ってしまう人には、サービス精神旺盛な人が多いです。相手を喜ばせようを思うあまり失敗してしまうので、話すことがないときは、無理して話す必要はないと心に留めておきましょう。
会話の間は、ほとんどの人にとってそれほど気になるものではありません。会話の間を埋めるために必死になるのではなく、なにか話したいことが浮かんできたときだけ、自分のタイミングで話すようにしましょう。
余計な一言は、男性にとっては何気なく発したのもであっても、女性にとっては心の奥底にいつまでも引っかかるものになります。せっかく芽生え始めた恋の芽をあっさり摘み取ってしまうものになりかねません。
特に、思ったことを無意識に言葉にしてしまうという自覚がある人は、一呼吸おいてから相手に伝えるようにしてくださいね。
Written by さあや