カッコつけている人は、かえってダサいと思われている可能性大!
本当にかっこいい人は、単にカッコつけている人とは違うマインドを持ち、それが言動に表れているものです。では、本当にかっこいい人とはどのような人なのでしょうか。
本当にかっこいい人とカッコつけている人の違いがどこにあるのか、その違いについて紹介します。
カッコつけている人は、何かと人より優位になりたがります。
人を見下すことのできる立場にいることに優越感を感じ、偉そうにしている自分のことをカッコいいと思って、勝手に自己満足しているのです。
カッコつけている人の行動は、すべて自分のためのものです。人に親切にする時も、親切にしている自分の姿に酔っていることがあり、周りにどう映るかも意識しています。
人のためにすることも、結局は自分のため。カッコつけている人は、ナルシストであることが多いです。
お金もないのにブランド物で着飾ったり、高級外車に乗ったり、カッコつけている人は見栄っ張りであることが多いです。
ただ、いくら着飾って、高級品を所有したとしても、実力がないために余裕がなく、無理をして背伸びをしていることが周囲からまるわかりなので、かえってかっこ悪く見えてしまいます。
カッコつけている人の一番の目的は、モテたいというところにあります。カッコつけるのは、女性に自分をアピールしたいから。
好きな女性の気を惹きたいとか、女性にチヤホヤされたいという願望が表れています。
カッコつけているだけなのか、本当にかっこいいのかは、余裕の見せ方に表れます。
カッコつけているだけの人は、余裕だという気持ちを周囲に示すために、いつもより態度が大きくなります。
周りの迷惑も顧みず、図々しい振る舞いを見せつけて強さを誇示しようとするので、かえってカッコ悪い印象になります。
本当にかっこいい人は、余裕を見せようと頑張るのではなく、平常心で落ち着いて対応することができます。
本当にかっこいい人には、心の余裕がすでに備わっているのです。
カッコつけている人の焦点は、自分です。
たとえば他人に優しくする時、もちろん相手の喜ぶ顔は想像しますが、自分がどう見られるか、周りがどう反応するかを密かに意識しています。
本当にかっこいい人は自分ではなく、相手にフォーカスして行動することができます。
損得勘定なく、周りにどう思われるかなども考えず、すっと救いの手を差し伸べることができます。
大きなミスをしたり、上司からキツく叱られたり、落ち込むようなことが起きた時、カッコつけている人は強がって、明らかに無理をして明るく振る舞うような態度をとります。
逆に「何が悪いんだ」と逆ギレして自分の正当性を主張し、相手の悪口を言うなど開き直るようなこともあります。
本当にかっこいい人は、強がってわざと明るく振る舞うようなことはせず、事実を淡々と受け入れ、周りを心配させない程度に落ち込んだ素振りを隠しません。
すぐにポジティブに切り替えることができ、叱られた相手にアドバイスや改善法を請うことができる素直さを持ち合わせています。
カッコつけている人は、公共の場所で横柄に振舞うことをかっこいいと思っていることがあります。
たとえば、電車で席に座る時わざと二人分の席を独り占めしたり、お店の人を見下すような態度を取ったりして、「自分は特別な存在なのだ」と変なアピールで悪目立ちしてしまいます。
本当にかっこいい人は、常識と思いやりがあります。当たり前にマナーをきちんと守り、周りの人への気遣いも忘れません。
カッコつけている人は、褒められた時、意外にも「え、そんなことないですよ」とか「僕なんてまだまだですよー」と大げさに謙遜します。
控えめな自分の姿を客観視し、「俺っていいやつ」と誇らしげに笑っているような、曲がったところがあるのです。ただこれでは、せっかく褒めてくれた人の好意を無駄にしてしまっていることになりますよね。
本当にかっこいい人は、褒められたときに「ありがとうございます」とか「嬉しいです」などと、相手の好意を素直に受け取ることができます。
これは、相手に対しての敬意があるからで、決して相手の言っていることを否定するような、無駄な謙遜をすることはありません。
本当にかっこいい人は、自分を演出するためにわざとカッコつけるようなことはせず、自分に正直です。
一方、カッコつけている人は、『モテたい』とか『すごい』と思われたいなど、言動に承認欲求が透けて見えることが、ダサく見えてしまいます。頑張って背伸びをしている様子は痛々しく見えることが多いのです。
本当にかっこいい人になりたいと思うなら、まずは肩の力を抜いて、ニュートラルな自分でいることを心がけるといいのかもしれませんね。
Written by さあや