女性なら一度は憧れるであろうハイスペ男子との結婚。しかしすべてが完璧な男性が溢れるほどいる訳ではなく、理想を掴める女性も一握りです。今回はハイスペ男子と結婚した4人の女性から結婚体験談と共に、ハイスペ婚についてのいろはを聞きました。理想の結婚を追い求める女性は必見です!
そもそも「ハイスペ男子なんて望んでない」「普通の人と結婚したいだけ」と主張する女性も多いでしょう。しかし「普通の男性」を年収600万円と定義したとすれば、それは「ハイスペ男子」の誤りです。
令和2年国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、男性の平均給与は532万円とされています。つまり年収だけで考えれば532万円以上は平均以上といえるのです。あなたが望む結婚相手は普通の男性ですか? 平均以上を望むのであれば、ハイスペ男子との結婚を希望している、とまずは心得るべきでしょう。
ではさっそくハイスペ男子との実際の結婚生活について、女性たちに伺いました。
「共働きで同業者なので、結婚生活はお互いに理解があり助け合い、楽しくやっています。結婚と同時に新築マンションを購入し、家事は適度に外注しながら生活しています」(29歳/女性/教育系専門職)
「私は専業主婦です。銀行員の夫は家事も仕事も両立してくれて、とても助かっています。お金に関してしっかりとしているので、将来のこともよく考えてくれていて有り難いです」(28歳/女性/専業主婦)
意外なことに、共働きと専業主婦、半分ほどに分かれました。いずれにしても、幸せな結婚生活を送っている人が多いようです。「夫の仕事が忙しくて、家事育児のワンオペが大変」といった意見を想定していましたが、不満や愚痴の声はありませんでした。ハイスペ婚では外注の手段があるので問題にならないのかもしれません。
次にハイスペ男子と出会う方法として、結婚相手とどこで出会ったのかを聞いてみました。
「クラブで踊っていたら、声をかけられて、付き合い始めました。いわゆる、ナンパです。翌日にまた会う約束をした時も、まさかハイスペ男子だとは思っていませんでした」(52歳/女性/専業主婦)
「同業者として仕事で出会い、付き合って数ヶ月で結婚を決めました。お互いに20代後半にさしかかり、結婚相手をそろそろ決めたいタイミングだったのが良かったのだと思います」(29歳/女性/教育系専門職)
「ハイスぺ男子限定のお見合いパーティーに5000円の会費で参加しました。初めて参加したそのパーティーでラッキーなことに、すぐカップルとなり、音楽の趣味がたまたま同じだった為、急速に仲が深まり、約1年後結婚しました」(49歳/女性/フリーランス)
「なれそめはマッチングアプリでした。大学生からの出会いです」(28歳/女性/専業主婦)
出会いの場は人それぞれ。ただしお見合いパーティー・マッチングアプリといった声があがったように、恋愛や出会いに積極的であった様子がわかります。ハイスペ男子との結婚を望むのであれば、行動力が必須です。
最後にハイスペ男子との結婚に向いている女性の特徴を、どのように考えるか聞いてみました。
「『一人でも生きていけるけど、同じく頑張っている人と一緒に居たらもっと楽しい』という考えの女性が、ハイスペ男子との結婚に向いていると思います。夫の年収が自分よりずっと高かったり、自分より忙しいと、卑屈になったりパワーバランスが偏ったりしがちです。平等でお互いに尊敬し合う関係を求める女性が向いていると思います」(29歳/女性/教育系専門職)
「ハイスペ男子と付き合うには、自分もある程度ハイスペ女子であるべきです。身の丈にあった人でなければ、始めはごまかせても、長い年月は過ごせません。情報の入ってくる環境、友人や仕事仲間など、自分もある程度ハイスペでなければ、普段の会話も成り立たないし、生活の中のいろいろな決めごともスムーズにはいかないと思います。相手の収入に頼らず、『一人でも生きられます』ぐらいの女性の方が向いています」(49歳/女性/フリーランス)
「自分が楽したいとか自慢したいとかではなく、相手を立てたりよく話を聞いてあげるタイプが合うと思います」(28歳/女性/専業主婦)
ハイスペ男子との結婚を自慢するような女性ではなく、自立し、対等な立場でいられる女性がよいとの意見が目立ちました。結婚生活はお互いを尊重しあえる関係でいることが重要です。
その点やはり、少なからず夫の話を理解できる程度の教養や、夫からも尊重されるべき存在でいるのが理想的ですね。
ハイスペ男子との結婚を目指すのであれば、ヒントは経験談の中にあります。目標に向かってやみくもに走るのは、何事も効率的ではありません。
ハイスペ男子に焦点を絞った出会いを積極的に求めると同時に、自分のポテンシャルも高めていくことこそが、ハイスペ婚への近道であるといえるでしょう。
Written by 田中なお