あなたの周りに嫌味を言う人はいますか? 嫌味を言われたら嫌な気持ちになりますよね。職場に嫌味を言う人がいたら毎日仕事に行くのがつらくなることも。
嫌味を言う人にはある共通した心理があります。今回は、嫌味を言う人の心理と、嫌味を言われた時の対処法をご紹介します。
嫌味を言う人の心理としてよくあるのが「うらやましい」という心理です。
友人の結婚の報告や同僚の昇進など、自分がまだ手にしていないことに対してうらやましく感じ、素直に喜ぶことができないのです。
「結婚しても不倫される可能性だってあるしね」など、あえて嫌味を言ってうらやましく思わないようにしているのです。
完璧主義の人は、人のミスや悪い所に目が行ってしまいがちです。職場などで自分と同じレベルで仕事ができない人に対して不満が溜まり、つい嫌味を言ってしまうのです。
完璧主義の人は、何事も真面目に取り組む長所ではありますが、他人にも同じレベルを求めてしまうことで、嫌味が多い人に見られてしまいます。
嫌味を言う人の中には、単純にストレスを発散のために八つ当たりをしている人もいます。
特に、自分より弱い立場の人に対して嫌味を言うことが多く、自分に何も言い返してこないことをいいことにストレス発散をします。
普段からストレス発散ができていれば、誰かに八つ当たりする必要はありません。このタイプの人は自分でストレスを発散することが苦手なタイプなのです。
自分に自信がないために嫌味を言ってしまう人もいます。自分に自信がない人は、周囲の人との差を感じ不安になりやすい傾向があります。
嫌味を言って、相手の評価を下げることで自分の精神状態を保とうとするのです。
嫌味を言われたら「そういう考えもあるんですね……アドバイスありがとうございます!」と感謝の言葉で返してみましょう。
嫌味を言った側は、「嫌味を言ったつもりなのに……」とあっけにとられてしまいます。嫌味として捉えられなければ、それ以上嫌味を言う気にならないでしょう。
嫌味を言ってきた相手に対して質問で返すのも効果的です。「ホント仕事が遅いんだから……」と嫌味を言われたら「どうしたら仕事が早くなりますか? アドバイスください!」と質問で返してみましょう。
嫌味を言う人は嫌味を言いやすい相手を選んで言ってきます。質問で返されるとめんどくさくなってしまうので、嫌味を言うのはやめよう……と思うことでしょう。
嫌味を言う人の中には、相手の嫌そうな顔を楽しむ人もいます。無反応で全く聞こえていないフリをすれば、反応がなくてつまらない……と嫌味を言うのをやめるかもしれません。
嫌味を言う人の心理と、嫌味を言われた時の対処法を解説しました。嫌味を言われたら、どういう心理が当てはまるのか、どう対処するのか参考にしてみてくださいね。
Written by KOIGAKU