あなたは「結婚」にどんなイメージを持っていますか?
愛する人と一緒に暮らすことができる結婚生活にバラ色の幻想を抱いている人は多いでしょう。もちろん、「夢」に描いたような幸せいっぱいの結婚生活を送ることができる人はたくさんいますが、結婚したことで見える「現実」を目の当たりにして嘆く人もいます
結婚は果たして本当にカップルのゴールなのか、既婚者の意見を参考にしながら、夫婦円満の秘訣を考えてみましょう。
「大事なプロジェクトを任された時、目の前のやるべきことにいっぱいいっぱいでした。日中会社にいる間は気力も体力も限界でしたが、家に帰って妻の顔を見るとなんだかスッと楽になるような気がして。妻は一切仕事のことを聞いてこないので、家では重圧から解放されたようでリラックスできました。大変な仕事を乗り切れたのは、パートナーの笑顔のおかげです。(30歳/商社勤務)」
「独身の頃はバレンタインやクリスマス、年末年始の雰囲気が嫌だったけど、今はイベント毎のデートや行事が楽しみなので、季節が近づくと少しだけテンションが上がります。(26歳/サービス業)」
「新婚の時は相手のペースに合わせるのが苦痛だったけど、今では合わせることが当たり前になりました。毎日、とびっきりの嬉しいハプニングばかりが起こるわけじゃないけど、何事もない平穏な毎日が幸せなのかなぁと思います。(38歳/公務員)」
共通しているのは、相手がいることで感じられる心の穏やかさです。一緒にいて落ち着くとか、同じことを楽しめる結婚生活というのは、男性にとって最高の「癒し」になるのです。
「時間、お金などの自由が少なくなって、前みたいに思う存分遊べなくなった。たまには息抜きしたいのに、何かと連絡をよこせと言われるし、独身時代に戻って羽を伸ばしたいと思う時がある。(23歳/建築業)」
「付き合っている時はいつも可愛かったけど、生活をするようになってから『女』というよりも『同居人』のように感じる時が多くなりました。なので、最近セックスレス気味です。(27歳/金融)」
男性に多い不満は、結婚生活によって自由がなくなること。既婚者の中には、一人になりたいという意見も多く目立ちます。
また、妻にはいつまでも可愛くいてほしいと思うのが男性の本音です。特別な時にしか化粧をしなくなったとか、日中ずっと家着でいるなどの人は気を付けた方がいいかもしれません。
既婚男性を対象にしたあるアンケートによると、不倫経験のある男性は4割近くという結果が出ました。
不倫をするきっかけとなるものは人それぞれですが、妻とのマンネリ化や不満があるなどの理由が多く、日頃の家庭でのストレスが大きな引き金となっているようです。
中には、魅力的な異性がいたからという短絡的な理由の人もいますが、いずれにしても心に隙があるからこそそこに女性の存在が入り込みやすくなり、不倫ということになってしまうのです。
・たまにはそれぞれで行動する日を作る
・定期的にデートをする
・スキンシップを欠かさない
・メイクやファッションに手を抜きすぎない
・相手を追い詰めない
男性はいつでも自由でいたいもの。束縛されることに疲れると相手の存在がうっとうしくなります。休日だからと言って必ずしも夫婦一緒に出かけるのではなく、時にはお互いに別行動する日を作りましょう。
家の中にばかりいると「生活」という現実ばかりが目に映り、パートナーに対する新鮮さを失ってしまいます。たまには外でデートすることで、お互いへの思いもリフレッシュできるかもしれません。メイクやファッションでドレスアップした妻の姿に惚れ直してもらえるチャンスともなります。
結婚生活が長くなると手を繋いだり、キスしたりなどは減りがち。ですから、積極的にスキンシップしてくださいね。
お酒などを飲みながらゆっくり話す時は、女性が聞き役に回ることがポイント。男性は認められたい願望が強いので、説教じみたアドバイスや理論的な話をされることを嫌います。「うんうん」とただ頷くだけでもいいので、男性にとっての癒しの存在となるようにすると、二人の関係も上手くいきますよ。
結婚生活に対する既婚男性の様々な本音はいかがでしたか。家庭やパートナーを心のよりどころにしている人は「幸せ」と答える率が高く、なんらかの窮屈さを感じている人には不満が多いようです。
いつまでもお互いを男女として意識し、それぞれに干渉しすぎないことが夫婦円満の秘訣かもしれません。既婚の人はもちろん、未婚の人もぜひ参考にしてみてくださいね。
Written by さあや