大好きな彼にいきなり「ほっといてほしい」なんて言われたとしたら、女性側はびっくりしますよね。
しかしどうやら男性には、たとえ付き合っている彼女でもほっといてほしいと思う時があるようなのです。
女性からしたら理解しがたい彼のこの考え。今回はそんな「ほっといてほしい」と言う時の男性の心理に迫っていきます。
仕事やプライベートの問題などでとっても多忙な時、男性はたとえ大事な彼女にもほっといてほしいと考えてしまいます。
本当に忙しくしている時に「今何してるの? 」「今夜も会えない? 」なんてLINE(ライン)が鳴りやまなかったとしたら、うんざりしてしまう彼の気持ちも理解できなくはないですよね。
彼が最近忙しそうにしているなと思ったら、ちょっとの間ほっといてあげることも彼女としてできる思いやりの一つです。頻繁に連絡を取ったり会ったりするだけが、恋人同士の最良の形とは限りません。
仕事やプライベートの問題が解決するまでほっといてほしいと考えている彼に対して、しつこくすることは得策であるとは言えないのです。
恋人として仲良く付き合ってきていても、数か月または数年が経つと訪れてしまうのが倦怠期です。倦怠期とはお互いの存在がごくごく当たり前になってしまって、安定しすぎている良くない状態。こうなってしまうと、相手のことが好きかどうかさえ分からなくなってくるという男性も多くいます。
そんな「ちょっとほっといてほしい」と距離を置こうとしている男性に焦って、女性側がしつこく気持ちを確かめようとしてもがいてしまうのは、良くありません。
彼は倦怠期をきっかけに、あなたへの本当の気持ちを確かめたいと思っているのです。もし「ほっといてほしい、少し考える時間が欲しい」などと言われたなら、その言葉通り、しばらく距離を置くことも必要。彼が心の底からあなたを好きならば、それでも必ず戻ってきてくれるはずだからです。
これは悲しいことですが、いくら恋人同士として付き合っていたとしても、他の人を好きになる気持ちは止めることは不可能です。
彼のちょっとした火遊びや心の迷いの浮気だったら許してあげられるという女性もいるでしょうが、問題は「本気」になってしまっている状態です。本気の恋心は、誰にも止めることはできませんよね。
考えるのも辛いことですが、この状態の彼に「ほっといてほしい」と言われたとしたら「別れてほしい」と言われているも同然です。気の優しすぎる男性はハッキリと別れを言い出せず、「ほっといてほしい」との言葉で濁して彼女に察してもらおうとする場合も多いのです。
こんなことになってしまったら下手に追いすがらず、綺麗にバイバイしてあげることも必要です。その方がもしも彼が新しい恋に破れた場合に、「やっぱりアイツが一番だな」と考えて復縁できる可能性が残るからです。
追ってすがるような女性のところには、彼は二度と戻ってはこないでしょう。
大好きな彼だからこそこっちを向いてほしくてLINE(ライン)を送り続けてしまったり、「今度はいつ会えるの? 」と問いただすような態度になってしまったりすることのある人は要注意です。
そんなことをすると、男性は「しつこいな、ほっといてほしい」と思ってしまいます。男性の中には恋人同士なんだから言わなくても分かるはずとか、マメに連絡なんて取る必要はないと考える、悪い言い方をすると不精な人が多くいます。
女性の心理としては、好きな人の気持ちはいつでも確認したいし、かまってかまってという態度になってしまう人も多いですよね。この温度差で、彼に「ほっといてほしい」と言わせてしまうのです。
この状況を打破するには、彼に会えない時は自分の趣味をしたり勉強をしたりと、自分の時間を大事にできる女性になれるように心がけましょう。魅力的な女性になることができれば、彼の方も「おっ? 最近の彼女は変わったな」と思うはずです。
そんな女性ならば、彼の方がほっておけなくなります。ぜひ、自分磨きを兼ねて頑張ってくださいね!
Written by 百花繚乱