恋は、相手に見返りを求めるから苦しくなるのです。「私はこんなに彼のために尽くしているのに、なぜ彼は応えてくれないのだろう」と思い、彼から愛情を返してもらえないことから、自身の価値を感じられなくなってしまうのです。
このような状況に陥るのは、大概自分が彼を追いかけている時です。たとえカップルだったとしても、女性の方が相手への気持ちが大きいケースが多いです。また、このような状況に最も陥りやすいのが片想いとも言われています。
今回の記事では、片想いの極意についてご紹介します。
女性は、憧れの異性を追いかけるのが大好きです。「片想いなんて時間の無駄だから辞めた方がいいよ。自分の方を向いてくれる男性の相手をした方がいい」婚活するようになると、嫌と言っていいほどこのようなセリフを言われます。
とくに、結婚適齢期に片想いなんてしようものなら「まだそんなことやってるの?」と言われます。その頃になって、ようやく自分の方を向いてくれる男性を選ぼうとしてもどうしていいかわかりません。ずっと興味のある人しか追いかけてこなかったから、こちらから相手を選べないということに苦しむようになるのです。
片想いの時期が長引くと、男性から愛されることに慣れていないので相手選びも苦戦します。相手選びに妥協できない癖がついているので、婚期がどんどん遅れるのです。
もし報われない片想いを追いかけたいのであれば、見返りは絶対に求めないでください。自分の貴重な時間を失ったからといって、相手を責めないでください。
片想いが苦しいのは、相手から見返りがないことだけではありません。あなたの貴重な時間を奪われることも辛いですし、あなたがどれだけ愛を与えても相手によっては迷惑と受け取る人もいます。場合によっては、あなたが片想いをしている間に彼が他の女性と交際、または結婚することもあるのです。
片想いは、「私が勝手に好きなだけだから」と思うくらいが丁度いいです。辛いかもしれませんが、片想いという時点であなたは彼から選ばれていないのです。「彼をこんなに想っているのにどうして」と、悲劇のヒロインぶる女性も多いですが、あれは最も始末が悪いです。あくまで、ファンの1人のような存在だと思った方がいいでしょう。
片想いは、相手に何も期待できません。なぜなら、彼はあなたを選んでいないからです。彼に大切にされたいのであれば、まず彼から選ばれる必要があります。あなたが彼にアプローチしても「また今度」とはぐらかされるようなことが続くのであれば、追いかけることがどんどん辛くなっていくでしょう。
それでも片想いをする女性は、好きな人が他の誰かと交際したり結婚するまで諦めがつかないのです。また、片想いが好きな女性はすぐに両想いになれる男性を下に見る傾向があります。すぐに手に入る男性より、なかなか手に入らないからこそ価値があると思っているのです。
しかし、片想いの彼から見たらあなたに価値はありません。人によっては、都合よく使って捨てるようなこともあります。
それでも、あなたは片想いに耐えられますか? 上記のことを全て出来るのであれば、辛く苦しい片想いを続けてください。くれぐれも「ああ、私もそろそろ結婚したい」と思った頃に結婚適齢期が過ぎているなんてことのないように、気をつけてくださいね。
Written by みくまゆたん