人間は輪廻転生を繰り返し、その時の記憶はリセットされて生まれ変わる……こんな話を聞いたことはないでしょうか。
前世で出会った人とは現世で再び巡り合うという話もありまして、初めて出会った人なのに初めて会った気がしない、なぜか昔にも会ったことがあるような気がする……。そんな不思議な感覚にさせてくれる人を「ソウルメイト」、または「運命の人」といいます。
オカルトな話ではありますが、どこかロマンを感じずにはいられません。
初めて会ったのに、初めて会った気がしない。割とこういう感覚に陥った人は多いのではないでしょうか。雰囲気や話し方、どれをとっても初めて会った人とは思えない。
だけど二人は初対面。筆者も昔そういう不思議な感覚になる人と出会ったことがあります。筆者は男性でその人も男性ですが、初対面から全力で打ち解けることができ、周囲をざわつかせた思い出があります。
※注意しておきますが、筆者はノンケです。
二人で居るとなぜか幸せを感じる。お互い言葉はなくとも苦にならない。交際している・していないに関わらず、なぜか幸福感を感じてしまう。
シンクロニシティとは“偶然の一致”のこと。例えば、あなたが大切にしている物が壊れた瞬間、あなたの大切な人の身に何かが起きた。映画やドラマでよく使われる設定ですが、これをシンクロニシティといいます。
幸せなことや不幸なこと、それがある人と偶然重なってしまう。行く先々で同じ人に何度も遭遇してしまう。
ソウルメイトの特徴には、その人の過去を知ると嬉しい気持ちになる、というのがあります。
空白の期間というのでしょうか。自分の知らないその人の過去や体験を聞くと、なぜか自分のことのように喜び、そして悲しむことができます。
「ああ、この人は今こんなこと考えているなぁ……」まるで超能力のテレパシーのごとく、相手の思考がなぜだか分かってしまう。これもソウルメイトの特徴として有名な話です。
「考えが読める」というと語弊がありますが、ソウルメイト同士はフィーリングが合うので、同じことを考えたり、今見たものに対して似たような感想を抱くのです。
言葉がなくとも相手の気持ちを理解できてしまうので、一緒に居ても自然体で過ごせるのです。
好きな人や恋人が、自分以外の異性と楽しく会話している姿を見ると、嫉妬の感情が込み上げてくると思います。恋愛ではよくある話でなんの不思議もないですが、ソウルメイトの場合だと少々違います。
今まで感じたことのないほどの嫉妬心や執着心を相手に抱いてしまい、自分でも恐ろしくなるほど相手に固執してしまうのです。一歩間違えばストーカー案件です。気をつけましょう。
前世の記憶を持ったまま生まれてくる人が世界中で大勢いるのに対し、人生の途中で前世の記憶が蘇るという事例があります。
記憶が戻るきっかけは様々で、交通事故に遭った衝撃、夢の中、催眠療法で前世の記憶を強制的に呼び戻す、なんて方法もあります。
そして、ソウルメイトに出会ったことがきっかけで、前世の記憶が蘇るという話も……。
ソウルメイトはお互いが惹かれやすいと言われていますが、必ずしもそうとは限りません。ソウルメイトだと見抜くには、日頃から心の目で相手を見ることが大切。
スピリチュアルの考えによると、どうやら現代の人は頭で考えることが主で、心で他人を見ることができないのです。日頃から心の目で相手を見ようとすれば、あなたも不思議な出会いができるかもしれません。
Written by Cleva