彼氏のことは好きでも、彼氏の友達は嫌いっていうこと、ありますよね。しかし、彼氏にとっては大切な相手だけに、あまりあからさまに避けるのも難しい……どのようにすれば、嫌いな彼氏の友達とも当たり障りなく付き合っていけるのでしょうか。
「彼氏の友達」だと意識しすぎるから「嫌い。でも仲良くしなければならない」とプレッシャーを感じるのです。
その人は、あなたにとっては他人。たまたま好きな人の友達として知り合いになっただけの薄い関係でしかないので、どうしてもお付き合いしなければならないなら「彼女としての仕事」と割り切って考えてみてはいかがでしょうか。
極端に愛想を悪くするのでなければ、無理して愛嬌をふりまく必要もありません。常識的な対応さえしていればトラブルが起きたり、彼氏に恥をかかせたりする可能性は低いので、ビジネスライクに徹するようにしましょう。
今は嫌いと感じてしまっている彼氏の友達も、付き合っていくうちに「いいところもある」と分かれば好きになれるかもしれません。
あなたの好きな人が友達として付き合いたいと選んだ相手なのだから、どこかに魅力があるはず。最初から「嫌い」と決めつけてしまうと長所も短所にしか見えなくなるので、できるだけ冷静な目を持つようにしましょう。
1つでも「いいな」と思える部分を見つけられたら、それをきっかけにだんだん仲良くなれるかもしれませんよ。
「彼氏の友達だから絶対に悪く言ってはいけない」と思うと、嫌な思いをしても我慢するしかなく、ストレスがたまってしまいます。
もちろん、何かされたわけでもないのに個人的な好き嫌いで「あの人嫌い!」と言ってしまうのはよくありませんが、どうしても我慢できないことがあるなら彼氏に本音を打ち明けておきましょう。
たとえば、「二人でいたいのにズケズケと入り込んでくるから、もう少し空気を読んでほしい」、「あなたを遊びに誘いすぎるのをやめてほしい」といったことですね。
言い方には十分に気を付ける必要がありますが、彼氏にとっても大切な彼女に我慢をさせてしまうのは避けたいことのはずなので、真剣に訴えればちゃんと話を聞いてくれるはず。
「これからもあなたの友達といい関係でお付き合いをしたいから」というスタンスで切り出すのがコツですよ!
また、かっこつけたがりの男性に多いのが、彼女と二人でいる時と、友達も一緒にいる時では態度が変わるというもの。普段は優しいのに友達の前ではそっけなくなるというのは、される側にしてみるとけっこう寂しいものなので、そうした気持ちも正直に伝えてみましょう。
彼氏にも自分の友達と仲良くしてほしいという気持ちがないのなら、お互いに友人関係には干渉しないようにするという解決方法もあります。
大勢でワイワイ騒ぎたいタイプの彼だと納得してくれないかもしれませんが、無理して参加してもあなた自身が楽しくないですよね。本当に彼が自分を大切に思ってくれているのであれば、友達と会うのがつらいという気持ちも理解してくれるはずです。
ただし、干渉しないと決めたのなら、彼氏の友達のことでいちいち口を出さない覚悟も必要。「友達と遊ぶ時に顔を出してくれない上、文句ばかり言う女だ」と思われないように気を付けましょう。
あなたが彼氏の友達を嫌いと感じてしまうのは、本当に相手側の問題だけでしょうか? もしかしたら、自分との時間を奪っていくことや、彼氏が友達を褒めることに対して、嫉妬しているということはないですか。
嫉妬の気持ちはなにも彼氏の周りの女の子だけに起こるものではなく、彼氏のことが好きであればあるほど、関わる人全てに対して起きやすくなるものです。
そうした感情を持つこと自体は仕方ないし、悪いことではありませんが、彼氏が大切にしている友達なのであれば、二人がこれからも友情を温め合っていけるように応援してあげましょう。
時にはあなたとの約束より友達を優先してしまうようなこともあるでしょうが、そこで快く送り出してあげると、彼氏のあなたへの愛情もぐっと深まりますよ。
彼氏の友達との関係に悩む女の子は、決して少なくありません。中には、明らかに害となる人もいるので、そうした場合は彼氏と話し合って付き合いをやめるのも必要ですが、ただ単に自分と合わないというだけなら、できるだけ温かく見守ってあげてください。
何かのきっかけで自分とも仲良くなれるかもしれないし、彼氏にとっては特別な人なのだから、大切にすることで二人の関係もきっと良い方向に向かっていきますよ。
Written by まぁこ