女性のみなさんは、1度や2度、もしかしたら数え切れないほど彼氏をイライラさせてしまった経験があるかと思います。
急にそっけなくなったり、無口になる彼を見ると、「ああ〜、イライラさせてしまったな」と感じ取ることはできますけど、何が原因なのかはっきりわからないことが多いのではないでしょうか。
今回はその一例と、その対処法についてご紹介します。
男性の中には、彼女の中での優先順位が自分がいちばんじゃないと気に入らない人がいます。彼氏のことはもちろん好きだから優先したい気持ちもあるけど、友達も大事にしているからいつもいつも彼氏を優先させることは難しいですよね。
男性もその辺の事情は頭ではわかっているはずです。でも、自分を優先してくれない彼女につい行き場のない寂しさや怒りを感じてしまい、それがイライラとして表面にでてきてしまうことがあります。
男性って女性よりもわがままで身勝手な一面を持っていて、かといってそれを言葉にして伝えることが苦手です。だから子供みたいに拗ねたりして彼女を困らせてしまうのです。
そういうちょっと困ったちゃんの彼氏と付き合っている女性は、きちんと自分の気持ちを伝えることからはじめてください。少し面倒かもしれませんが、彼氏が納得してくれるまで自分の思いを伝えてみるべきです。
「そんなことでいちいちイライラしないでよ!」と、見てみぬフリをするよりも、ちゃんと向き合ってあげたほうが「彼女は俺のことを理解してくれている」と嬉しく感じてくれますし、彼女の気持ちが確かなものだと安心もできますから、自分が優先されなくてもイライラすることは少なくなっていきます。
彼女の機嫌が悪くなるのは大体彼氏が原因です。でもそういう時の女性の行動って、無言になったり、彼氏を無視したり。どうして機嫌が悪くなったのかはっきり言わないことが多くないですか?
こうした態度になるのって男女共通のことで、彼氏もどうして怒っているかわからないことが多いです。
それに「どうして怒っているの?」と聞いても「なんでもない」と一蹴。
なんでもないという割に、あきらかにさっきより機嫌が悪くなっている。こうなると「どうしてはっきり言わないんだよ」と、今度は彼氏がイライラしてしまいます。
こういう時ってどうして素直に教えてあげることができないのでしょうかね。
単純ですけど、機嫌が悪くなった理由を素直に教えてあげるのが一番です。そのままイライラしていれば次第に怒りも収まっていくかもしれませんが、また同じことを繰り返してしまいます。
何が原因でイライラしてしまったのか、その都度はっきり言ってあげることも大切なことです。
そうすれば彼氏も素直に「ごめん」と言えるかもしれませんし、同じことはしなくなるかもしれません。
イライラしていると、心に余裕がなくなってしまいますが、そういう時こそ冷静になって本音を伝えてみましょう。
付き合ってしばらく経つと、倦怠期の時期がやってきます。この時期は些細なことでイライラしがちで、会うたびに喧嘩してしまうカップルは珍しくないです。
倦怠期はお互いが同時になるわけではないので、最近いつもイライラしているのはこれが原因かもしれません。
倦怠期に入ると彼女がそばにいるだけでイライラしたり、些細なことでもつい怒りっぽくなってしまいます。
こういう時期は感情がネガティブになりやすく、自分の気持ちがわからなくなるので、ついイライラしてしまうのです。
倦怠期の彼氏にはなにを言っても火に油を注ぐようなものです。「なんでイライラしてるの?」と聞かれても、彼氏も理由がわからないのです。
そういう時は彼氏がイライラしていても放置しておきましょう。なにを言っても無駄です。真剣に向き合おうとすればするほど、彼氏の気持ちが離れていくこともあるので、そっとしておくのが一番です。
彼氏の機嫌が良い日はそのテンションに合わせて、機嫌が悪い時は触れないことです。しばらく様子を見て、イライラする頻度が少なくなればそれは倦怠期が終わったサインです。
男性が彼女にイライラしてしまう瞬間はたくさんあります。なんとなく原因がわかるものから、まったくわからないもの。
イライラしていても無視してしまう女性が多いと思いますが、どうしてイライラしてしまったのか原因がわかれば、彼氏との付き合い方も変わってくると思います。
一緒にいる限り、イライラしたりさせてしまうのは避けられません。その時の彼女の対応次第で恋愛は良くも悪くも運ばれていきます。
Written by 松嶋とるて