クラター・コンサルタントやましたひでこさんが、片付けを通した自己探求メソッドとして
提唱した【断捨離(だんしゃり)】。
モノへの執着を捨てることを意味する断捨離ですが、モノだけでなく、恋愛にも
通じるものがありそうです。
あなたがなかなか手放せない彼は、あなたにとって本当に必要な存在でしょうか!?
「付き合おう」とは言ってくれない彼との曖昧な関係。
「愛しているのは君だけ」と言いつつ一向に離婚する気配のない妻帯者。
一人になるのが怖くて、ついキープし続けてしまう男友達など、胸を張り幸せとは
言えない関係はとてもつらいものです。
また、不毛な恋をしている人に限らず、恋愛における勝手な思い込みが、
新たな恋を阻んでいる場合もあります。
たとえば、価値観が一致しなければ恋人になってもうまくいかないという恋愛観が、
恋を遠ざけている可能性もあるのです。
しかし、心がとらわれているうちは、なかなか関係を絶ち切れないのも事実です。
・新たな出会いが訪れるという確証があるなら別れられるけれど、新たな恋の前兆もなく
一人きりになると思うと手放せない。(28歳女性/医療系)
・他の男性と遊んでみても、「やっぱり彼しかいない!」と思えてならない。
(32歳女性/事務職)
・一人でさみしく過ごすよりは、セカンドでもいいから誰かいてくれた方が安心できる。(30歳女性/営業職)
とはいえ、彼女たちに、「今の彼との関係は幸せですか?」と尋ねると、口を揃え「いいえ。
いつか本当に自分を大切にしてくれる人と幸せになりたいです」という回答が。
つまり、“今”すぐには別れられないけれど、いずれは“別れる”ことを決意しているのです。
●断=入ってくる要らない物を断つ
⇒パートナーのいる男性からの誘いは基本“NO!”
●捨=要らない物を捨てる
⇒元カレとの写真やプレゼントなど思い出の品を処分する。
好きな人との関係について客観的に考え、不要な縁は絶つ。
“彼は自分にとって相応しい男?”“彼を幸せにしたいと思える?”
“彼との未来を考えられる?”といった自問自答を繰り返し唱える。
注)ここで大切なのは、あなたの幸せを主体に考えることです!
●離=モノへの執着から離れる
⇒不要なものから解放され、自分にとって本当に必要な物だけが残る。
一番大変なのは、不要なものを捨てる作業です。
頭では不快で不要なものだと理解していても、“でも”や“だって”と自分で言い訳を作り、
なかなか捨てられないということも。
しかし、ここで自分の幸せを考え、執着を断ち、自分を大事にできる人が、
新たなステップに進み幸せな未来を掴むのです。
過去、大失恋をして「もう恋なんてしない!」と思っても、時が経ちまた新たな
恋をしているあなたがいるように、心配しなくても不要な縁を切れば、
新たな出会いは訪れます。
また、相手があなたにとって本当に必要な人なら、あなたが拒絶してもその縁は切れません。
*おわりに*
モノ(=人・価値観・こだわり)への執着を捨てれば、身の周りだけでなく
心も解放されます。
幸せな恋愛を望むなら、今が【断捨離】の時です!
人生はあなたが切り開くもの。自らの手で取捨選択し、選ぶ力を身に付けることで、
素敵な恋が訪れるでしょう。
Written by 恋愛ウォッチャー aYa