亭主関白の男性って、付き合いづらいというマイナスイメージがありませんか?
それもそのはず、亭主関白とは家庭内で夫の立場が強く、妻はそれに従うといった状態のこと。現代の理想であるいつまでもラブラブな夫婦や、家事を分担してくれる優しい夫像とは真逆の位置にあります。
この記事では亭主関白についてや、そんな彼とうまくやっていく方法についてご説明していきたいと思います。
亭主関白とは、「家庭内で夫が妻に対して支配者のごとく威張っていること」ということ。(大辞林より)
これを聞くと多くの女性はうんざりとした気持ちになるかもしれません。しかし、亭主関白の男性は現代にもたくさん存在しているのです。
亭主関白は一見すると頑固な家庭内暴君のようですが、実のところいざというときには女性を頼もしく引っ張っていってくれるような長所も持っています。大好きな彼が亭主関白になるタイプかもと思ったからといって、すぐに嫌いになるわけではありませんよね?
彼が亭主関白タイプでしたら仕方ありません。それはそれで受け入れて、彼を変えようと躍起になるよりも、うまくやっていく方法を模索するように頭を切り替えたほうが早いのです。
将来、亭主関白な夫になる男性というのは、結婚前からその片鱗を覗かせているもの。
その代表例に、「自分も亭主関白な父親がいる家庭で育った」というものがあります。幼いころから亭主関白の父親やそれにかしずく母親の姿を当たり前に見てきた彼は、高い確率で同じようになります。
また「女性に求める理想が高い」ことも多く、専業主婦で夫に仕える母親の姿を見て育った彼は、付き合う女性にも同じことを求めてきます。料理は女が作るものだとか、絶対にロングヘアにしろとか、細かい要求が多ければ注意してください。
「食べた後の食器を片付けない」こともそうです。亭主関白とは家庭内では何もしないものです。女性が作ってくれたものを黙って食べて、片付けをしてくれる姿を横目にゴロゴロしているようなタイプは将来も亭主関白になると言っていいでしょう。自分は何もしなくても、家事というものは自動的に女性によって行われるものだと思っているのです。
あなたが亭主関白な夫なんて絶対に嫌だ! と強く考えるのならば、結婚前には彼の本性を見抜いて避けるように気をつける必要があります。
亭主関白とはプライドの高い生き物です。いつもメンツを立ててあげなければ機嫌が悪くなります。
彼が亭主関白タイプだと気づいたなら、彼の友達の前などでは精一杯立ててあげるようにしたほうが良いでしょう。これだけで彼はいい気分になってくれます。
家事も率先して、黙ってしてあげたほうが波風は立ちません。「男女平等でしょ!」などと言ってしまうと、間違いなくケンカになってしまいます。
このように亭主関白とは単純なものなのです。彼の性格に気が付いたとしても、仲良くやっていきたいと思うならばその方法はあります。
亭主関白な彼のプライドを傷つけないように注意しながら、上手におだててうまく付き合っていってくださいね!
Written by 百花繚乱