気になる男性を見て、
「この人が彼氏だったらな~」
「結婚したら良さそうだな~」
なんていう妄想をしてしまうことってありませんか? そういうとき、「彼氏にしたい男性」と「結婚したい男性」のタイプが異なっていることに気づくことがあります。
それでは、彼氏にしたい男性っていったいどんなタイプなのでしょうか?
顔がいい、背が高い……。
彼氏にしたい男性は、ルックスがいいことが多いです。ルックスのいい男性を彼氏にすれば、友達に鼻も高いですし、一緒に歩いているだけで優越感にも浸ることができます。
好きなタイプのルックスならば見飽きることもないし、ずっと夢中でラブラブでいられそうですよね。なによりも顔がいいことが彼氏にしたい第一条件! なんて人も、若い女性の中には多そうに思います。
しかし「結婚したい男性」は、ルックスが良くないということもありえます。ルックスが良すぎる人と結婚できたとしても、家にいるときにも気が抜けない……いびきをかいてしまったらと思うと熟睡もできない……帰りが遅いと浮気が心配……などと、気が休まるヒマがありません。
ですから、結婚相手はルックスよりもほかの条件や内面のほうを重視して選ぶ、現実的な女性のほうが幸せになれそうです。
内面重視というと、「優しい」ことが挙げられます。
彼氏にしたい男性でしたら、さらに「私にだけ優しい」ということはとってもポイントが高いもの。ほかのみんなにはクールなのに、自分にだけ優しいところを見せてくれるなんて嬉しいですし、特別感を感じられますよね。
道を歩くとき車道から守ってくれたり、車で送ってくれたり、プレゼントをくれたり、細やかな気遣いはとても感激するものです。そんな彼氏が、ほかの女性には冷たい態度を見せていたら、天にも昇るような気持ちになるのもわかります。
しかし、結婚したい男性にはそうはあってほしくはありません。結婚する男性には、「みんなにも優しい」人でなくては困ります。私にだけ優しいというのは、裏を返せば裏表が激しいということでもあります。
例えば、あなたにはすっごく優しくても、陰では弱い者いじめをしているような男性と結婚したいと思えますか?
将来の夢がある人は素敵ですし、自分にその夢を語ってくれたりしたら応援もしたくなります。彼氏にしたいような男性は、大きな夢を持って、その夢に向かっていくようなバイタリティのある人がいいですね。
たとえ今はお金がなくっても、彼氏が夢をかなえるまで、自分が頑張って働いて支えよう……なんて考える女性も少なくはないのかなと思います。昔からこのようなパターンはあって、下積みのミュージシャンの卵を支えているような女性は多くいたものです。
しかし、そんな彼女たちが実際に結婚相手に選んだのは、まったく違う男性でした。彼女たちが最終的に選んだのは、むしろ「もう経済的に安定していて、自分のことも支えてくれる人」だったのです。
夢だけでゴハンは食べられません。
結婚とは生活すること。
現実的に、夢みたいなことばっかり語っている男性と、生活までも共にしたいと考えた女性はほぼいなかったのです。
彼氏にしたい男性と、結婚したい男性との違いについて書いてみましたが、いかがでしたか?
こうやって見比べてみると、結婚したい男性のほうが妥協に感じてしまう人もいるでしょうが、そうではありません。恋愛にはルックス最重要だった女性も、結婚適齢期には現実が見えてきて、より良い男性を選ぶ力が備わってくるのだと言ったほうが正しいです。
ルックスよりも大きな夢よりも、内面が良くて足並みをそろえて人生を歩んでいけるような男性のほうが、最終的には素晴らしいのではないでしょうか。
Written by 百花繚乱