あなたには、大切な存在はありますか?
筆者にとっては、3匹の飼い猫がこれにあたります。
動物っていいですよね。人と違って、駆け引きも不要で、嘘をつくことがないので。
人によって大切な存在はまちまち。
家族がそうであるということもあれば、自分の趣味が該当する人だっているでしょう。
あるいは恋人が大切な存在の代名詞ということも。
ところで、自分が恋人にとって大切な存在と思われている自覚を持つ方って、どれほどいるんでしょうか。
今回は、男性から「大切な存在だなぁ」と思われる女性になるために、どういう努力をするかではなく、何をしなければいいのか、という観点から考えていきたいと思います。
彼氏から大切な存在に思われたいが故に、自分のことを見てもらおうと必死になっている女性って、少ないながらも確実に存在しています。
たとえば彼氏が友達と遊んでいる時に「本当に友達なのか。友達だとして、それは男なのか女なのか」みたいなことまで詮索してしまうような女性は要注意です。
付き合いたての時期ならまだ笑って許してもらえますが、行き過ぎた深読みって大抵事実とは大きく異なっています。
そして、こういう詮索がクセになってしまっている女性って、1回の深読みが偶然にも的中しただけで、残りのほとんどが間違っていたとしても「私の勘は鋭い」と、変な自信を持ってしまい、それが理由で男性に嫌われてしまいます。
悲しいことに、こういうタイプって地頭が良い美人の中にも結構いるので、いち男性としては「ああ、もったいないなあ」と思えるところです。
自分が相手にとって大切な存在ってことを理解してもらう場合には、どうやって相手に認知させればいいのでしょうか。
大切な存在って、要は彼氏に「付き合ってて楽しい相手」と考えてもらうことが起点になっているものなので、交際中にストレスさえあたえなければ、それだけでいずれは「ああ、大切な存在だなぁ」と思われるようになります。
ただ、肝心なのはそのためにすべきことを探すのではなく、そのためにしないでおくべきことを探すことなんですよね。
相手に好かれたい一心で、しつこく通話やLINEをしてしまう女性も世間には多いのですが、これは逆効果になりかねません。
交際前だったらある程度効果もありますが、いざ付き合ってから毎日のように不要な連絡ばかりしてしまうと、相手にいちいち返信をさせてしまうことになってしまいます。これが1年中続くと想像すると、身の毛もよだつの男心ってもの。
正直なところ「それ、必要?」と思ってしまうような意味のないLINEが日々送りつけられるうちに、相手への愛情が冷め切ってしまったという男性だってゴロゴロしています。
そりゃあ男性だってサブくてつまらないLINEを彼女に送ることもあるでしょうが、その頻度となると、どちらかと言えば女性の方が高いことが多いんですよね。
いや、つまらないカップル同士、つまらないLINEを送りあって満足していればそれでいいんですが、世間にはそういうベストマッチなカップルってそうそう多くありません。
いざ付き合ってみると、中身のないLINEをガンガン送ってきて、返信しないとヘソを曲げるという女性が、割といるんです。
そういう女性にならないことが「大切な存在」になるための一番の近道です。
基本的に長続きするカップルほど、無駄な連絡はしていないものなのです。
すぐに別れるカップルに限って、毎日のように長文LINEのやり取りをしています。
長く愛し合う男女は、とにかく相互にストレスフリーな存在になっています。付き合うことが苦痛でなければ、そりゃあ長い間一緒にいられるものですよね。
余計な気遣いもなく、相手が気を病むようなアタックもせず、お互いの関係を信じること。
それだけできてれば、相手にとって大切な存在になることなんて、そんなに難しいことではないのです。
今回紹介したようなポイントを頭の中に入れておけば、その目的を達成するにも役立つことでしょう。
もっとも、恋人に依存する傾向のある男性には、逆効果かもしれませんので、その辺は臨機応変に当たってくださいね。
Written by 松本 ミゾレ