会いたい時に会えない遠距離恋愛って辛いですよね。
物理的な距離があるとどうしても心の距離も遠くなりがちで遠距離恋愛は長続きしにくいと言われています。
しかし、遠距離恋愛を乗り越えて結婚したカップルがいるのも事実。
そんな遠距離恋愛を経て結婚したカップルが乗り越えたことをご紹介します。
遠距離恋愛は基本的に物理的距離において、離れていると遠距離恋愛になると言われています。
では、具体的にどんな定義がみられるのでしょうか?
遠距離恋愛の定義として、明確なものはありません。
そのため、本人同士が「離れている」と感じる距離なら遠距離恋愛となるのです。
・距離
例えば、東京に住んでいる女の子と神奈川に住んでいる男性が付き合っていたとします。
一見東京と神奈川なら近いように感じますが、本人達が「同じ地域じゃないし遠い」と感じていればそれは遠距離恋愛です。
また、同じ県内であっても交通手段によってなかなか会うことができないということであれば、遠距離恋愛になる可能性があります。
・会える日数
会える日数の少なさも遠距離恋愛の定義に含まれると言ってもいいでしょう。
基本的には物理的な距離を指しますが、連絡の頻度が少ない状態だったり、男性の心が離れてしまっていて会える日数が少なくなると、女の子は遠距離恋愛に近い感情になりやすいです。
恋人同士でも突然遠距離になってしまうことはあります。
では、どんな理由で遠距離恋愛になってしまうのでしょうか?
・転勤
どちらかが社会人、特に男性側が社会人の場合に仕事の都合上転勤を余儀なくされてしまう可能性があります。
転勤となると県外はもちろん、海外への転勤も考えられるため、距離としてはかなり遠い遠距離恋愛になってしまうこともあるでしょう。
・家の引越し
こちらは学生同士での恋愛でよくみられることですが、家庭などの事情で家の引越しを余儀なくされてしまった場合、遠距離恋愛に発展してしまいます。
社会人であれば、家の引越しは転勤と関連する可能性もありますが、そうでない場合は近場での引越しとなるので遠距離恋愛になる可能性も低いと言えるでしょう。
・留学
学生の場合、自らの意思で留学し遠距離恋愛になる可能性もあります。
上記2つは基本的に自分の意思で遠距離恋愛になってしまったというわけではありませんが、留学は自分の意思で決めたことです。
もし、相手が留学を決めた場合、「自分のことを嫌いだから留学を決めて別れようとしているのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、単純に将来の夢ややりたいことを優先しているだけなので、あまり考えすぎないようにすることも大切です。
・元々住んでいる場所が遠い
元々住んでいる場所が遠い場合、初めから遠距離恋愛ということになります。
これは、ネットで知り合った人と恋愛関係に発展した場合によく起こります。
元々住んでいる場所が遠くても知り合って恋愛することは可能ですが、やはり物理的な距離が離れているため、なかなかうまくいかないケースも多いようです。
突然遠距離恋愛と言い渡されると誰でも戸惑ってしまいますね。
遠距離恋愛になると分かった時、女の子はどんな反応を示すのでしょうか?
やはり突然の宣告に寂しさが抑えられないのは当たり前の反応です。
具体的に寂しい時はどんな反応になるのか見ていきましょう。
・落ち込む
突然遠距離恋愛になることを告げられて落ち込まない女の子はほとんどいないでしょう。
笑顔で承諾しても、内心は落ち込んでいる女の子も多いはずです。
・誰かに相談する
寂しさと同時に不安もあらわれますよね。
でも、彼に負担をかけたくないので彼以外に遠距離恋愛のことや、寂しさを相談して寂しさや不安を少しでも減らそうとする女の子もいます。
・一緒に行きたいと言う
絶対に離れたくないという女の子は、自分もついて行くと言う子もいます。
特に結婚を意識しているカップルはこのケースが多いでしょう。
すぐに同棲できなくても、割と早く同棲するカップルもいます。
・ルールを決める
遠距離恋愛は浮気や連絡が減る、別れといった不安も多いです。
そこで連絡頻度や会いに行くときの交通費など最低限のルールを提案する女の子もみられます。
離れたくないからと駄々をこねる女の子は少し残念。
寂しい気持ちを隠しながらも、一番の理解者として気の利く彼女を演じる女の子も多いです。
気の利く彼女であれば遠距離恋愛になったとしても、理想的な妻として結婚を意識してもらえる可能性がありますよ。
では、気が利く女の子はどんな行動に出るのでしょうか?
・引越しの準備を手伝う
引越しの準備は意外に大変。
気が利く女の子は引越しの準備を積極的に手伝い、応援する姿勢を見せることが多いようです。
・引越し先の情報を集める
男性の場合、引越し先の周辺に何があるか把握できてない人も多い。
引越し先の情報を集めておけば周辺の買い物や飲食店など教えることができます。
彼氏からすれば頼れる彼女と思われるでしょう。
・手続きリストを作っておく
引越しには様々な手続きがあり、忙しい男性は手続きの段取りが悪いこともしばしば。
手続きに何が必要か、いつまでに済ませるのかなどリスト化して、引越しをサポートする女の子もいます。
・一緒に下見に行く
遠距離恋愛なら彼の引越し先へ遊びに行くこともありますし、いずれ結婚のために同居する可能性もあります。
どんな場所で暮らすのか一緒に下見し、明るい未来を想像して悲しさを抑え込む女の子もいるのです。
泣いたり落ち込んだりするのはちょっとズルい。
そう思う女の子は健気に明るく振る舞う傾向がみられます。
泣くことを覚悟している彼も明るい笑顔に安心するでしょうね。
・離れ離れになっても……とポジティブな話をする
遠距離恋愛となると不安から寂しい、悲しいといったネガティブ発言になりがち。
でも、それを抑えて「離れていても好き、愛している」と笑顔で伝える女の子も多いです。
ネガティブな発言をすればするほど、遠距離恋愛の辛さも大きくなります。
自分への励ましや自信を与える反応なのかもしれませんね。
・浮気のボーダーラインを決める
浮気の価値観は男性と女の子では全く違うこともある。
遠距離恋愛は物理・心理共に離れがちなので、些細な浮気や喧嘩でも別れの原因となります。
浮気の価値観を共有し、ボーダーラインを決めて遠距離恋愛への不安を少しでも取り除こうと努力する女の子もいるのです。
いつでも気軽に会うことができる恋愛環境と違って、遠距離恋愛は頻繁に会えないという大きな壁が目の前にあります。
遠距離という時点で恋愛関係に終止符が打たれるのではないかと不安に思うカップルもいるでしょう。
では、遠距離恋愛をしているカップルはどのようなことを不安に思うのでしょうか?
男女別に心配になる要素をまとめてみたので男女のギャップについて注目してみてくださいね。
・長い期間会えない
・生活リズムの乱れ
・浮気
・辛い時にそばにいてあげられない
・交通費がかかる
・連絡頻度
多くの男性は遠距離恋愛中でも、割と平常心を保って恋愛を進行していくことができます。
しかし、例えば彼女が悩んでいたり困っていたりすることがあった時、自分がそばにいてあげれないということが不安な要素につながっていきます。
実際に会いにいくことはできても、金銭的な問題やスケジュールや仕事の都合などで行動にうつせないこともあるでしょう。
彼女に会えない辛さにプラスして経済的な不安も積み重ねてしまいどうにもならない状況になってしまうことも。
そんな時に彼女の方から「寂しい」「早く会いたい」など頻繁に言われてしまうと、「自分だって同じなのに」とお手上げ状態になってしまう男性も多いはずです。
また、男性側は彼女の方から連絡が来ていても平気で1日、2日は返信しないのに、自分からの連絡で返信がないととても不安になります。
くだらない世間話であればいいのですが、意見や答えを早く求めているのに音信不通が数時間続くだけでも、我慢の限界に達してしまうかもしれません。
・浮気
・頼りたい時に頼れない
・遠慮してしまう
・交通費がかかる
・言いたい事が言えない
・寂しい
女の子側の不安要素は、彼氏とコミュニケーションがとれないことをきっかけに浮気しているのでは? と思ってしまうことが多いようです。
電話やLINEをしても返信が途絶えてしまっても、余計な心配をかけないために遠慮してしまうこともあります。
生活のリズムも違うのでいつ連絡が取れるのかわからず、寂しさを補えないこともあるでしょう。
遠距離恋愛していることを友人に話すと、「浮気しているかもよ」と冗談まじりに言われたことをきっかけに、心のどこかで疑ってしまう女の子もいるのではないでしょうか。
こんな時に不安を補ってくれる異性が目の前に現れるとどうしても触れ合える近くの男性に寄り添ってしまうものです。
しかし、この場面で冷静に考えて欲しいのは本当のその男性のことが好きなのかということです。
彼氏の代わりとして好きなのかと見極めることも必要ですよ。
女性と違って男性は連絡の頻度や浮気の心配よりも、会える機会がないということを気にする人が多いです。
会えないということは、男性の本能とも言える性的欲求が満たされないことになります。
毎月彼女に交通費を負担して会う機会を作る男性が多いのもこれが一つの理由とも言えるでしょう。
女の子であれば付き合っている男性といつ結婚できるかという将来設計を描いてしまうのは当然のことでしょう。
遠距離恋愛がどれくらい続くのかという期間も重要ですが、男性が自分たちの将来をどれだけ考えてくれているのか女の子は意外と気にしています。
「いつ結婚できるんだろう」とただ漠然に考えている時間ほどむなしいものはありませんよね。
このように遠距恋愛中に抱える不安は男女によって価値観が違うことがわかりました。
大切なのは男女で価値観が違うのは当たり前と思うことです。
「どうして私の気持ちをわかってくれないの?」と一方的に押し付けるのではなく、男性の気持ちに寄り添う気持ちを大切にしてくださいね。
遠距離恋愛の不安を払拭するには
遠距離恋愛ではお互いに不安を感じることが多いでしょう。
ですが、遠距離恋愛を長続きさせるためにも不安を払拭させる努力が必要となるのです。
まずはお互いに努力をする方法をご紹介します。
・話し合い
遠距離恋愛を成功させるためにもしっかりと話し合うことが肝心です。
遠距離恋愛であると会えない時間が多いので話し合いをするチャンスがなかなか巡ってきません。
なので、不満をため込みやすくなってしまいます。
電話やメールでも良いので不満や不安があれば話し合う時間を作りましょう。
・ルール決め
遠距離恋愛ではルールを決めることも大切です。
相手の重荷にならないように、1日に最低でも1回はメールをするなどカップルに合ったルールを設定しましょう。
・押し付けない
遠距離恋愛では不安が多く付きまといます。
なので、寂しいい想いや苛立ちを相手にぶつけてしまうこともあるでしょう。
自分の気持ちを押し付け過ぎてしまうと相手の気持ちが離れてしまう原因にもなるので気をつけましょう。
・思いやる
思いやる気持ちは遠距離恋愛でなくても大切です。
仕事が忙しそうであれば電話の回数を減らすなど、思いやる気持ちを大切にしましょう。
・言いたいことがあるときは言う
遠距離恋愛では連絡を取る回数も少なくなってしまいます。
そのため、言いたいことがあっても後回しになってしまったり、我慢してしまうことがあります。
我慢ばかりをしてしまうと爆発してしまうことも考えられるので、言いたいことがあればきちんと相手に伝えるようにしましょう。
・会う頻度を低めに設定する
遠距離恋愛では会う頻度を高めに設定してしまうと金銭面でも大きな負担となってしまいます。
距離が離れているほど負担は多くなり、自分は我慢ができても相手はできない可能性があるので気をつけましょう。
・サプライズを用意する
サプライズも遠距離では大切でしょう。
いきなり相手の家に現れるのは迷惑になる可能性もあるので、プレゼントを贈ったり手紙を送ることも良いでしょう。
ささやかなサプライズをしていくことで遠距離恋愛での寂しさも少なくなっていきます。
実際に遠距離恋愛をしていた人の話は自分にも役立たせることができるでしょう。
・空いた時間に自分磨き
遠距離恋愛では会えない時間の方が多いので、自分磨きの時間を誰よりも作ることができるのです。
ダイエットのために、ジムやヨガに通ったりなど時間を設けることでまた会う時に彼を驚かせることができるでしょう。
・彼のための時間を作る
彼に会う時間を作るために、仕事も頑張ることができます。
遠距離恋愛では交通費も必要になるので、会うだけでもお金が必要なのです。
そのため、毎日仕事を頑張ることで余裕を持って大好きな彼に会いに行くことができるでしょう。
・心に余裕をもつ
遠距離恋愛を成功させる秘訣として心に余裕を持つことが大切となります。
電話やメールが返ってこないと不安になり、浮気を疑ったりしてしまうこともあるのです。
相手のことを信じて心に余裕を持つことで、遠距離恋愛を長続きさせることができるでしょう。
・自分のための時間を作る
彼と会えない時間が多いので必然的に自分のための時間ができるのですが、たまには彼のことを考えない時間を作り、自分のために時間を有効活用してみましょう。
1人でのんびり映画を観たり、本を読んだり買い物をすることで、リフレッシュすることができ、遠距離に対する不安も取り除くことができます。
遠距離恋愛中に彼の方から結婚したい! と思わせるためには、どのような方法が彼の心を動かすのでしょうか?
・口約束でも結婚すると決めておく
遠距離になる前に口約束でもいいので、結婚しようということを話しておくと良いでしょう。
口約束ですが、離れていても結婚を意識してお互い頑張ろうという意味を込めて決めておくとモチベーションも違ってきます。
・コミュニケーションを欠かさない
距離が離れていると心もいつか離れてしまうのではないかと不安に感じるのは彼も同じです。
距離は遠くても心は近くなるように、いつもコミュニケーションを取るようにしましょう。
どんなに忙しくてもメールで連絡を取り、電話やネットでお互いの顔を見ながら会話するのも良いでしょう。
頻繁に連絡を取って、いつも繋がっていることを確認できる環境を作りましょう。
・重くなりすぎない
なかなか会えないことで、毎回泣いてしまったり会いたいと駄々をこねてしまったりすると、最初はかわいいと思えてもだんだん重いと感じてしまうことがあります。
会えなくて辛いのは相手も同じこと。
愛情表現だったとしても、行き過ぎてしまえば彼は困惑して重く感じてしまいます。
重すぎると感じれば、待っているのは結婚ではなく別れです。
・自立するための勉強
結婚後、彼だけに頼らないという気持ちで経済的に自立するような勉強をしてみましょう。
結婚のプレッシャーを感じる男性は、経済的な不安を抱えて結婚に踏み切れない場合もあります。
そのために、将来のための勉強を離れている時間にしてみるのも良いでしょう。
彼を支えるためではなく、あくまで自立のためとして話してみましょう。
・会ったときは少し物足りなさをだす
彼に会ったときは思いっきり楽しみたいのは当たり前ですが、会っている時間でやりたいことを思いっきり楽しむよりも、会う時間が短くて少し物足りないというくらいにしておきましょう。
彼の方からもっと一緒にいたいと思わせることができれば成功です。
・手料理をふるまう
遠距離になってしまうと、家庭料理に飢えているかもしれません。
そんなときに、手料理をふるまってみましょう。
家庭の温かさを感じて、結婚っていいな……としみじみ考えさせることができるかもしれません。
・近くにいて欲しいと思わせる
彼に近くにいて欲しいと思わせるようにすると、結婚を意識させることができます。
例えば会うたびにきれいになっていったりおしゃれになっていたり、また料理を作れるようになったり、資格を取ったりして外見だけじゃなく、中身から輝くような女の子になっていきましょう。
・結婚ばかりを口にしない
離れていると不安になって、いつ結婚できる? いつ遠距離じゃなくなる? とつい聞いてしまうことがあります。
結婚ばかりを意識した発言や言動は、彼を追い詰めてしまう可能性があります。
気をつけましょう。
遠距離恋愛は、距離が離れることで気分も不安定になったり、些細なケンカが大きなケンカに発展してしまうなど、問題が大きくこじれてしまう場合もあります。
でも、離れていた分お互いの絆は強くなっていき、この後に待っているのは”結婚”という幸せです。
結婚という目標をお互いが意識してそこに向かっていくまでは、彼をコントロールしながら自分を磨いて待つことです。
遠距離を乗り越えて幸せな道のりを進んでいくためにも、これらのことを参考にしてみましょう。
Written by 早紀