男女共に、告白経験は中高生時代に集中します。10代の頃は「今日から私たちは恋人同士ですよ」と認識し合うためにも、告白が不可欠でした。恋愛経験が浅いうちは、明確な言葉がないと、どうやって付き合えばいいかわからないんですね。
でも、大人になると、何となく仲良くなって、何となくの流れで肉体関係を持って、何となく交際に至るケースが多いものです。また、そんな「成り行き任せ」の恋に不安を覚える女性は少なくないでしょう。
今回は、20代~30代の男性を対象に行われたアンケート調査を元に、「大人のオトコの告白事情」を探ってみたいと思います。
「女性と付き合うときに、告白する?」という質問に対する回答は以下のとおり。
・いつも告白する:44.9%
・告白する時としない時がある:38.0%
・いつも告白しない:17.1%
つまり、つねに告白してくれる社会人男性は、全体の半数以下だということ。
告白しない人の理由は2パターンあって、「恥ずかしいから」と「言わなくてもわかるでしょ?」だそうです。
シャイな草食男子は女性からのプッシュで付き合うケースが少なくないようですが、デートの終わり際に次の約束を取り付ける、メールやLINEの内容・頻度、繰り返し肉体関係を求める、などといったことで「気持ちを察してほしい」という男性が多かったです。
また、大人になれば付き合う前に告白するのではなく、ある程度の関係ができあがってから告白するものだ、という人もいましたし、“お試し”で少し付き合ってみて「大丈夫。このコとはうまくやっていける」と確信を得たら告白する、という人もいました。
とはいえ、態度や会話だけで気持ちを察するのは容易じゃありません。
たとえば、友人関係の延長上で恋が生まれるなら、「私たち、付き合ってるの?」と確認しても構わないでしょう。そして、恋愛経験があまりない女性は、曖昧な状態に焦れるより、勇気を持って自分から告白するのが賢明です。
男性は必ずしも恋の主導権を握りたいわけじゃないので、最近は特に、女性からの告白には素直に喜んでくれるものですよ。
ハッキリとした言葉をもらえないまま肉体関係を持って、実はキープされていただけと悲しい思いをする……そんな経験のある女性もいるでしょう。
告白されない上に、男性の言動を観察しても「愛されている」実感が得られない場合は、要注意!なぜなら、身体だけが目的で付き合う時、男性は告白しないからです。
「本当に好きなら言うけど、ヤリたいだけの場合は言わない」(26歳・事務系専門職)
「セフレには告白しない。付き合っている自覚がないので」(37歳・営業)
という意見があるように、女性としては本気でお付き合いしているつもりでも、男性側はそうじゃないケースがあります。自分たちが付き合っているのかどうかを質問して、男性がまともに相手にしてくれなかったり、あからさまに苛立ったりするのなら、疑うべきでしょう。 自分の身体と心を守るためにも、関係性をハッキリさせた方が良いです。
・男性の2人に1人は、告白せずにお付き合いをスタートさせようとする
・男性の半数以上が、言葉にしなくても恋心を察してほしいと思っている
・曖昧な状態を問いただして、ちゃんと答えてくれるなら「本気で付き合うつもり」
【参考元】
『マイナビウーマン』調べ。
調査方法:Webアンケート。有効回答数205件。回答最年少22歳、最年長39歳。