恋をすると、どうしようもなく気持ちがざわざわと落ち着かないことがありますよね。
辛い恋に限らず、幸せなはずなのに不安になったり、急に寂しさが込み上げたり、心臓がばくばくしたり……。
でも大丈夫。それはあなただけではありません。
楽しいときでも人はストレスを感じています。大きく心が揺れる出来事は、プラスの感情だけでなくマイナスの感情も引き出すことがあるのです。
今回は、そんなときに“気持ちを落ち着かせる方法”をいくつかご紹介したいと思います!
まずは大きく深呼吸しましょう。
お臍の指3本下のところに丹田(たんでん)と呼ばれる場所があります。そこを意識して、吐く息を吸う息より長く、数回ゆっくりと行ってください。
そして、同じように呼吸しながら吐く時に以下にあげる3つのツボをを押します。目を閉じて、呼吸とツボ押しの感覚を感じることに集中してみてください。
<内関(ないかん)>
手の平側の手首のシワわから肘に向かって上に6㎝くらいの場所。
精神的な不安、動揺を抑えて気持ちを安定させるツボ。
<げき門>
手首のシワと肘のシワかを結ぶ線のほぼ中央。
自律神経の興奮を鎮め、精神を落ち着かせる効果があるツボ。
<だん中>
胸骨の上。両方の乳首を結んだ線のほぼ中央で少しくぼんだ所。
どきどきして胸が苦しい時に効果がある。
1カ所3分からはじめてください。
<音楽を聞く>
『好きなバラードを何度も聞いて思いっきり泣きます。そしたら大抵スッキリして落ち着きます。(23才女性/販売系)』
『ヘッドホンしてうるさめのロックとか聞く。一緒に歌うこともある。人から見たら狂ってる感じかも(笑)。でも自分的には落ち着くので。(25才男性/会社員)』
音楽の力は大きいですね。
聞くだけではなく、一緒に歌ったり、涙を流したりすることでストレスも発散でき、落ち着きを取り戻せるようです。
<本を読む>
『絵本を読みます。「がまくんとかえるくん」というカエルの友情の話で何百回も読んだんですけど、落ち着かないときの薬みたいな感じ。ほのぼのするんです。(28才女性/OL)』
『友達で本に詳しいヤツがいるので、面白い推理小説を紹介してもらう。読み出して没頭していくうちに不安を忘れたことが何度かあります。(30才男性/会社員)』
落ち着かない時に、絵本を読む方は結構多いようです。
「ぐりとぐら」、「100万回生きたねこ」、「はらぺこあおむし」などいくつかの名前が挙がりました。読む手がとまらなくなる推理小説も確かに効果がありそうです。
この他のみなさんの落ち着く方法をざっとご紹介すると……
『掃除をする。ごしごしこすっているといつのまにか落ち着いている。(26才女性/飲食系)』
『いい香りの入浴剤をいれたお風呂に長く入る。(27才女性/音楽教師)』
『ひたすら食べる。食べると落ち着く。(29才女性/OL)』
『泣ける映画をレンタルしてくる。(25才男性/会社員)』
『部屋の模様替えをする。(22才男性/学生)』
等々。泣ける映画を観るというのは音楽を聞いて泣くのと似ていますね。
お風呂であったまるのも良し、あたたかい食べ物や飲み物を摂取することでも気分は落ち着きます。食べる量はほどほどにした方がいいですが……。
最後に気持ちを落ち着かせてくれる名言をいくつかご紹介しましょう。
「焦らない。でも、あきらめない」(斎藤茂太)
「自分に欠点があるように相手にも欠点がある。傷つくことを恐れずに当たって砕けろ」(美輪明宏)
「いいときは焦らない。悪いときは諦めない。最後は自分が勝つようにできていると思って、臨めばいい」(谷川浩司)
「諦めない奴に 誰も勝てっこない」(ベーブ・ルース)
「愛する人に『愛している』と言える幸せ・・・感謝の心を持てば生きるエネルギーが湧いてくる」(美輪明宏)
「あなたは、あなたであればいい」(マザー・テレサ)
「速度を上げるばかりが人生ではない」(ガンジー)
「焦らない。無理しない。頑張りすぎない」(三浦雄一郎)
いかがでしょうか。
気持ちが落ち着かないときは、自分の身体や心がSOSのサインを出しているときです。決して自分を責めたりしないように。誰よりも大切な自分を大切に、優しく癒してあげましょう。
不安なのはちっともおかしいことなんかじゃない、みんな、誰にだってあることです。
Written by mami