こんにちは。ライターや占い師のほか、恋活・婚活アドバイザーもしています、沙木貴咲です。
男性と女性では、考え方も価値観も全然違いますが、恋愛に対しても異なる見解を持っています。
「モテたい」と思ったときに、何をどうするか……? 女性が狙うモテファッション、髪型、メイクは、実は男性の心にあまり刺さっていないことが多いのです。
『完全男子目線』で見た時に、女性目線のモテがどう映るのか、男性が本当に「いいな」と感じるモテ女性のタイプはどんなものなのか、詳しく見ていきましょう。
たくさんの異性と顔を合わせるような場……たとえば、合コンや街コン、パーティーなどに足を運ぶとき、女性は男性を意識したオシャレをします。何とも思っていない男性同僚ばかりの職場に行くのと、同じ格好をしては行かないでしょう。自分がより魅力的に、男性たちから注目されるような外見を作ろうとするはずです。
ただ、問題なのは、自分を良く見せようとしたときに、ほとんどの女性が「なりたい女性像」「理想・憧れの人」を意識したオシャレをする点。これらは実は、男性がすすんで恋愛対象にしたいと思えるタイプではない可能性が高いのです。
……良くまとまってはいるけれど、別にドキッとはしない。
……なんか、ファッション雑誌で見たことあるような格好。だから、何?
普通に外見を気遣っている女性とは認識しても、彼女候補にはしないようです。では、なぜ女性目線のモテ価値観が、男性とはズレているのかを、もっと詳しく見ていきましょう。
「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング(オリコン・モニターリサーチ)」や「女目線で“なりたいカラダ”の女性芸能人ランキング(マイナビウーマン)」「女性に好かれる女性有名人・好感度NO.1(週刊女性PRIME)」を見ると、男性にも人気の女優・モデルが上位にランキングされる一方で、色んな意味で個性的な沢尻エリカさん、キリッとした強さが魅力の米倉涼子さん、天海祐希さん、クールでありながら親近感もある杏さん、といった方々がランキングしています。
これは、世の女性たちが『カッコ良い女性』を支持している証拠です。
クールビューティー。オトコに媚びない凛とした美しさ。
こうした魅力は、女性にとって憧れの一つです。特にアラサー、あるいはそれ以上の年齢の女性には、年相応の美しさをアピールするために必要な要素だといえます。
ただ男性からすれば、クールさ・強さというのは、彼女にしたい女性の必須の魅力ではありません。だって、クールさ・強さは男性の魅力の代名詞ですから。恋愛をする上で、自分と同類を求めることは稀でしょう。
そのため、いわゆるカワイイ系路線ではない女性は、気合を入れてオシャレをすると、とたんに男性ウケが悪くなってしまうのです。
女性の魅力を大きく二つに分けると「かわいい」と「美しい」になりますが、男性は圧倒的に「かわいい」を支持します。やっぱり、守ってあげたくなる要素を持った女性に、男性は惹かれやすく、恋愛においては自分が優位に立ちたいと考えるものなのです。
そのため、バリバリのキャリアウーマンを思わせるようなタイプは、どんなに美人でも第一印象で恋愛対象からは外れてしまいます。
顔立ちやスタイルは十人並みであれ、ふんわりした柔らかな雰囲気のある女性のほうが、恋愛においては断然有利で、彼女候補に選ばれる確率は高いでしょう。
合コンに行き慣れている女性は、男性ウケが良いファッションの定番を「白いワンピース」と言うのですが、それは間違っていないでしょう。
白は清楚・純粋・清潔をイメージさせますし、パンツルックよりスカートのほうが、当然ながら女性らしさをアピールできます。また、フレアワンピースはお嬢様っぽい印象を男性に与えるので、合コンや街コン、パーティーでは鉄板コーデだといえます。
完全男子目線では、女性らしさが彼女に選ばれる最大のポイントなのです。
そして、女性らしさとは、今どきの感覚や流行の最先端ではなく、露出多めのセクシーでもなく、古風なやまとなでしこ的魅力を指します。時代に左右されない定番ファッションがベストでしょう。
・白やベージュのワンピース&カーディガン
・ピンク・クリームイエローなど、ふんわりした色合い
・タイトなニット&フレアスカート
・ニットや丸首シャツ&ロングスカート
なんだかんだ言って、男性はやっぱり「ロングのストレート」が好きです。髪が長いだけで清楚・女性らしさを魅力と感じるようです。とはいえ、縮毛矯正をかけたまっすぐな髪よりも、毛先がナチュラルな内巻きになっているロングストレートが人気。
髪色は、ダークブラウンか黒で、いわゆる茶髪は下品なイメージがあり、今はそれほど好まれていません。
しかも、前髪があったほうが「かわいい」雰囲気が出て、男性ウケは良いといえます。おでこに全体的に乗るにせよ、斜めに流すにせよ、前髪は作るべきでしょう。
また、パーマをかけるなら「ゆるふわ」で。女性が気合いを入れるとやりがちな「巻き髪」は、完全男性目線で見れば、自己主張しているように感じて引く人が少なくないんだとか。
・前髪アリ・ナチュラルロング
・前髪アリ・ミディアムストレート
・前髪アリ・ゆるふわパーマ
女性ファッション誌を見れば、アイシャドウのトレンドカラーが季節ごとに変わって、モテに効くメイク術もさまざまありますが、男性目線での「鉄板モテメイク」は一つしかありません。
それは……ナチュラルメイク! コレだけです。
基本は、「黒を多用しない」「肌の色とかけ離れた色を使わない」ことが大事!
女性アナウンサーをお手本にすると良い、なんていいますが、それは間違っていないと思います。自分が好きな女性タレント・女優のメイクをマネするより、好感度1位の女子アナのマネをしたほうが良いでしょう。
合コンや街コン、カップリングパーティーなどで、新しい出会いを期待して多くの男性から注目されたい場合は、いわゆる「定番」のファッション・髪型・メイクを整えるのが重要です。
選択肢はできるだけ多いほうが良いですから、たくさんの男性の目を惹きつけるには、王道で勝負するのが正しいでしょう。
しかし、片思いをしていて特定の男性にだけモテたい場合は、相手の好みを慎重にリサーチすることが大切です。男性の好みによっては、モード系が好きとか、カジュアルでボーイッシュが好み……なんて場合もありますから、自分が好きな人に気に入ってもらえる外見を作ってみましょう。
モテを意識するにしても、「誰に」という対象をどう設定するかで、方向性は変わってきます。合コンに参加する男性の傾向、街コンのコンセプトなどによっても、少し個性を演出したほうが良い場合があるので、基本スタイルは守りつつも臨機応変に変えていくと良いかもしれません。
【アパレル・コスメ業界の男性、美容師さんとの合コン】
男性はファッションの最先端で仕事をしている方々です。「ちょっと野暮ったいくらいの古風な清楚さが丁度良い」という定番は逆効果になるので、尖った感覚のオシャレを取り入れて良いでしょう。
ただ、センスに自信がない女性は、絶対にムリをしないこと。背伸びして見当違いのコーデ・メイクをするよりは、野暮ったくても王道のモテを貫いたほうが得です。
【パイロット・医師・弁護士など、高収入男性】
高収入男性は、基本的に頭が良く、自意識も自尊心も高い傾向があります。彼女としては、自分に付き従ってくれる大人しいタイプを選びやすく、自己主張が強かったり、個性的だったりする女性は求めていません。
王道のやまとなでしこコーデで攻めるのが賢明でしょう。
【趣味コン、オフ会】
趣味・好みが共通する男性との出会いの場では、お互いに好きなもので盛り上がれる要素が一つでもあると良いでしょう。
たとえば、サッカーや野球など、スポーツ観戦をするような場合は、お嬢様コーデを意識するより、好きなチームのユニフォームやマフラータオルを持参したほうが良いはず。
また、ロックバンド好きが集まるオフ会には、ふわふわのフレアワンピース&カーディガンより、Tシャツ&ジーンズのほうが好感度は高いといえます。
完全男子目線で言えば……女性はできるだけ若いほうが良いといえます。アラサー・アラフォー女性からすると「失礼しちゃうわ」なのですが、でもそれが、男性の本音であることは間違いありません。
仕事で絶対に失敗しない米倉涼子系の大人女子と、ちょっと天然が入っている橋本環奈系ゆるふわ20代女子だったら、男性のほとんどが20代女子を選ぶはずです。
だからこそ、ふんわりフレアワンピースや前髪アリのヘアスタイルが、男性目線ではウケが良いわけで……。
じゃあ、アラサー・アラフォー女性はどうすればいいんでしょうか?
今さらフレアスカートなんか履けない。前髪を作っていたのは、もう○年前……という女性たちは、ムリに「モテの定番」にならうより、自分の年齢相応なオシャレを心掛けたほうが良さそうです。
【ファッション・メイク・髪型に、とにかく手を抜かない】
どういうコーデ・ヘアスタイルをしているか? よりも、外見をいかにキチンと気遣っているか? がポイントになってきます。20代の頃は若さゆえに、多少適当にしてもごまかされたところが、三十路を越えれば粗となって目立ってしまいます。
手を抜かず、「キチンと、丁寧にオシャレをする」ようにしましょう。
【綿素材より、化学繊維の服を選ぶ】
綿素材のチュニックやブラウスより、レーヨンやポリエステルのシャツのほうが、エレガントな雰囲気を作り出してくれます。30~40代になれば、上品さ・優雅さもモテ要素に入ってきますので、洋服を買うときはデザインや値段だけでなく、素材も気にしたほうが良さそうです。
【アイシャドウやグロスじゃない。ファンデーションが大事!】
年齢を重ねれば、肌もそれなりに劣化するものです。20代の頃は、アイシャドウの色や素材、グロス、口紅の色を気にしたとしても、30代に突入すれば、何よりも「ファンデーション」に気を遣うべきでしょう。
お金をかけるなら、ファンデーションです。高品質のファンデーションを選ぶことで美肌効果が期待できますし、男性は女性がどんな色のメイクをしているかより、肌のきめ細やかさを見ています。化粧下地を丁寧に作ることがモテに繋がるのです。
男性が好きな女性の「定番」は、わかっているようでわかっていなかったりします。また、頭ではわかっていても、無意識のうちに自分の好みや主張を優先している場合もあるでしょう。
今1度見直して、これからの恋活や婚活にぜひ生かしてみてくださいね。
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Written by 沙木貴咲