恋愛をする上で「それはいらないなぁ」と思えるこだわりに囚われている男性って、結構いるものです。そういうこだわりは、結局悪い方向に作用することも珍しくありません。
できれば、彼らの余計なプライドは、さっさと除去してしまいたいところ。交際をスムーズにするために、男性が恋愛をする上で見せるプライドを切り崩す方法を考えてみました。
恋愛をする上で、変なプライドを持つ男性というのは、自分の中で「恋愛とはこういうものだ」という格言めいたものを固辞していることが多かったりします。
たとえば「第三者の見ている前ではイチャイチャしない」とか、たとえば「自分からは『愛してる』と言わず、まず最初に相手に言ってもらう」だとか、基本的にはそういうくだらないものが多いようです。
しかし、中にはある程度の男性的な理念から、堅持しているプライドもあります。具体的に言えば、デートの費用は全て、何があっても男性が出すべきだとする考えですね。
これはこれで重要なものですが、中には財布の中が乏しいのに、無理して相手に奢ったりする男性というのが出てきます。こうなるとジリ貧の交際関係になっていき、すぐに音を上げてしまうことでしょう。時には折半を提案することも重要ですが、そこを邪魔するのが小さなプライドなのです。
では、そういったプライドを解きほぐすには、どういう態度をとればいいのでしょうか。肝心なポイントは、そんなに多くありません。相手の抱いている邪魔なプライドを、なんとなく妥協させることさえできれば、それでいいのです。
たとえば前項のような、無理して奢ろうとする男性に対しても、方法はいろいろあります。食事の度に彼氏が無理にお代を払うという場合には、自分から店を指定しましょう。
その上で「ここ美味しいから、一緒に食べて。私が誘ったわけだから、お会計は私が払うから」と、なんとなく相手が首を縦に振りやすい雰囲気を作っておくのです。自分が普段から利用しているフィールドに誘い込めば、「郷に入れば郷に従え」の法則で、案外素直に応じてくれるものです。
食事以外にもこの方法は応用できます。男性の恋愛においてみせる「いい格好」の根源なんて、大人びた自分を見てもらいたいという意識が反映された程度のもの。だから、相手が普段から利用しているスポットでは、比較的相手の意思を尊重してくれるものです。
男性のプライド、と書いてしまうと、ちょっととっつきにくく見えてしまうかもしれません。しかし実際にはプライドとは見栄のようなものですから、プライドが高いというのも、見栄っ張りな男性というだけのことです。
見栄っ張りを黙らせるには、見栄を張れないようなステージに、自分が誘い込むのが1番です。
Written by 松本ミゾレ