お泊まりデートの醍醐味といったら、なんといっても夜のお楽しみです。その手前には、「服を脱がせる」というアクションがあります。
ホテルや宿の場合は洋服やバスローブになりますが、自宅お泊まりの場合はルームウェアやパジャマということになりますね。ここでは、「パジャマ」にフォーカスしたいと思います。
洋服のオシャレにはこだわりを持っている女性でも、パジャマのオシャレは手抜きになっていませんか?
私事で恐縮ですが、たまたま50人以上のパジャマ姿に遭遇する機会がございまして、「みんな……意外とどうでもいいパジャマを着ているものだなぁ」と失笑したものです。
と言うのも、筆者が暮らすマンションで、火災報知器の誤作動が起き、全戸避難の騒ぎになったのですが、早朝だったため、ほとんどの住人がパジャマ姿だったんですよね。
それなりのお家賃がするマンションなので、日中にエレベーターやエントランスですれ違うときは、皆さん上質なスーツ等を着こなしてらっしゃるのですが、パジャマ姿はまぁ酷い(笑)!
ぶっちゃけ大半の人が、ファストファッション系のお店で売られているような、着古したヨレヨレのスウェット姿でした。
もちろん、何を着て寝ようが、個人の勝手ではありますが、お泊まりデートには「予告なしバージョン」もあります。
「今から行っていい?」とか、「終電逃しちゃった」などのケースです。そういった際に、着古したヨレヨレのパジャマでは、あまりにも残念ですよね。
慌てて、い一張羅のパジャマに着替える作戦でもノープロブレムですが、せっかくですから「常に素敵なパジャマ」を着ている女性を目指しませんか?
肝心なのは、「素敵なパジャマ」の定義です。お泊まりデートを意識するなら、やはり「ネグリジェ」が鉄板でしょう! 通常のデートでも、ボトムスはパンツよりもスカートのほうが、男性ウケは良いとされています。
そりゃそうですよね、スカートは単純に、「女性だけが穿くもの」という特性から、「女性らしさ」を強調できます。この心理を、パジャマに応用するだけのこと。
自分自身のパジャマはさておき、さて男性側のパジャマはどうしましょう? 歯ブラシなら、自分用に買い置きしてあるものを使ってもらうことが可能です。
しかしパジャマの場合は、女性ものを貸すわけにもいかないですよね(そもそもサイズが合わないでしょうし 笑)。だからと言って、男性物のパジャマを常備しておくのは不自然です。
「しょっちゅう男性が泊まりに来るのか?」「元カレのパジャマか?」と、妙な誤解を与える危険性が……。
誤解されるくらいなら、初回お泊まりは、洋服のまま寝てもらいましょう。夜のお楽しみの後だと、ハダカで就寝するパターンのほうが多いかもしれませんね。
そして翌日、近くのお店まで一緒にカレ用パジャマを買いに行く流れが自然です。翌日が仕事で、買い物に行けない場合は、「今度お泊まりにくるときのために、パジャマ買っておくね」と、サイズを聞いておきましょう。
買ったパジャマの画像をLINEで送れば、「じゃあ、次はいつ会おうか」という話題にも繋がりやすいので、一石二鳥です。
通常のデートでは洋服姿しか見せられません。そう考えると、パジャマで過ごすお泊まりデートは、新鮮さやリラックス感の演出に最適といえるでしょう。オシャレなパジャマと、そしてカレ用に用意したパジャマがしょっちゅう活躍するよう、仲を深めていけますように。
written by 菊池美佳子
Written by 菊池美佳子