寝相の悪い人は特に、いったん眠ってしまえば自分がどんな格好をしているか、まったくわからないでしょうが……好きな人と一緒に寝ているときの姿が、お互いの愛情の度合いを示しているんだそうです。
熟睡中はわからないにしても、目が覚めたときにどこを向いているのか、触れ合っている部分はあるのかは確認できるはず。また、そうしたポイントを見ていくことで、彼氏が自分をどう思ってくれているかが明らかになるのです!
相手の気持ちがつねに気になっていて、興味も強く、愛情度は「高め」です。これは交際当初に多い寝方で、いつも好きな人に心が向いていることを示します。
ただ、向き合って寝るというのは、それだけ気を遣っている証拠でもあるので、こなれ感は少ないでしょう。一緒にいる時間が長くなり、1つのベッドや布団で寝ることに慣れていけば、向き合って寝るというスタイルは減るかもしれません。
しかし、それは単に「愛情が減った」というよりは、「関係が慣れて信頼感が増した」と判断したほうが良さそうです。
これは、愛情度が「かなり高い」か、「低くなっている」かのどちらかです。自分の気持ちが彼氏から少し離れ始めている自覚があるなかで背中合わせに寝るなら、お互いの心はすれ違い状態だといえるでしょう。
また、そんな雰囲気はあまりないのに、背中合わせで寝ている場合は、愛情度は「かなり高い」といえます。というのも、この寝方はお互いを信頼していなければできないものだから。
好き合っているのに背を向けるのは、嫌われるわけがないという自信がある証拠。どちらもそういう状態なので、安心して背を向けているのです。
これは、自分が彼氏に背を向けていて、彼氏は自分に向き合っている状態です。自分の気持ちはともあれ、彼氏の愛情度は「高い」でしょう。甘えているか、愛する人を包み込みたい気持ちにあふれています。
これは、どちらも積極的に触れようとしているなら、愛情度は高く、「相思相愛」でしょう。好きな人の身体につねに触れることで安心しているのです。
もし、彼氏や自分だけが触れたいと絡めている状態であれば、束縛の傾向が表れているようです。束縛までいかなくとも、無意識の中に何か不満を抱えているのかもしれません。
「好きな人を愛し、愛されたい。でも、その気持ちが満たされない」ということを根拠に、寝ている間も恋人を追いかけている場合があります。
好きな人のことなら、すべてを丸ごと受け止めたい! と思うかもしれませんが、もし寝ている間に、交際間もない彼氏の寝相の悪さやいびきにイライラしたなら、恋のゆくえは危ういかも……。
熟年夫婦の妻が夫のいびきに文句を言うならわかりますが、恋人になったばかりなのに怒りの感情を抱くというのは、そもそも合わないのでは?
あばたもえくぼで、「うるさいなあ」と思いつつも「しょうがないか」「まあいっか」とスルーできる男性こそが、長続きする彼氏となるはずです。
Written by 沙木貴咲