こんにちは、トイアンナです。占いなどでよく言われる「運命の人」というフレーズ、気にはなりますが本当に世界でただ一人、私だけの彼はいるんでしょうか? 私自身が若い頃に「彼こそ運命の人!」と信じた相手に5股をかけられるバッドエンドを迎えたのもあって、本当にそんな人がいるのかちょっと疑問に思っています……。
というわけで蛇の道は蛇、ここは占い師さんへ直接質問してきました!
「運命があるかないかと言われれば、絶対にありますよ」と答えてくださったのは、名古屋を中心に活躍する占い師のIさん。
私:ということは誰しも待っていればいつか運命の人に出会えるんでしょうか?
Iさん:そういうわけではないんですよ。運命というのはあくまで「惹かれあいやすい関係」のこと。前世のお導きなどで現世でも再会する縁があるということなんですね。だから、運命の人だからといってあなたにいい影響がある相手とは限らないのね。
私:それって「運命の人」だったからといって、必ずその彼と結婚すべきではないということですか?
Iさん:そうよ、そうそう。強く惹かれて何度も偶然出会ったり、心が共鳴しちゃう相手っているの。でもそれでくっついたら、最後は傷つけあう関係を因縁として持っている関係もある。そういうのも運命の人だけど……あなたそういう子とくっ付きたい?
私:ぜったい、ヤですね。
Iさん:でしょう? だからね、運命の人を待ち続けてもその人があなたに合うかって保証はない。だったら、今の相手とどうやってもっと上手くいくか考える方がよっぽどいい。現世は修行の場ですからね、あなたの修行にふさわしい人にしか巡り合えないよう、よくできてるんですよ。もし完璧な運命の人がいいってなら、まずは自分が完璧にならなくちゃ。
私:結局努力なくして、最高の運命の人とは出会えないってわけですかね……。
Iさん:違う違う、運命の人ってのはたくさんいるの。ただ、あなたのレベルによって寄ってくる運命の人のレベルが変わってくるの。だからまずは自分で徳を積むことですよ。
インタビューをまとめると、どうやら運命の人は前世などの影響で「惹かれあいやすい人たち」のことを指すようです。だからより素敵な運命の人を見つけるためには、自分がまず同じくらい素敵にならなくてはいけないとのこと。
占い師さんがあなたへ「こうするといいですよ」というアドバイスをするときは、もしかするとあなたが求めている運命の人のレベルには、まだ達していないからかもしれません。次に占いをお願いする機会があったら、運命の人はいつ、どこで出会えますか?ではなく「よりよい運命の人に出会うために、私はどう努力すればいいですか?」と質問してみるといいかもしれませんね。
Written by トイアンナ
Written by トイアンナ