人生の大きなイベントは、3つあります。
(1)生まれる
(2)結婚
(3)死ぬ
この中で、自分で決められるのは結婚しかありません。
35歳以上の女性は自分が若くないことを自覚していて、本当に結婚できるのか、不安に感じている人も多いでしょう。でも、35歳から幸せな結婚をする人たちも多くいます。そうした女性にはどんな特徴があるのでしょうか?
婚活支援サービスのパートナーエージェント池袋店のコンシェルジュ・越石さんにお話を聞きました。
35歳から幸せな結婚ができる女性たちの「4つの共通点」
1.柔軟であること
当社では入会時に、お相手の希望条件を提示してもらいます。ここでは「条件は一切変えない」というかたくなな態度ではなく、まずは柔軟であることが大切です。
条件については、考えすぎずに婚活をする人が成婚を決めていきます(成婚=交際中のふたりが結婚の意思を固めて婚活を終了すること)。
2.次へ進むための努力ができること
成婚に至るまでは、いいことばかりではありません。もちろん断られてショックを受けることもあります。
会ったあとに断られるのもショックですが、会う前の段階、書類の時点でNOをもらうことに、みなさん大きなショックを受けていらっしゃいます。そこで断られたからといって立ち止まらずに、前へ進む方が成婚されていますね。
たとえば、プロフィールに「納豆大好き」と書いた女性がいるとします。納豆が嫌いな男性は、その時点で断る可能性がありますよね。それは単に納豆という条件が合わなかっただけ。人柄がダメというわけではないんです。
当社では会員様の活動開始(ご紹介開始)から3ヶ月目に面談をしますが、そのときNOの理由をはっきりと伝えます。ショックかもしれませんが、知らないほうがもっとショックなはずです。
そこで落ち込み過ぎず、課題を改善しようとする方、前向きな方が成婚へと至っています。
3.男性に求めるものを軸として持っている
当社では、男性について7つの条件を出していただきますが、その中心に軸を置いて条件を考えています。
たとえば「年収だけは譲れない」という軸を持っているなら、軸はブラさずに「身長はもう少し設定をゆるくできないか?」と考えて、条件を広げることもできます。
軸は会員様によってさまざまです。年収だったり、容姿だったり、居心地の良さだったり。そこはじっくりご自身で考えて、答えを出してください。
いろんな男性を見ていると、みなさんだんだんと軸がブレていきます。そんなときは「いったん、軸に戻って考えよう」と、混乱した心をリセットすることが大切です。
4.たくさんの人と会っている
ズバリ、たくさん会うことが成婚率アップのポイントです。書類の上だけでは、人柄などわからない情報もありますからね。
先ほどの軸の話も、たくさんの男性と会うことで自分の軸を見つけやすくなるのです。「こういう人となら合う」というのが見えてくるんですね。
そういったことを感じたら、ぜひコンシェルジュにお伝えください。さらにお相手を探す足がかりになります。悩みだけじゃなくて、いいこともどんどん共有してほしいと思います。
思わず運命を感じる!婚活にはロマンティック・エピソードが多いって!?
――成婚したカップルについて、印象的なエピソードはありますか?
越石:
入会時のインタビューで、「このふたりは結ばれる」とわかったカップルがいました。性格が合いそうだ、と。
男性は38歳、女性は34歳でした。男性の仕事は水曜休み、女性は土日休みなので、休みが合わないおふたりだったんです。しかし女性の方が努力して、上司にかけあって水曜日は残業なしで帰れるようにしたそうです。
また男性のほうも頑張ってくれて、月に一度、土曜日に有給を取ると決めてくれました。
お相手に合わせてがんばってくれる素敵なおふたりですが、実はそのことをお互い伝えていなかったんです。すごく謙虚なおふたりですよね。
ある日、コンシェルジュのほうからお互いの努力をそれぞれに伝えてあげたところ、非常に喜んでくださいました。
足並みはゆっくりのおふたり。実はお互いに気持ちは固まっていたものの、男性はタイミングを探っていて、女性は男性から打ち明けてくれるのを待っていたというんです。
私たちコンシェルジュには会員様の背中を押す役割もありますから、ある日行動に移りました。成婚者たちのメッセージがたくさん飾ってある「ハピネスルーム」で3人で会う機会を作り、お互いの思いを確認したのです。
そしてその日の夜、男性のほうから「卒業しましょう」といってくれたそうです。そして成婚退会なされました。
――すごくロマンティックなエピソードですね。
越石:
はい。こういったお幸せエピソードは、たくさんありますよ!
35歳の女性で、相手の男性に対して「気持ちが乗らない」「手をつなぐなんて、無理かも」とおっしゃっている方がいらっしゃいました。
そんなある日、ふたりでプラネタリウムに出かけたそうです。そこの暗がりで女性が転びそうになってしまった。
そのとき、男性がさっと手を差しのべて守ってくれたそうです。そのときの手の大きさに、女性のハートに火がついてうまくいった……なんてエピソードもありますよ。
――本当に何がきっかけになるか、わからないものですね。他に印象的なエピソードはありますか?
越石:
提示する条件が「ふわっとした女性がいい」という男性がいたんです。ご希望の条件でたくさんの女性を紹介しましたが、全然うまくいかなくて。
あるとき、「私に任せてもらえませんか?」といって、まったく違うタイプの女性を紹介しました。すると、たった1ヶ月でスピード成婚されたんです。
その女性は、ふわっとした女性とはまったく逆のタイプ。きびきびしていて、はっきり意思表示をされる女性でした。自分では相性がいいと思っているタイプとは違うタイプと、実は相性が良かったんですね。
もちろん、これは女性にも十分当てはまります。コンシェルジュを味方につけてもらえれば、きっとうまくいきますよ。
――まったく逆のタイプとくっつくなんて、面白いですね!
越石:
実は、イメージと違う方とくっつく方のほうが多いんですよ!
どこに惹かれたか聞いてみると、一緒にいて楽しいとか、安心できるとか、そういったことを皆さん挙げてらっしゃいますね。条件ではなく、内面が決め手となっているようです。
なにせ、結婚はパートナーと365日ずっと一緒にいますからね。恋人として1年を過ごすのはいいけど、これから一生一緒にいることができるか、そこを考えることが大切です。
パートナーエージェントなら1年以内の成婚も・・・!
――パートナーエージェントは、業界の中でも成婚率が高いそうですね。
越石:
はい。当社は成婚率にこだわっていて、2015年度の成婚率は27.2%(※2015年4月~2016年3月までの実績)です。これは業界の中でもかなり高い水準です。
当社の成婚率の算出は、「成婚退会者数÷在籍会員数」で算出しています。会社によって算出方法が違うので、注目してみるといいと思います。
当社では、入会から1年以内の交際率が92.4%(※2014年4月~2015年3月までの実績)となっておりまして、交際を経て、真剣交際から3ヶ月の期間をもってご成婚をご判断いただくのがスタンダードです。ゴールは結婚ですから、期間を設定することで、自分に問いかけることができます。
たまに、お相手と何度も会っていても「まだいい人がいるかも……」と思って、なかなか決断できない方もいらっしゃいます。
私たちは、結婚を強要したりも、誘導することもしません。「待ちたいなら、待っていいですよ」とお伝えします。
しかし、結婚にはタイミングという要素もあります。この先待っていても、彼と同じような人は現れないかもしれません。
そんなときは「このまま待っていても、あなたのことを思ってくれる人が出てくるとは限りませんよ」と、背中を押してあげます。
婚活支援サービスの詳細はコチラ
――35歳の女性が結婚するにはどうすればいいですか?
越石:
自分磨きももちろん大切ですが、大切なのはどれだけ時間を捻出できるか、ですね。「仕事が忙しくて時間が取れない」という女性は、多々いらっしゃいます。
そういうときは「お休みの日の、たった1時間だけ空けてもらうことはできますか?」と聞きます。そうすると、「できます」と答える女性は多いですね。
ゴールは結婚ですから、あとは時間計画です。今この35歳のときは、二度と来ません。このときしかないんです。
「来年でもいいや」と考えても、来年は36歳です。結婚したいと思ったときがベストタイミング。今このときを大切にしてくださいね。
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