彼氏が自分のことをどれくらい好きかのバロメーターを、「週に〇回会う」という頻度で考えてしまう女性は多いもの。
でも、頻繁だからと言って彼氏がぞっこんとも限らないし、頻度が少ないからと言って彼氏が冷たいとも限りません。
「会う頻度」では分からない彼の本音を考えてみましょう!
婚活を意識している男女に「恋人とどれくらいの頻度で会いたい? 」という質問をした、ある調査結果を見てみましょう。
1位 週に1~2回程度 50%
2位 2~3日に1回程度 25%
3位 月に2回程度 5%
4位 毎日会いたい人 8%
本気の恋人が欲しいと思っている男女は、週に1~2回程度のデートがベストだと思っていることが分かります。
“好き”のバロメーターを「最低週に1回のデート」として考えているこんな発言もよく聞きます。
「彼とは週に1回は会っているので大丈夫。」「彼氏と週に1回も会えないから別れたい。」でも、本当に大切なのはその中身。
「週に1回は会ってくれるから」と不安な気持ちをごまかしたり、逆に「週に1回すら会えないなんて、私のことをそんなに好きではない」と勝手にネガティブになっていたりすることもあります。
20代のうちは、友達や仕事よりも恋人を優先しがち。それが、恋人への「好きの気持ちの証」だったかもしれません。
でも、社会人として安定する30代になると、お互いのプライベートを思いやることこそが「好きの気持ちの証」に変わります。
だから、会う頻度が“多いほど良い”という考えではなくなってきます。でも、ものわかりのいい彼女になろうとしなくて大丈夫。
実際のところは、「会う頻度は、彼女の希望に合わせたい」という優しい男性も多いもの。
そもそも、自分の常識が相手と違っていることもあります。楽しい雰囲気の時に明るくはっきり「会う頻度の価値観」を伝えましょう。
「週に1回」の数にこだわるよりも、大切なのは「質」。
頻度が少ない場合でも、お互いに質を上げようとできるかがポイントになります。
ポイントは、お互いが日ごろ頑張っているご褒美として、「会う日を楽しみにしているか」どうか。
つまり、前もって約束をしているかです。女性からも提案をすることが相手への思いやり。
「次はどこに行こうか」をメールや電話で話したりすることによって、次会える日に向かって、離れていても、楽しいデートを想像する日常を過ごせるわけです。
忙しい毎日を過ごす糧になります。デート当日は、多少天気が悪くても予定が上手く行かなくても、スペシャルな気持ちで過ごせるはずです!
「週に1回」は会っているけど、ハッピーでないこともあります。
短時間の内容の薄いデートが続いているなと思ったら、「とりあえず付き合っている」状態でないかよく考えましょう。
特に、当日呼び出されるパターンは、時間を作ってくれたように見えて、実は、優先順位が低いことの証。
他の予定が入らなかったので、順位が繰り上がっただけかもしれません。
突然会えることになったのは、決してうれしいことではないのです。「忙しい俺」を印象付けることにも成功し、尚更、彼氏の支配が強まります。
残念ですが、「週に1回」は会っているという頻度で自分を慰めることはNG。短期間の恋愛で終わる可能性大です。
「とりあえず彼女」という現実でいいのかよく考えましょう。
その日は楽しく過ごすことができたとしても、次の日からまたすぐにあっという間に不安な気持ちに逆戻りです。
デートの頻度も、恋人の“好き”という気持ちのバロメーターにもなりますが、回数にあまり振り回されないようにしましょう。
本質は「約束をして」、「その日を楽しみにしているか」です。“本物の恋愛”をするために、回数でなく「質」を高めていきましょう!
Written by 山本あさ美