結婚願望が薄い女性はいませんか? 年齢を重ねていくうちに、身の回りで結婚する人たちが増えていくと、否応でも結婚について考えさせられますよね。
それでも結婚に今ひとつ前向きになれないのは、自分のなかに何か結婚が前向きになれない理由が潜んでいることが少なくないものです。だからといって、この先一生結婚しないとは言い切れず、ふとした時に結婚する女性も多いものです。そこで今回は、やや結婚に諦めモードの女性に向けて、結婚願望が薄い女性が結婚したくなる瞬間について考えてみました。
結婚願望が薄い女性の特徴のひとつに、仕事に生きがいを感じ、忙しく毎日に追われていることが挙げられます。女性も男性並みに仕事をこなせる時代ということもあり、やりたい仕事、好きな仕事に就いて毎日を充実させている女性は少なくありません。
特に年齢が若いうちは、慣れないながらも仕事が面白く、つい夢中になって取り組むもの。それでも仕事ばかりをしていては、さすがにストレスを抱えてしまうため、仕事以外にも楽しみを見つけたくなる時期というのがあるようです。
特に年齢を重ねていくと、身の回りの友達等が結婚し出すことで、結婚願望が薄い女性も「このままで本当にいいのかな……?」と、一度くらいは自分の人生について考えることがあるのでは?
日々の楽しみが仕事以外にできることで、結婚についても興味が向き始め、次第に「結婚したい!」という気持ちが強くなっていくようです。
結婚願望が薄い女性は、今の自分の生活を変えたくない人が少なくありません。例えばしばらく恋愛から遠ざかっている場合、ひとりの生活に慣れてしまっているため、わざわざ恋をすることにすっかり面倒くささを感じてしまっているのです。
ですが、いくらひとりの生活に慣れたとはいえ、周りは既婚者ばかりで遊ぶ友達が減ってしまいようでは、さすがに寂しくなってしまいますよね。
というのも、この「寂しい」と感じる気持ちが、結婚相手を見つけようというきっかけになるのです。一緒にご飯を食べたり、買い物をしたりする友達が欲しいと思いながらも、そうした気兼ねなく付き合える異性と出会えれば、結婚したいと思うもの。
年齢を重ねるとときめくような恋ではなくなるかもしれませんが。一緒にいて気を使わない相手というのは、早々に出会えるものはありません。そうした相手と出会えた時、結婚願望が薄い女性も結婚したいと思うようです。
年齢とともに結婚の考え方、価値観というのは変わっていきます。それこそ20代後半、30代前半の結婚に対する考え方はまた違いますよね。それまでは「●●みたいな男性がいい!」と思っていた女性も、「●●みたいな男性もアリかも」と思うようになってくるのです。
既婚友達や身の回りの夫婦の話を聞いて、必ずしも「男性がリードする家庭じゃなくてもいいんだ」「女性が引っ張る家庭があってもいいんじゃない?」と、結婚に前向きになることだって十分あるでしょう。
恋愛にルールがないように、結婚に対する考え、夫婦の形は人それぞれです。自分の価値観だけで考えるのではなく、周りの価値観にも目を配りながら、結婚についての視野を広げてみてもいいかもしれませんね。
いかがでしたか。「私は結婚はいいや」「一生独身で過ごす!」と、あまり白黒と結論をハッキリつけ過ぎず、自然の成り行きに任せることも時には大切です。
結婚願望が薄いことに悩んでしまった女性がいたなら、ちょっと肩の力を抜いてこうした可能性も、頭の片隅に踏まえておいてみてはいかがでしょうか。
written by 柚木深つばさ