元カレのことがすごく嫌いな人は、さっさとわたしのことを忘れてよね! くらいのことは朝飯前に、元カレに対して思っているのかもしれません。
でも、「いい恋愛」って、言うまでもなく、たとえ別れてしまっても忘れることができない恋愛だったりしますよね。
今回は、男子が忘れることができない恋人についてお届けします。
さっそく見ていきましょう!
「忘れることができない恋人は、やっぱり初恋の相手です。中学生のときの恋で、彼女ととくになにをしたわけでもないのですが、忘れられないです」(25歳・IT)
こういうケースって、「あの頃の」彼女が今でも好きという「だけ」のパターンかもしれません。
同窓会で「好きです」と言おうと思ったら、「あの頃の」女ではなく、幻滅した……ということも、よくあるケースでしょう。
つまり思い出って、余計なものが排除されて美しくなってしまっている(だからいたずらに触らないほうがいい)ということでしょう。
「ひと目惚れして、すぐにつきあってくれた元カノは、生涯忘れることができないです」(28歳・通信)
一般的にいって、男って、ひと目惚れして、そこから大金とおおいなる熱意を使ってその女子を口説いて、ようやくつきあえた……ということが多いでしょうから、ひと目惚れで即つきあってくれたという「奇跡のような」恋は、ずっと忘れることができないのでしょう。
「ぼくがなにをやっても許してくれた元カノ! 忘れることができないです」(26歳・PR)
こういう証言は、「すべての男はマザコンである」ということを如実に表しているのかもしれません。
なにをやっても許してくれる存在……母親くらいなものでしょう。
「じっさいにつきあった元カノよりも、どんなに熱心に口説いてもつきあってくれなかった片想いの恋人のほうが忘れることができないです」(27歳・飲食)
人って、完結した物語より、未完成の物語のほうが、いつまでも心に残るものですからね!
いかがでしたか?
今、彼とつきあっている人は、彼がなにをやっても許してあげたら、彼は生涯あなたのことを覚えてくれており、生涯感謝し続けるのかもしれません。
もっとも、うまく生きてゆくには、稼ぎのいい彼氏をゲットして、それなりに波風立たせずに暮らしてゆくといいわけですが、あなたのことを忘れることができない元カレがいるなら、もっと豊かな人生になるのではないかと思います。
人は、誰かに遠くから感謝されているとか、誰かに思い出のなかでずっと愛されているというだけで、生きる希望が湧いてくるものです。
綺麗事ではなく、何十年か経つと、こういうことが分かってくるでしょう。
稼ぎのいい彼氏との穏やかな暮らしも、あなたに生きる希望を運んできてくれるものですが、もっともっと深い希望って、自分で生み出すしかないからです。