絶賛婚活中の国家公務員さんが「頭のよい女は嫌いだ、ぜんぜんかわいくない」と愚痴っていました。いったい彼に、何があったのでしょうか。
彼は、俗に言う、高学歴、国家公務員、霞ヶ関勤務という、超ハイスペック保持者です。しかし、出会いは、自然なものにしたいそうので、結婚相談所やSNSには頼らず、地道に、友だちが主催する飲み会に参加しているとか。
休日は、ダムを巡るのが趣味だという彼。
得意の頭の良さをいかして、飲み会で、ダムが好き!をアピールしたものの、
女子の反応はいまいち、、、。
なぜなら、その飲み会に、ガチの‘ダム好き女子’がいたからです。
彼女たちは、ダム知識をこれでもか!と、彼の前で並べたて、彼を論破してしまいました。
これでは、男の面子が丸潰れですね。
ダムといえば、黒部ダム! 的なミーハー心は、一切なく、
ただただ、知識合戦が繰り広げられたそうです。
ここで、考えてみましょう。
婚活という場所で、男性を論破して、いいことなんて一つもありません。
男性がいう、
「きみ、博学だね!」
「よく知っているね!」「頭いいね!」という表現には、
「うぜー」というニュアンスと軽い悪意が含まれています。
ここで、なにが言いたいかというと、
出会いの場では、知性や経験のアピールを少し控えるという姿勢が、
求められるのではないでしょうか。
まったく話が通じない、おバカちゃんでも困りものですが、
統計的に、【 野球、サッカー、三国志、競馬、幕末、マンガ、ロック】といったカテゴリーでは、 男性と張り合わない方が無難です。
教養を広く身につけて、知識武装で男性と戦うよりは、
女性として、愛嬌を磨いた方がよっぽど、
初対面でウケがよく、
多くの男性に愛されることでしょう。
大人になると不思議なもので、
「これ以上、小説を読むな!」
「スキルアップを目指すな!」
「仕事を切り上げて早く帰宅しなさい!」
と言ってくれる人が、まわりにいなくなります。
「おまえ、愛嬌がないよ」と愛嬌のなさを注意してくれる友だちも、
同様に少なくなります。
よかれと思ってやってきたこと、
懲りすぎた趣味が、
男女の出会いの場で裏目に出やすいことを、
女性は、25歳を過ぎたら自覚すべきかもしれませんね。
男性の自己紹介を潰さない。
まずは、ここから本当の飲み会がはじまると思いました。
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