婚活パーティーの嘘を見破る質問のコツ!プロフィール詐称の怖いリスクと対策

婚活アプリやパーティーなどに参加した際に、相手のことを知るきっかけとなるのがプロフィールです。
ここに記載されている内容をきっかけに会話したり、相手といいなと感じたりしますが、中には自分をよく見せようと内容を詐称する人もいます。
この記事では、婚活パーティーで嘘を見破る質問のコツに加えて、リスクや対策についても解説します。

婚活パーティーのプロフィールで嘘をつくことは可能?

そもそも、婚活パーティーのプロフィールに嘘の記載をすることはできるのでしょうか?婚活パーティーへ参加する際は、参加時に受付で運転免許証や健康保険証、パスポートなどで本人確認を行っています。ここで確認するのは氏名や年齢に偽りがなく、参加者全員が安心して楽しめるためです。そのため、入場してしまえばプロフィールにどのようなことを記載しても周囲にバレることはありません。

また、受付時に年収、学歴、職業、未婚かどうかなどを調べられることもないため、残念ながらどんな嘘でもつけます。ただし、プロフィール詐称のリスクとして嘘がバレた時には以下のような影響があるので注意してください。

・内容によっては詐欺罪に問われることがある
・既婚者なのに参加した場合、違約金が課される可能性がある
・パーティーからの退会処分や出禁にされる
・信頼を失ってしまう
・結婚後にも大きな影響がある
・詐欺または強迫による婚姻の取り消しを求められるケースもある

婚活パーティーでよくある嘘の4パターン

婚活パーティーでは、嘘が頻発しやすいパターンがあります。
特に以下のパターンには注意しましょう。

◎年齢・容姿に関する嘘
◎職業・年収に関する嘘
◎独身・恋人の有無に関する嘘
◎参加目的の嘘(ヤリモク・営業など)

①年齢・容姿に関する嘘

①年齢・容姿に関する嘘

婚活では、年齢や容姿に関して嘘をつく方がいます。例えば、年齢を若く見せるために写真を適度に加工したり、古い写真を使って昔の自分にしたりするのです。婚活では、年齢が重要な選考基準になるケースもあり、少しでも若い年齢を提示して多くの異性から注目されるようにする人もいるため、このような嘘が横行してしまいます。

年齢や容姿に関する嘘をつく人は、若さによって少しでも競争力を高めたり、魅力的に見せようとしたりする傾向があります。写真も今では加工するのが当たり前になっていて、写真アプリではつい盛りすぎてしまうことも多いでしょう。

しかし、この背景には自分自身の容姿に自信が無かったり、少しでもかっこよく見せようと考えたりした結果、このような嘘をつくことがあります。年齢や容姿に関して嘘をつく人は、自己肯定感が低くて年齢に対するコンプレックスを抱えている場合もあります。婚活市場は、競争が激しく少しでも良い条件の相手とマッチングしたいというプレッシャーを誰もが抱えています。

「今の自分では誰からも選ばれないかも」という不安定な気持ちから少しでも有利になるようにプロフィールに嘘を書いてしまうことがあるのです。特に周囲が既に結婚している場合は、より強くプレッシャーを感じやすく、「誰からも相手にされなかったらどうしよう」という不安と焦りが嘘につながることがあります。

②職業・年収に関する嘘

婚活パーティーでは、残念ながら職業や年収に関係する嘘をつく人もいます。例えば、一般的なサラリーマンなのに「大手企業勤務」や「高年収」などとプロフィールに記載していることもあるのです。

本当は年収が350万円なのに、ボーナス含めると600万円に近いと言ったり、契約社員なのに会社員と記載したりするのも嘘になってしまいます。正直、婚活パーティーではその場で勤務先や年収についての証明を提示してもらうことはできないので、その後の交際で発覚するケースも少なくありません。

③独身・恋人の有無に関する嘘

婚活パーティーでは、既婚者なのに独身と偽ったり、恋人がいるのにいないと言ったりして参加している人も残念ながらいます。既婚者なのに独身と偽る理由としては、独身の人と交際したい、単純に街コンや婚活パーティーへの参加が楽しい、友達が欲しい、不倫したい、イベントに参加してみたいなど様々な理由があります。婚活パーティーでは、必ずどのパーティーも独身証明書が必要なことがないので既婚者が紛れ込むこともできるのです。

せっかく将来の相手を探しに婚活パーティーに参加しているのに、良いと思った相手が既婚者だった場合は今後婚活パーティーへの参加が怖くなるだけでなく、しばらく誰も信用できない状態になってしまうでしょう。心理的な負担も大きいと考えられます。既婚者や恋人がいるのに独身と偽っている人は、結婚指輪をしていない、家族構成や職業に関して濁す部分がある、悩みなどを話さずに聞いていることが多いなどの特徴があります。もちろん、これらに該当しても既婚者や恋人がいるとは限りませんが、婚活パーティーの参加者=全員独身または交際相手がいないと認識せず、相手を100%信用しないようにしましょう。

④参加目的の嘘(ヤリモク・営業など)

婚活を続けている中で、結婚を視野に入れておらずヤリモクや営業など不純な動機で参加する人もいるのです。これらの人は、単純に相手が見つけやすいと考えて婚活パーティーなのに参加してくる傾向があり、相手の求めている姿を偽って近づいてきます。ヤリモクや営業などで近づいてくる人は、プロフィールなどにも考えが現れていることが多いです。

例えば、「楽しく過ごせる人募集しています」「フィーリングを重視しています」など曖昧な表現を使っていたり、最初から馴れ馴れしい感じで話しかけてきたり、メッセージを送ってくる時間帯が夜から深夜しかないなどです。

参加目的が純粋な婚活でない人は、デートでも個室のあるレストランや居酒屋などお酒が飲める場所を選んだり、人目に付かないような場所を指定したりもします。会話の中でも、過去の恋愛について詳しく聞いてきたり、性的な話題にしたりするなどの傾向もあるので少しの異変を流さないようにしましょう。

婚活パーティーで嘘を見抜くコツとは?

婚活パーティーで相手の嘘を見抜くには、どのような点に注意すべきでしょうか?
特に意識したいのが「会話」「質問」「SNS」の3つの観点です。
これらから注意したいポイントは以下です。

・会話中の言動や矛盾点に注目する
・核心に迫る質問で真偽を確かめる
・SNSなどで裏付けを取る

①会話中の言動や矛盾点に注目する

①会話中の言動や矛盾点に注目する

婚活中は、相手の会話や言動に注意してみましょう。常に相手を疑っているのは疲れるかもしれませんが、少しの違和感で相手が真実を話しているかどうかをはっきりさせる決め手にもなります。
特に男性は女性に比べて嘘をつくのが苦手で態度や表情に現れやすいとされています。

嘘をついている場合、相手にその内容の話をすると詳しく教えてくれなかったり、自分のついた嘘を忘れて辻褄が合わなくなったりします。プロフィールなどに「お酒は飲みません」と記載していたはずなのに、後で「昨日は飲みすぎてしまった」などという会話が頻繁に出てきたり、毎回休日の話題が違ったりしている場合は、嘘をついている可能性が高くなります。相手の言っていることが真実かどうか確かめるには、少し掘り下げて会話するようにしてみましょう。

職業や趣味などの話題から具体的な内容になった時、相手が答えをはぐらかしたしたり「色々あるから話してもね」「説明が難しいから今度ね」など曖昧な言い方をした時は嘘をついているかもしれません。このような矛盾点や具体的なエピソードなどを含めた質問をはぐらかす場合は注意しましょう。

②核心に迫る質問で真偽を確かめる

相手の嘘を見抜くためには、少し深堀した質問で真偽を確かめてみましょう。年収なら最初に相手の年代の平均年収がどれくらいかを調べてみてください。20代の平均年収は約320万円~430万円程度ですが、ここから大幅に外れて800万円や1000万円といった場合は怪しい可能性があります。職業については、業界や企業名を聞いてから仕事内容について聞いておきます。仕事がわかれば、企業のホームページなどでおおよその年収を知ることができます。

ただし、公務員は警察官や役所職員、国家公務員などで働き方が異なるので年収も変わってきます。もし、職業について少し深堀した内容を聞いてはぐらかしてくる場合は何かをごまかそうとしている可能性があります。年齢に関しては、特に実年齢よりも若く偽るケースが多くなります。

もし、年齢を疑問に感じた場合ははっきり「本当に○歳ですか」と聞くだけでなく、西暦や干支、当時流行したものなどを聞いてみると良いでしょう。そこまで返事を用意していることが多いのですが、年齢を聞いた時に慌てた場合は嘘をついている可能性があるので要注意です。

③SNSなどで裏付けを取る

インターネットが発達して以降、個人で情報を発信しやすい時代になりました。そのため、婚活で出会った相手のことを知るために名前や企業などの情報から相手を検索する人もいます。
特に、婚活で知り合った相手の情報をSNSで確認する人も多く、その人が本当のことを言っているかどうかをSNSから判断できます。

SNSで裏付けを取りやすいのがパートナーの有無です。日常を発信するSNSなどをチェックすることで相手の情報を自然と知ることができますが、フルネームや会社名を聞き出す際には質問よりも会話の流れで聞くことがポイントです。「本名は?」「会社がどこ?」「何の仕事をしている?」「休日はいつ?」などと質問攻めにするのではなく、自然に会話している中の質問とした方が相手も答えやすいでしょう。

嘘を見抜くための質問をするときの注意点

婚活パーティーで出会った相手に対して、「それって本当ですか?」とストレートに聞くことは難しいでしょう。しかし、何か違和感があって「これは信じていいのか?」と迷った時は、相手を不快にさせずに自然に質問してみましょう。自然に質問するポイントは以下の通りなので、参考にしてみてください。

・職業が疑問に感じたら仕事内容を聞いてみる
・学歴が怪しく感じたら学校の場所や学部、専攻などを聞いてみる
・年齢が本当かどうかわからない時はその時代に流行したものを話題にしてみる

 

嘘をつかれた時の対策

相手が嘘をついていることが判明した場合、慌てて相手を責めてしまうかもしれません。しかし、軽い嘘ではなく深刻度に合わせて対応をするようにしましょう。ここでは、嘘をつかれた時の対応や報告は以下の内容を参考にしてください。

・嘘の内容によって対応を変える
・関係を深めずに距離を置く
・悪質な場合は運営スタッフに報告する

①嘘の内容によって対応を変える

婚活パーティーで嘘が発覚した場合は許容範囲が異なります。年齢や既婚者、年収などを偽ることは婚活パーティーでは規約違反に該当し、原則として許容できる範囲ではありません。
「ちょっとくらいならいいだろう」で済む問題ではないので、このような場合は関係を見直すべきでしょう。

一方で、自分を良く見せようと多少の見栄を張ったり、自己評価を高くしたり、容姿や収入を盛ったという内容は、個人の許容範囲によって線引きが曖昧です。これらの内容が発覚した場合は、嘘の内容によって対応を考えた方が良いでしょう。

②関係を深めずに距離を置く

②関係を深めずに距離を置く

相手が嘘をついていることが判明した場合は、相手とトラブルにならないように自然と関係をフェードアウトさせていくのがおすすめです。ここで関係を深めてしまうと、相手にとっては嘘がバレていない、嘘を容認していると勘違いさせてしまうでしょう。できるだけ相手と自然な距離を開けて、関係を取らないようにするのが適した対処法です。

パーティー中に嘘が発覚した場合は最低限の距離を保つように接します。もし、個人連絡先などを交換したパーティー後に嘘が分かった時は、相手への返信ペースを徐々に減らしていったり、すぐ返信せずに時間を空けていったりしましょう。できるだけ直接的な連絡を避けていくのが自然な方法です。

③悪質な場合は運営スタッフに報告する

悪質な嘘が発覚した際には、運営スタッフへの報告を必ず行いましょう。「自分がチクったようで嫌だ」と感じるかもしれませんが、正しい報告によって他の参加者を守ることができます。特に悪質な行為に該当するのは、年収や学歴などのプロフィール詐称、カップリング率を高めるためのサクラ、ビジネスや宗教関連の勧誘、独身と偽る既婚者などです。

婚活パーティー中に悪質だと判断した場合は、即運営スタッフに報告しましょう。パーティー終了後に、カップリングできなかった人を待ち伏せなどしている人がいる場合は、主催者に報告したり裏口から出させてもらったりするようにしてください。

婚活パーティーでは相手に嘘がないか注意しよう

ここまで婚活パーティーの嘘を見破る質問のコツや、プロフィール詐称の怖いリスクや対策について解説してきました。婚活パーティーには、自分を少しでも良く見せようと自分を偽ったり、ヤリモクなどで既婚者が独身として参加したりするケースもあります。

そのため、婚活パーティーでは相手の会話や表情、仕草などから様子を伺って会話を聞くのがポイントです。もし、途中で嘘が発覚した場合は早急に運営スタッフに報告し、被害に遭わないように気をつけましょう。

よくある質問

婚活パーティーでヤリモクの見分け方は?

夜にしか会ってくれない、おうちデートばかりしたがる、お酒を多く飲ませたがる、終電を逃そうとしてくるなどの特徴があります。

婚活パーティーのデメリットは?

1度に多くの人に出会いすぎて相手の選別が難しくなること、短時間で第一印象のみで判断してしまうこと、参加費がかかること、男女比が必ず均等にならないことなどです。

Written by 早紀

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