恋愛で、「気づけば相手に振り回されていた」という経験はありませんか?
実はそれ、相手が「メンヘラ製造機」と呼ばれるタイプの可能性があります。彼らは意図せずして相手を不安にさせ、依存的にさせるのです。
「魅力的なのに、気づけば疲弊してしまう」「辛いのになぜか離れられない」そんな人に出会ったら要注意。この記事では、メンヘラ製造機の特徴と、そんな相手に引っかからないための見抜き方や対処法を詳しく紹介していきます。
メンヘラ製造機とは、相手を無意識に情緒不安定にさせる人のこと。
彼らの言動は一見優しく見えますが、その裏では「不安」「焦り」「依存」を生み出し、相手を沼らせていくのです。
そんな人を早めに見抜き自分の心を守るためにも、主な特徴を5つお伝えしていきます。
メンヘラ製造機のLINEは、恋愛初期の熱量とその後の落差が極端なのが特徴です。
最初はマメで愛情表現も多いのに、慣れてくると急に冷たくなるタイプ。
最初は返信が早かったのに、徐々に速度が落ち、既読・未読無視が増えていくと、「伝え方が悪かったのかな?」「返信きたかな……」と不安になって1日中自問自答してしまいます。
初期の段階でやたらと返信が早い人には、ずっと同じペースを期待しすぎない方が無難です。
![]()
会っているときは優しく、まるで心が通じ合っているかのような素敵な時間を過ごすのに、離れた途端連絡が途絶えたり、そっけなくなったりするタイプ……。これは典型的なメンヘラ製造機の特徴です。
人はギャップに弱いもの。その優しさとの落差が、相手に強い依存を生み出します。
「次に会えるまで不安」という気持ちと、会えた時の高揚感の「気持ちのジェットコースター」を繰り返すことで、どんどん情緒不安定になってしまうのです。
「大好きだよ」「出会えて幸せだよ」など、甘い言葉を囁くのに、実際には行動がついてこないタイプもメンヘラ製造機の特徴です。
言葉だけで安心させて、実際には責任を取らない傾向があります。例えば「今度〇〇行こう」とノリよく言ってきても予定がなかなか決まらない、「寂しい」と言うわりに会う努力をしないなど……。
この口だけの優しさに振り回されると、「どっちが彼の本心なの?」と惑わされ、どんどん不安を募らせることになります。
異性や元恋人など、誰にでも同じように優しいタイプもメンヘラ製造機の特徴。
会っているときは気遣いもしてくれるし、連絡もマメ。一見すると「脈アリかも」と思わせる特別扱い……。しかしあなたにだけ特別に見えるその優しさ、実は誰にでも配っているかもしれません。
「他の人にもこんな態度をとっているのかな?」「それとも自分だけ特別?」という違和感や迷いを感じたら、それは直感的に危険サイン。優しさゆえに、恋人以外との距離感があいまいになり、相手をメンヘラにさせてしまうのです。
メンヘラ製造機に多いのが、自由人で掴みどころがないタイプです。
彼らは束縛を嫌い、仕事でも恋愛でも自分のペースを何より大事にします。会いたいときに会い、気が向いたときに連絡する……。そんな自由さが魅力的に映りますが、「大切にされている実感がない」と徐々に不満を感じやすくなります。
予定が読めず、感情も予測不能なため常に不安を抱えがち。「自由」と「無責任」の境界を見極めて付き合わなければ、どんどん沼にハマってしまいます。
会っているときが楽しいのは当たり前。本当に大事なのは、離れているときの対応です。
連絡のペースや思いやりの気持ちが安定しているかをちゃんと見ましょう。会っていないときに冷たくなる人は、気分屋で人を振り回す可能性があります。
甘い言葉ばかりを言う人より、行動が伴っている人を信じましょう。
・小さな約束を覚えている
・忙しくても返信してくれる
・気持ちを行動に表してくれる
など、言葉だけでなく、行動で安心感を与えてくれるかどうかを、最初の段階で冷静に判断することが大切です。
メンヘラ製造機は恋愛の「最初の押し」がとにかく強く、
一気に距離を詰めてくることで、警戒心を緩めるのです。
でも、本当に信頼できる人は安定して愛情表現をしてくれます。
最初の勢いに流されず、時間をかけて本性を見極める目を持ちましょう。
![]()
メンヘラ製造機に引っかからないためには、人との距離感を大切にしましょう。
それは、相手を優先しすぎず、自分の時間・趣味・友人関係をしっかり持つということです。自分の軸を持っていれば、恋愛で相手の気まぐれに心を惑わされることはなくなりますし、そういう相手に惹かれなくなります。
メンヘラ製造機は、決して全員が意識的に人を傷つけているわけではありません。また、「メンヘラ製造機」と言われる人種には、人を惹きつける恋愛的な魅力があるのは確かです。
しかし、無意識の気まぐれで会っているときだけ優しく、離れると冷たくされる……。そんな愛情のムラがあることで、相手の心をどんどん不安にしていきます。
一時的な優しさや刺激に惹かれる気持ちも分かりますが、感情のアップダウンは確実に心を疲弊させますます。不安の種に目をそらさず、どこかで区切りをつける勇気も必要です。
Written by 花山こころ