「恋の駆け引き」をしてきたけれど、付き合えなかったり、付き合えても長続きしない恋愛ばかりだった女性は、その「駆け引き」が間違っているかもしれません。恋愛は心理戦ではなく、お互いの気持ちや感情を伝えあってしていくものです。
今回は心理戦や戦略を使わずにうまくいく恋愛術をまとめました。
恋の駆け引きと聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?「LINEの返信速度を調節する」「あざといテクニックを小出しにする」「好きと言わせるように仕向ける」など、このような心理戦が世間一般に認識されています。
しかし、好きな相手に器用に駆け引きできる人はごくわずか……。恋を楽しめる熟練者か、自分の感情に揺さぶられない、とてつもなく冷静な人くらいです。
戦略立ててできる人は一握りで、多くの人はうまくいきません。そのことを肝に銘じておきましょう。
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駆け引きをしてうまくいかなかった経験がある人は「あの時素直になればよかった」「心理戦なんて使わなきゃよかった」と思っています。同じ後悔をするのであれば、腹の探り合いをした結果ではなく、素直になった結果の方が、納得はしやすいのです。
もし作戦がうまくいって付き合えたとしても、素の自分が出せなくて結局悩んでしまうという女性も少なくはありません。
たとえば、連絡の頻度を相手に合わせていた場合。「本当はもっと連絡したいのに!」と、付き合ってからのギャップに悩んでしまうのです。駆け引きをしていた自分をずっと演じ続けることができないのなら、戦略を立てて恋愛するのはおすすめしません。
長続きする恋愛をしたいのなら、気持ちはストレートに伝えましょう。「嬉しい」「楽しい」「幸せ」といったポジティブな言葉は都度相手に伝える。逆に「さみしい」「そういうのは嫌だな」というマイナスな感情も、我慢せずに適宜伝える。
伝える際は言い方やタイミングを考える必要はありますが、それは恋愛以外のコミュニケーションでも気をつけているはずです。恋愛だからといって、特別視する必要はありません。
伝えたい時に伝えた方が、後悔のない恋愛ができますよ。
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「表情に出やすくて好きバレしてしまう」と思っている人も大丈夫。表情豊かな女性は魅力的です。隠すことなくどんどん出していきましょう。
たとえ好きバレしてしまっても、それをきっかけに相手はあなたとのことを真剣に考えてくれるはずです。関係が進展するきっかけにもなるので、表情豊かなことは自分のいいところだと思うようにしましょう。
LINEのペースを相手に合わせ続けるのは、ストレスだと感じる人は意外と多いです。付き合う前の数ヶ月ならいいかもしれませんが、もし付き合った場合。その後もずっと相手のペースに合わせ続けるのは辛いですよね……。
長い付き合いを考えている相手ならなおさら、LINEで駆け引きするのはNG。自分が返せる時に返信し、忙しいときは無理に返さない。楽にやり取りできる頻度で連絡をしていきましょう。
恋愛において大切なのは、無理をしないこと。心理戦を巧みに使ってやり取りをしなければいけない相手とは、付き合ってもうまくいかないことが多いです。
そのことを考えると、無理をしなければいけない相手とは距離を置き、別の相手を探した方があなたにとって幸せな未来が待っていることも……。
今気になっている相手とはなぜ付き合いたいのか、無理をし続けてでも付き合う意味や価値は何かを改めて考えてみましょう。
駆け引きをしないでありのままの自分を見てもらうことは大切です。しかし、最低限のマナーや身だしなみには気をつける必要があります。
デート当日にメイクやヘアセットを頑張るのは、駆け引きではなく身だしなみの一種です。食事の時にハンカチを膝の上に置くのは、あざといテクニックではなく、洋服を汚さないためのマナーになります。
恋を成功させるための戦略と、マナーと身だしなみは分けて考えるようにしましょう。
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心理戦で相手の腹を探り合ってばかりの恋愛ではいずれ疲れてしまいます……。また、駆け引きに夢中になりすぎて、相手の本質を見落としてしまうことも、恋愛ではあるあるです。
「恋を長続きさせたい」「結婚したい」と先を見据えた恋愛をしたい人ほど、駆け引きではなくストレートにアピールしたほうがうまくいきやすいこともあります。
恋の駆け引きをしなくても、すてきな恋愛はできるのです。あなたも自分の恋愛スタイルや手法を見直してみてはいかがでしょうか。
Written by yuuki