最近は、さまざまな出会いの形から自分に合ったものを選べるようになってきました。しかし、出会いの方法が多くなっているからこそ、気を付けなければならない点も多くなっています。
この記事では、さまざまな出会いの中でもネット恋愛を中心に、気を付けることや成就させるためのポイントなどを紹介していきます。
それでは早速、ネット恋愛で気を付けることから解説していきましょう。
まずは、最初から信用しすぎないことが大切です。ネット恋愛は、相手の本当の顔はもちろん、サイトやアプリによっては、本名や年齢・職業などすべての情報が分からない状態で関係性がスタートする場合もあります。
そのため、相手についての正確な情報をしっかり知らないままに相手を信用し、こちらのプライバシーに関わる情報をすべて教えてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が高くなってしまうため、注意が必要です。
2つ目は、自分の気持ちをしっかり伝えましょう。これは、良いことも悪いことも当てはまりますが、特に「NO」と言いたいことや「嫌だな」という気持ちは、勇気を持って伝えるのが重要です。
相手がこちらのペースや気持ちを無視したコミュニケーションや、何度も会うことを催促してくるような場合は、安易に相手のペースに合わせずに自分の気持ちを最優先にして進めていくようにしてくださいね。
そして3つ目は、少しの違和感もスルーしないという点が挙げられます。ネット恋愛では、会うまでの期間はLINEなどのメッセージ・文字だけのコミュニケーションで仲を深めていくことになります。そのため、職場などのリアルな場所で出会った恋愛よりも、より相手の言動に慎重になる必要があります。
たとえば、前回のやり取りで言っていた内容と違ったり、こちらの質問に対して濁した回答が多かったりなど、このような違和感はスルーすると危険です。
株式会社エヌリンクスが運営する恋愛情報メディア「マッチライフ」が、1年以内にマッチングアプリを使用した経験のある20歳以上の400人を対象に「マッチングアプリで付き合ったことがあるか?」というアンケートを行ったところ、53.0%が「ある」と回答しています。
この結果からも分かるとおり、約半数の人が出会いの場としてマッチングアプリなどのネット恋愛を選択しています。ネット恋愛は、手軽にどこにいても理想の相手を探すことができる方法である一方、気を付けることをしっかり頭に入れて利用しないと、トラブルに発展してしまう危険性もはらんでいます。
また、写真などの第一印象と文字でのやり取りだけで相手を判断していくことになるので、良い部分だけに目を向けるだけでなく、相手に対する違和感も忘れてはいけません。
参考文献:マッチングアプリで付き合う確率は5割以上!利用者400人の内83%がアプリで出会えると回答【2022年3月調査】
最後に、ネット恋愛を成就させるためのポイントをお伝えします。ネット恋愛は危険だというイメージを持つ人もいるでしょうが、実際には幸せな恋愛や結婚をしているカップルはたくさんいます。
ただし、上手くいかせるにはしっかりとポイントを押さえる必要があるのです。
1つ目は、早い段階からお互いの価値観の確認をするということです。ネット恋愛を成就させるためには、深い話をせずに長い期間かけて相手を知っていく方法はあまりおすすめしません。会う前に、相手が自分と合うかどうかを早い段階で見極める必要があるからです。
そのため、個人情報を教えるという意味ではなく、どのような付き合い方をしたいと思っているのか、恋愛や結婚においてどのようなことを大切にしているかなど、付き合っていくための価値観をお互いに話しながら、実際に会えるような相手かを確認するようにしましょう。
2つ目は、合いそうだと思ったら昼間に人目のある所で実際に会うということです。ネット恋愛を成就させるためには、ただネット上だけでやり取りしているだけでなく、実際に会うのが大切です。
メッセージでのやり取りで合いそうだと感じたら、昼間に人目のある場所で一度会ってみましょう。そして、実際に面と向かってコミュニケーションを取ってみて、交際に発展できそうか判断することをおすすめします。
そして3つ目は、我慢しないという点です。ネット恋愛に限らずですが、人と付き合っていく上で我慢すると良い関係性には繋がりません。
最初にも触れましたが、嫌なことはしっかり嫌だと伝えて、自分の素直な価値観で、合う相手と交際に発展させることが大切です。
ネットで出会って交際に発展するネット恋愛は、ここ数年で男女が出会うための方法として上位に入るようになってきました。手軽でより自分の理想に合った人と出会いやすい一方で、面識のない相手と恋愛に発展させるためには今回紹介した気を付けることやポイントを押さえておくことが大切です。
これから、ネット恋愛で相手を探そうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Written by 久木田(くきた)みすづ