私は彼の本命?それとも遊び?見抜く方法6選

「これって遊びですか?」「本命として見られていますか?」恋愛カウンセラーとして活動する筆者のもとには、日々そんなお悩みが多く寄せられています。

恋愛において、「イイ感じと思っても、実は他に本命がいた」なんてことは珍しくありませんから、「彼にとっての自分の立ち位置をハッキリさせたい!」と悩むのは自然なこと。

今回はそんな女性のモヤモヤを少しでも晴らすべく、本命と遊びを見抜くヒントをお伝えしたいと思います!

シチュエーション別「本命or遊び」見抜く方法6選

彼が自分のことを本命と思っているのか? 見抜く方法を恋愛におけるシチュエーション別に紹介していきます。

連絡頻度

連絡頻度

恋愛において相手の男性が本命か遊びかを見抜く際、最も分かりやすいのが「連絡」です。男性にとって「LINEはただの連絡ツール」と言うものの、状況によってはその言葉を信じすぎるのは危険です。

本命であれば、どんなに忙しくても「終わったら連絡するね」と一言フォローを入れるなど、相手を不安にさせないよう気を配りますし、何日も連絡がない……なんて不安になることはまずありえないです。

一方で遊びの場合は、自分の気分や都合で連絡が左右されがち。未読・既読無視やラリーが続かない、会う約束のときだけ突然連絡してくるパターンが多いです。

会うタイミング

本命か遊びかは「どんな時に会おうとするか」で見抜けます。

本命なら週末や休日など、自分の大事な時間を割いても会おうとするもの。誕生日やイベントの時期にも予定を合わせてくれるでしょう。

一方で遊びの場合、会うのは平日の夜遅くだったり、「今から会える?」と突然の誘いばかり……。昼間や休日にほとんど会えない、予定を前もって立てられないといった傾向が強いです。相手が「自分を優先する時間を確保しているかどうか」が、本命度をはかる大きなポイントになります。

デートプラン

デートの内容も、本命と遊びでは違ってきます。

本命であれば事前にお店を提案したり、相手の好みを取り入れてプランを立てるなど、「楽しませよう」という気持ちが行動に現れています。

一方遊びの相手には、会う場所も「お家デート」と称して、適当に近所の居酒屋に行って、家でNetflixを見てそのまま……。なんてことが多く、とにかく自分の労力を使うことを嫌がります。

周囲への紹介やSNSの掲載

相手の本気度は、「周囲にどう扱われているか」でも分かります。

本命なら自然に友達や家族に紹介しようとしますし、堂々と一緒に出かけられます。一番わかりやすいのは、SNSにも隠さず登場させているかどうか。

逆に遊びの場合は、友達への紹介はおろか、SNSに顔出ししないなど、なぜか隠される関係にされがちです。「紹介する=関係を公に認める」という意味なので、そこを避け続ける男性はかなり怪しいと言えるでしょう。

将来の話

将来の話

本命の相手には、自然と将来の話題を共有してきます。「来年は旅行に行こう」「結婚したら」など、一緒にいる未来を描く言葉が出るのは、その先を真剣に考えているから。

一方遊びの場合、「未来はどうなるかわからないから、今を楽しもう」と、ポジティブに見せかけて誤魔化す内容ばかり。「今は仕事を頑張りたい」など、それっぽい言葉を使って、将来の話にならないように、予防線を張るのもよくあるパターンです。

「私たちの関係って?」

決定的に見抜くには、「私たちの関係ってどう思ってる?」と聞いたときの相手の反応です。

本命であれば多少戸惑いながらも、「彼女だと思ってる」「真剣に付き合いたい」とそのタイミングで関係をはっきり示そうとします。不安にさせたくないから。

一方で遊びの場合は、「大切な人だよ」「好きだよ」と曖昧な言葉を繰り返すばかり。そして、「そんなに形に囚われなくてよくない?」となぜかこちらが言いくるめられることになります……。絶対に「彼女」というポジションを明言しようとしないのです。

見抜くための重要ポイント2つ

言葉よりも行動を見る

最も有効な判断基準は、「言葉」ではなく「行動」です。

「好きだよ」「大切だよ」と口で言うのは簡単ですが、その気持ちは、相手がどんな行動を取るかでしか判断できません。本命であれば忙しくても会う時間を工夫したり、連絡を欠かさないなど不安にさせない努力をするはずです。

遊びの場合はどんなに口では甘い言葉を囁いても、全て自分の都合でしか行動してくれません。恋愛においては「どんな言葉をくれるか」よりも「どんな行動をしてくれるか」を冷静に見ることが、見極める大切なポイントなのです。

遊びは「忙しい」を多用する

恋愛において、遊びの男性がやたらと口にする定番ワード、それが「忙しい」です。彼が言うには、仕事もプライベートも、なぜか常にハードスケジュール。

しかしそれって、「忙しい=あなたに割く時間と労力はないです」と遠回しに言われているのと同じ。

本命には、「忙しい」という言葉は多用しません。本当はどんなに多忙でも、少しの時間を工夫して会おうとしたり、「来週は必ず時間を作るね」と具体的に代替案を出してくれるはず。

やたらと忙しいアピールをしている彼、本当に「本命」として見てくれているのでしょうか?

本命と遊びの違いは「自分の大事なものをシェアしようとしているかどうか」

本命か遊びかを見抜くうえで最も大切なのは、「その人が自分の大事なものをどれだけシェアしようとしているか」ということ。

自分の都合のいい時だけ一緒にいる、めんどくさい話はうやむやにする。そんな関係、本命とは言えないのではないでしょうか。

自分の限られた時間を割いても会おうとし、大切な人たちの輪にあなたを迎え入れようとする気持ち。一緒に未来を描こうとする姿勢……。「労力をかけて向き合ってくれているかどうか」が、本命と遊びを分ける決定的なポイントなのです。

Written by 花山こころ

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