「男の胃袋を掴んだもの勝ち」という名言。自炊が得意な女性はモテると言われますが、本当のところはどうなのでしょうか?
実際、自炊ができる女性は「結婚をイメージしやすい」と見られることが多いのは事実。しかし、モテるためには単純に料理ができればいいわけではありませんよね。今回は、「自炊が上手な女性がモテる」と言われる理由と、逆に「おいしいけどちょっと……」と思われるNGパターン、自炊をモテに繋げるテクニックまで、とことん解説していきます!
それではまず、一般的に「自炊が得意な女性がモテる」と言われる理由について、改めて解説していきましょう。
男性は本能的に「母性」を求めるものです。
自炊ができる女性は、料理を通して「この人となら安心できる家庭が築けそう」なんて妄想を掻き立てる力があります。
料理の腕前そのものよりも、キッチンに立つ姿が2人の将来のイメージを膨らませるのです。
自炊ができる女性は、栄養バランスや食生活に気を配れる「しっかりものの奥さん」という印象を持たれやすいです。
特に、コンビニ食や外食ばかりの生活をしている男性の場合、単純に「料理ができる=尊敬」に直結しやすいのでしょう。結婚相手として意識されるのはもちろん、自分にない能力をもっている人って、魅力的に映りますよね。
料理は、普段の印象とのギャップを自然に見せられる絶好のチャンス。
たとえば、普段はサバサバしていたり、お高く見える女性がエプロン姿で一生懸命料理をしていると、その意外性に男性はドキッとします。料理の出来栄えというより、「自分のために頑張ってくれる姿」が特別に感じ、恋愛スイッチをオンにさせるというワケです。
ではなぜ、「自炊が得意なのにモテない女性」がいるのでしょうか。どうやら、得意であるが故に空回りしてしまっていることが多いようです……。
自炊が得意だからといって、これ見よがしに毎回手料理を振る舞ったり、頼まれてもいないのに「これ食べたほうがいいよ」なんて押しつけるのは、「お母さん化」する典型パターン。
「ありがたい」を通り越して「うざい」とまで感じられる可能性も……。
自炊が“得意すぎる”女性にありがちなのが、毎回アクアパッツァのような、気合いの入った料理ばかり作ってしまうパターン……。
男性からすると、家庭的というより「すごいけどよくわからない」「なんか色々こだわり強そう」と感じ、なんとなく親しみにくく感じてしまうそう。恋愛においては、凝った料理よりも、気取らない家庭料理のほうが心をつかみやすいのです。
自炊が得意でも、それだけに頼ってしまうと「料理がうまい人」という印象で終わってしまいます。
会話の内容や波長など、「一緒にいて楽しい」という要素は、味がどうこうより遥かに重要。食べているときの会話が「シーン……」だと、どんなに美味しい料理でも味気なく感じて台無しです。
料理の出来栄えは、あくまでもプラスアルファの魅力であることをお忘れなく……。
自炊ができれば良いわけではない……ということがわかったところで、最後に「自炊を使ったモテテクニック」をご紹介しましょう!
モテる料理に必要なのは、凝った料理より「日常で一緒に食べたい」と思える家庭料理。たとえば、ふわとろオムライスや香ばしいしょうが焼き、パスタなど、シンプルで美味しい料理のほうが男性ウケは抜群。男性が好きなものって結局、子どもの頃から変わっていないんです。
ではここで、モテる料理ベスト5(私調べ)をご紹介。よければ参考にしてくださいね。
1.肉じゃが…… これぞ王道のモテ料理
2.オムライス……ケチャップのかわいいイラストは定番
3.しょうが焼き……男性にはボリューム感が大切
4.パスタ……失敗しにくく味のバリエーション豊富
5.味噌汁……とりあえずどんな料理にでも合う!笑
自炊を恋愛に活用するには、「作ってあげる」だけでなく「一緒に作る」ことをおすすめします。共同作業には心理的な距離を縮める効果があり、自然と会話や笑いが生まれるからです。
たとえば、餃子の皮を一緒に包んだり、たこ焼きパーティーなんてどうでしょう。もし失敗しても気まずくなるどころか、笑いに変えられる……という一石二鳥の効果まであります。
料理の腕前を自然にアピールするなら、お弁当は欠かせません。お弁当って普段渡すのは重くなりがちですが、お花見やピクニックなどの屋外デートでは、むしろアリ。「作ってきちゃった!」のサプライズ弁当に、感激しない男性はいません!
からあげ・卵焼き・おにぎりといった定番メニューが、男性には一番喜ばれます。かわいいピックやバランを使って、彩りも忘れずに。
「自炊が得意な女性はモテる説」は、確かに一定の信憑性があることがわかりました。料理は男性に「家庭的」「安心感」「将来性」をイメージさせる強力な要素だからです。
しかし、やりすぎアピールやこだわりすぎは逆効果になるので注意が必要。モテに繋がるのは確かですが、それはあくまでも「きっかけ」に過ぎません。
大切なのは料理の上手い、下手ではなく、「自炊を通して楽しい時間を共有する」ということ。自然体で料理を楽しむ女性の姿こそ、男性はキュンとするのですから。
Written by 花山こころ