気になる相手にLINEでメッセージを送っても、なぜか既読スルー……。
そんながっかりする経験が、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
返信がないと「何か悪いこと言ったかな?」「もしかして嫌われた?」と不安になってしまいますよね。
しかし、実はちょっとした工夫をすれば返信率をグッと上げることができるんです。
そこで今回は、返信が返ってきやすいLINEの送り方について、すぐに実践できる7つのコツをご紹介。ぜひ、今後のコミュニケーションの参考にしてくださいね!
確実に返信してもらいたいなら、文章のラストにちょっとした質問を入れるのが鉄板です。
これはシンプルながら、実はかなり効果的なテクニックの一つ。相手が答えやすい内容を添えることで、会話のキャッチボールが自然と続くようになります。
たとえば、「今日は寒いね」だけだと返事に困ってしまう人も多いでしょう。一方、「今日は寒いね〜、そっちはどう?」と聞けば、相手は答えやすくなりますよね。
このように、ちょっとした一言でも問いかけの形にするだけでグッと返信率がアップします。
逆に自分の話だけで終わってしまうと「ただの報告メールか……」と認識されてしまい、返信のタイミングを逃されがち。
あくまで自然な流れで、相手が負担なく返せるような一言を意識してみましょう。
返信してもらうために意識したいポイントは、質問への答えやすさに加え、できるかぎり相手の負担を減らすことです。
やりとりのハードルを下げるためのテクニックの一つとして、具体的な選択肢をこちらから提示するという方法があります。
たとえば「今度ランチ行こうよ! いつがいい?」だけだとNG。
これだと「いつ行くか」「どこにするか」といった複数の選択肢を相手に丸投げする形になってしまいます。
そんなときは、「来週の土曜と日曜、どっちが空いてる?」「パスタとカレー、どっちが好き?」のように具体的な選択肢をつけるのがベスト。
これなら相手はどちらかを選ぶだけで済むので、かなり返信しやすくなります。
たいていの人は、ネガティブな話題よりも楽しい話に反応したくなるものです。
だからこそ、相手が食いつくようなポジティブ話題を選択することも、返信してもらうために意識したいポイントの一つ。
特におすすめなのは、相手の趣味や好きなことに触れる内容です。
たとえば、相手がカフェ巡りが好きな場合、「最近○○っていうカフェに行ったんだけど、雰囲気がすごく良かったよ。〇〇さんはどんなお店が好き?」と送るだけで、自然に会話が生まれますよね。
また、それほど具体的ではなくても「これめっちゃ笑った」「今度ここ行ってみたい!」などテンションの上がる内容を送れば、自然と相手の気持ちも動きやすくなります。
LINEでメッセージを送る場合、相手が忙しくしている可能性を常に念頭に置いておくことが大切です。
だからこそ、返信してもらいたいなら長文のメッセージは避けたほうがよいでしょう。
仕事や家事などで忙しくしているとき、長い文章は読むだけで疲れますし、「同じくらいの長さで返さなきゃいけないのかな……」と返信にも気を使わせてしまいます。
忙しい相手に返信してもらうためには、あえて内容を絞って「一言メッセージ」にするのがポイント。
重くならず、気軽に返せる雰囲気を意識した短めのカジュアルな一言を送りましょう。
メッセージの内容や文章の書き方には気を使っているのに、なかなか返信が返ってこないケースもあるでしょう。
そのような場合は、そもそも相手のペースと自分のペースにズレがあるのかもしれません。
前提として、LINEやメールのやりとりには人によってかなりの温度差があるものです。
だからこそ、大事なのは自分のペースで押しすぎず、相手のペースに合わせること。
たとえば、相手が1日に1回しか返してこないタイプなら、こちらも同じくらいの頻度に合わせましょう。
スタンプだけで返信してくることが多い人には、こちらもスタンプや一言返信でラフに返すのがベスト。
こうした工夫一つで、やりとりが自然に続きやすくなります。
LINEで返信が返ってきやすくなるコツの一つとして、意外と知られていないのが「メッセージに相手の名前を入れる」というシンプルな方法です。
人は「相手が自分に関心を持ってくれている」と感じると、自然と心を開いてくれるもの。
たとえば「元気?」だけよりも、「◯◯さん、元気にしてる?」のほうが、グッと距離が縮まる感じがしませんか?
名前を入れると「ちゃんとあなたを意識していますよ」というメッセージにもなるため、返信率アップにつながりやすいのです。
ただし、やりすぎはむしろ逆効果になることも。メッセージのたびに毎回名前を連呼すると、かえってくどく感じられることもあるため注意しましょう。
メッセージの最初や最後に、あくまでさりげなく入れるのがポイントです。
「返信がほしい!」という気持ちが前に出すぎると、逆に相手にちょっと引かれてしまうことも少なくありません。
ちょっと裏ワザ的ですが、返信をもらいやすくするには「あえて返信を求めない」という逆転の発想が効果的なこともあります。
「返信不要」だけどちょっと意味深なメッセージは、意外と相手の返信意欲をくすぐることも。
「ちょっと報告したかっただけだから、返信は気にしないでね〜!」
「今日、ちょっと不思議なことがあってさ……まあ、また今度話すね」
たとえばこんなメッセージを送ると、相手は「え、それ何?」と思わず気になってしまうものです。
返信を待ちすぎて疲れてしまうくらいなら、あえて引きの美学を試してみるのもありかもしれませんよ。
LINEでのコミュニケーションをより自然で楽しいものにするには、まずは自分自身が楽しもうとする意識が大切です。
「返信が欲しい!」という気持ちはわかりますが、一方的な気持ちを無理に押し付けるのは逆効果。
相手の立場や気持ちを思いやりつつ、自分らしいペースでやりとりを楽しんでみてくださいね。
Written by 糸野旬