あなたの周りには、「察してちゃん」な女性はいませんか。察してちゃんは、自分で主張してこないくせに、相手に「私の気持ちわかってよ」と押し付けてくる面倒な存在です。
ここでは関わってはいけない、面倒な女性「察してちゃん」の特徴についてご紹介します。
察してちゃんは、一見すると謙虚で控えめな感じです。
「いえいえ、私なんていいんです」、「あ、大丈夫ですから気にしないでください」などと、自分には構わないでくださいというオーラを出してきます。
しかし、その言葉を鵜呑みにするのは危険です。そのまま放置すると、後から「無視された」と文句を言ってくることがあります。
察してちゃんの印象は良い人です。明るく、人の言うことに「はいそうですよね」と笑顔で相槌を打つので、とても愛想が良いのです。
しかし実は、察してちゃんは、嫌なことに対しても、「はいそうですよね」と笑顔で答えてしまうため、心の内側に密かにストレスを溜め続けています。そしてそのストレスが限界を迎えたとき、突然泣き出したり、周囲に不満を言いふらしたりして爆発してしまうのです。
察してちゃんは、自分が泣いている理由も察してほしいので、自分では何も言わずにいつまでも泣き続け、周りを呆れさせます。
察してちゃんは自分のやりたいことがあっても、自分から積極的に動こうとしません。
その代わり、やりたいことがある場合は、「これいいな」とか「やってみたいんだよな」などとボソボソ言って、一生懸命種まきをします。
これは自分の言動から周りに察してもらい、他人の力を使ってやりたいことを進めていきたいからです。
このように、わざわざ他人を動かそうとするのは、自分の自信のなさの表れでもあります。
察してちゃんは、自分1人で行動することが苦手な依存体質であることが多いです。
例えば何かを選ぶ時も、自分が気に入ったものではなく、友達に聞いて友達が良いと言ったものを選んだり、デートの行き先も、いつも彼氏に合わせてばかりだったり、自己主張がありません。
「あの人がやっているから、私もやろう」と、行動が他人ありきなのです。
察してちゃんは、何かにつけて「裏切られた」といいます。
しかし、実際には誰にも裏切られていません。ではなぜ「裏切られた」と言うのかというと、他人に勝手に期待しているからです。
「あの人なら、きっと私のためにやってくれる」と、自分勝手に大きな期待を抱きますが、自分から言葉でハッキリお願いをしているわけではないので、当然、相手はやってくれません。それなのに、「やってくれなかった。裏切られた」と文句を言います。
察してちゃんが怒るとき、口をついて出るのが「わかってない」という言葉です。
察してちゃんは、はっきり自分の意見を言いません。全てにおいてやんわりと、なんとなく匂わせるような感じで、相手にふわっと伝えることが多いです。しかし相手には伝わっていないことがほとんどで、結局、自分の思い通りにいかないので「わかってない」と怒り出すのです。
察してちゃんにとっては、「ちゃんと言ったつもり」で、相手も「わかってくれているはず」という認識です。でも、実際はそれは自分の空想の中のことでしかないのです。
察してちゃんは、自分のことを「いい人に見られたい」と思っています。
「自己主張するとわがままで傲慢だと思われるかもしれない」、「相手の意見を否定すると、偉そうだと思われるかもしれない」と、本当の自分を出すことで嫌われるのではないかと、人の評価を恐れているのです。
何事も断言せず、いつもなんとなく笑ってごまかして、いつの間にか自分の中に不満をためてしまうのは、そのせいかもしれません。
察してちゃんは、「あの人って裏がありそう」と嫌な噂を立てられることがよくあります。
察してちゃんは、自分の思いを察してほしいからと、言動の多くが匂わせです。いつも笑顔で人に合わせるので、初めはいい人そうに見られますが、付き合いが長くなると、「この人は何を考えているんだろう」と思わせてしまいます。
笑顔で会話をしていても、どこかしら壁を感じさせてしまうような雰囲気で、相手にとっては、心の距離が一向に近づいた気がしないのです。
本音が見えないので、「本当は違うことを考えているのではないか」と疑われ、好感度が下がってしまいます。
一見いい人に見える女性ほど、察してちゃんの可能性が高いです。
いつも笑顔を絶やすことなく、不満を言うこともなく愛想よくしゃべっている女性は、もしかすると、自分の心の中にたくさんの黒い本音を持っているかもしれません。
自己主張をしない人ほど、不満が溢れ出したときに大爆発となります。
そうなると、いつまでも自分勝手に泣き続けていたり、自分が爆発したことを人のせいにして文句をぶつけたり、大変面倒なことになります。
仕事でも、「言った、言わない」でトラブルになる可能性があります。
察してちゃんとは関わらないことがベスト。もし、やむを得ず関わらざるを得ない立場であれば、さらりとライトなお付き合いに留めるのが無難かもしれませんね。
Written by さあや