現在、若者の恋愛離れが社会問題になっています。「面倒くさい」「経済的に余裕がない」など、さまざまな声が挙がっていますが、なぜ解決するどころか進行しているのでしょうか?
今回は、若者の恋愛離れが加速する原因を徹底調査してみました! 恋愛離れしやすい人の特徴もまとめたので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
恋愛離れとは、若者が恋愛にあまり重きを置かなくなった現象のことを指します。
ひと昔前までは、モテることや結婚することがひとつのステータスになっていました。
しかし、現代では「結婚や恋愛が全てではない」という考え方が浸透。多様性の流れも相まって、恋愛よりも趣味や仕事を優先する若者が急増しているのです。
一方で、昔と変わらず恋愛系の番組や映画の人気は高いまま……。恋愛に全く興味のない若者は意外と少ないのに、なぜ恋愛離れは加速しているのでしょうか?
就職氷河期や不景気が続く時代に生きる20~30代の若者は、現実主義でゼロリスク志向が多いと言われています。
勇気を出して一歩踏み出すことより、「デートに誘って断られたくない」「フラれたくない」など失敗するリスクばかりを考えてしまうことが恋愛離れの原因になっているようです。
また、会社ならハラスメントを恐れるあまりなかなか恋愛に積極的になれないという声も多く挙がっています。
恋愛が一番盛んな10代後半~20代の間は、あまり経済的に余裕がない人が多いのも恋愛離れが進む原因になっています。
毎日生活するのがやっとだという人なら、恋愛をする余裕すらないでしょう。趣味や友達と遊ぶ時間に費やすお金でいっぱいいっぱいだという若者も多い傾向にあります。
最近では、スポーツやライブなど娯楽がたくさん! さまざまなイベントが盛り上がることで、趣味も多様になってきました。
手軽に楽しめるものも増えたことから、誰でも自分の時間を有意義に過ごせる時代に♡
一方で、趣味を優先させるあまり「別に恋愛しなくても幸せ」「自由な時間を削りたくない」という考えから若者の恋愛離れが加速する原因となってしまっています。
推し活をしている人なら、わざわざ現実で恋愛をする必要性を感じなくなったという人も多いようです。
恋愛離れしやすい人は、人間関係を築くのが苦手だという特徴があります。
会社や学校などで何か一度人間関係に対してトラウマを持ってしまうと、深い恋愛関係を持つことにも抵抗感を覚えるように。
たとえ気になる相手ができても、「どうせうまくいかない」とネガティブな思考に陥ってしまいます。
ゴルフや推し活など、時間もお金もかなり費やす趣味に没頭している人も恋愛離れしやすいです。
休日は趣味に勤しむ日々を送っていれば、恋愛して相手のためにわざわざ時間を割かなければならなくなります。
デートよりも自分の好きなことにお金や時間を使いたいと思っていれば、相手にも伝わってしまい、たとえ付き合っても上手くいきません。
現代の若者は、ゼロリスク志向が多いことから極端に自己肯定感が低くネガティブな考えを持ちやすい傾向があります。
根本的に「自分なんて」という思考なので、たとえ気になる人ができても、どうせ断られると決めつけてアプローチすらできません。
こういったタイプは、恋愛に実は興味があったとしても、毎回タイミングを逃してしまいなかなか発展しないのが特徴です。
SNSに依存している人も恋愛離れしやすい傾向に。SNSばかり見ていると、フォロワーやいいねの数ばかりが気になり現実が二の次になりやすいからです。
SNS重視の方は、異性にモテることよりもSNSでフォロワーが増えることで承認欲求を満たすことができます。
また、現代ではマッチングアプリでの出会いも急増中。アプリ上だけのやり取りで期待が膨らみすぎて、「実際に会ったらなんか違う。」と第一印象で切り捨ててしまうケースも増えているようです。
日々仕事に追われていると、他のことを考える時間さえ無くなります。特に恋愛は連絡を取ったり、デートの約束を取り付けたりするのはかなりエネルギーを使うもの……。
仕事で予定も組みづらいこともあり面倒になって恋愛離れしやすいようです。
また、仕事で成果を出せば、結果が付いてきてのめり込んでしまう人も多いでしょう。わざわざ恋愛しなくても毎日が充実するので積極的になれなくなります。
恋愛離れしやすい人の特徴や原因などを解説しましたが、何か当てはまるものはありましたか?
「恋愛より自由が欲しい」「自分の時間を大切にしたい」という方は、自分と共通の趣味を持つ人や価値観の似ている人を探してみるとおすすめ。
時間やお金の使い方や趣味を共有できると、意外に恋人と過ごす時間が窮屈に感じなくなるかもしれません。
仕事や趣味を諦めず恋愛も同時に楽しめば、もっと毎日がハッピーになりますよ!
Written by sumire