傲慢で人を見下した態度を取る人、あなたの周りにいませんか? 今回は上から目線な人にはどんな特徴があるのか、具体的な話し方やどう対処すればいいのかをご紹介します。
上からの発言に悩んでいたり、接し方に困っていたりする人はチェックしてみてください。
上から目線な人は無意識に価値観の押しつけをしています。自分の考えが基準になっているため「こうするべき」「こう考えるべき」とさまざまな場面でアピールしてくるのです。
たとえば、自分と違うやり方で仕事をしている人に対し「そのやり方はおかしい」「この方法でやるべきだ」と強く伝えてきます。
自分とは違うことを受け入れられず、全否定してくるのが特徴です。
常に自分が優位に立ちたいがために、勝ち負けを決めたがるのも高慢な人あるあるです。争わなくていいことでも「勝負しよう」と仕掛け、何事も勝敗をはっきり決めようとします。
また、人より優れていることに対し「自分が一番だ」と何度もアピールするなど、周囲を必要以上に見下した発言をすることも。
純粋に勝負したい人は、相手を見下した態度を取りません。このような発言が目立つ場合、実は誰かを陥れたいと思っている可能性が高いのです。
自分を大きく見せたい人は自己主張が強いことも特徴です。どんな話題でも「自分の経験では」と自分の考えをねじ込んだり、聞かれてもいないのに「自分だったらこうする」と自分本位のアドバイスをしたりします。
その話を聞いた人がどう思うかは関係ありません。自己主張をすることで自分をよく見せよう、すごさを知らしめようという気持ちが大半なのです。
上から目線な人ほど、他人に厳しいのに自分には激甘なことが多いです。
具体的には、他人のミスは絶対に許さず徹底的に罵倒するのに、自分のミスを指摘されても認めなかったり知らないふりをしたりなど、信用に欠ける言動が目立ちます。
また、普段から高圧的な態度を取ることで、自分のミスを指摘しにくい雰囲気をわざと作り出していることも。他人にだけ厳しい人は横柄な人が多いので注意しましょう。
上から目線な人はとにかく命令口調です。
「やっておけ」という高圧的な発言や、「自分で考えろ」と偉そうな態度を取るなど、自分こそが正しいと信じ込んでいるので、人に命令することができるのです。
なにかとお願いごとが発生しがちな仕事中には一目瞭然ですよね。そのような人との距離感には気をつけましょう。
職場でも家庭内でも多いのが「バカじゃないの」と人を見下す発言です。
信頼関係ができあがっている間柄での冗談とは違い、頻繁に言葉にしたり声を荒げたりしている場合、その人は高慢な可能性があります。今後の付き合い方を早めに見直しましょう。
価値観を押しつけてくる人や自分に甘い人が使いがちな言葉が「間違ってる」「お前のせいだ」などの否定的で攻撃的な言葉です。
このような言葉を自分に向けられると、びっくりして一瞬怯んでしまいますよね。相手のそんな姿を見て自分が優位だと実感したいと思っているのも、実は上から目線な人あるあるです。
高圧的な態度の人とは関わらないようにするのが一番です。距離を置いても問題ない相手とは、少しずつ関わりを減らすようにしましょう。
具体的には、会う頻度を減らす、誘われても予定が合わないと伝える、LINE(ライン)などの連絡を無視する、など。
まずは自分自身が傷つかないようにするのがなにより大切です。自分を守れるのは自分しかいません。
上から目線なところは気になるけれど他にもいいところがあり、付き合いを続けていきたいと思っている相手なら、素直に自分の気持ちを伝えるのも一つの手です。
「その言い方は傷つくよ」「もっと優しく教えてくれない?」など、相手の発言に対して自分はどう感じたか、どうしてほしいかまでを伝えられるといいでしょう。
距離を置きたいけれど立場上それが難しい相手もいますよね。そんなときは、何を言われても気にしないスルースキルを身につけましょう。
人を変えるのはそう簡単ではありません。自分がどう感じているか伝えることができない相手であれば、なおさら変わることは期待できないでしょう。
明らかに横柄な人には「この人は誰にでもそういう人だ」「自分は悪くない」と思って受け流すことが大切です。
人を見下したり、高圧的な態度を取ったりする人は、自分を大きく見せることでしか尊厳を保てないという傾向があります。見方によっては実はかわいそうな人かもしれません。
しかし、そんな人に振り回されてばかりでは不本意です。身近にこのような人がいるのなら、まずは自分の気持ちを守ることに徹しましょう。
自分を傷つける人について思い悩むより、自分のことを大切にしてくれる人にエネルギーを使ったほうが、あなた自身も幸せなはずです。
上から目線な人に負けず、自分自身の人生を心から楽しんでくださいね。
Written by yuuki