なぜか心ひかれる… 歳相応の経験をした人の魅力とは

歳だけ取った人と歳相応の経験をした人には、周りに与える印象に大きな差があります。単に歳だけ取った人よりも、歳相応の経験をした人のほうが深みがあり、人として信頼され、同性にも異性にもモテます。

では、どうして歳相応の経験をした人のほうが魅力的なのでしょうか。歳だけ取った人と歳相応の経験をした人との差についてご紹介します。

歳相応の経験をした人の魅力とは

余裕がある

余裕がある

歳相応の経験をした人には、余裕があります。たとえば何かトラブルが起きた時、経験値があるので、その先にどんな展開が待っているかを予想することができます。

頭の中で先が見えているので、目の前のトラブルに冷静に対処することができるのです。

一方、歳だけ取った人は、歳相応の経験をした人に比べて経験値が低いので、トラブルが起きたときに「どうしようか」と冷静ではいられません。

どうしたらいいかわからずいっぱいいっぱいになって、余裕をなくしてしまいます。このような上司だと、周りが困ってしまいますよね。

おおらか

歳相応の経験をした人は、心に余裕があるため、おおらかでいられます。多少のことでは怒らず、誰かが何かをミスしても、「人間だからそういうこともあるよね」と優しく包んでくれます。

このように、歳相応の経験をした人は、心の器が大きいのです。

歳だけ取った人は、些細なことで大騒ぎします。大したことのないことに対しても目くじらを立てるので、かえってことが大きくなり、トラブルメーカーになることも。

ミスした人を責めるときは、相手のことを考えて叱るというよりも、自分の感情をおさめるために怒鳴り散らすという感じです。

人に任せることが上手

歳相応の経験をした人は、人に任せることが上手です。なんでも自分一人でやろうとせず、「これお願いできるかな」とうまく周りを巻き込んで進めることができます。

たとえ、自分より経験の浅い人であっても、人を信頼して任せることができるのは、器が大きいから。人を信頼することができる人は、人からも信頼されます。

歳だけ取った人は、大変なことでも全部自分で抱えてやりきろうとします。とにかくがむしゃらに頑張ることが美徳だと考え、ほどよい力の抜き方を知らないのです。

周りを見ることができないと、独りよがりになって、しまいに自分が潰れてしまいます。

ポジティブ思考

歳相応の経験をした人は、物ごとをポジティブに考えることができます。なにか失敗したことがあっても、それまでの経験があるからこそ、次にどうすればいいかをすぐに考えることができるのです。

さまざまな可能性を見つけることができるので、「もう終わりだ……」なんて落ち込んで立ち直ることができないということはありません。

歳だけ取った人は、経験が数ないためにどうしていいかわからなくなり、ただただ落ち込んでしまいます。

次にどうしたらいいかなど考える余裕はなく、そもそも、どうやって対処すればいいかという知識がないため、解決策を見つけることができません。

人の痛みがわかる

歳相応の経験をした人は、人の痛みがわかります。苦しいことや悲しいことを経験してきているからこそ、人は完璧ではないことを知っているし、つらいときの胸の痛みがよく分かるのです。

ですから、歳相応の経験をした人は、悩んでいる人や傷ついている人に寄り添うことができます。

歳だけ取った人は、多少は人の痛みがわかりますが、歳相応の経験をしていないので、悩んでいる人や傷ついている人に掛ける言葉が薄っぺらいのです。無責任に「大丈夫だよ」と言って励まそうとすることもあります。

人に感謝することができる

歳相応の経験をした人は、人に対して感謝の気持ちを持つことができます。

これは、多くの人との関わりや機会を大切にしてきたため、そこで感じたことや体験したことを自分の経験値とすることができているのです。

一方、歳だけ取った人は、人に対してそれほど感謝の気持ちを強く持っていません。いろいろな経験や機会に恵まれていたとしても、与えられた環境や待遇すべてが自分の実力だと勘違いしているからです。

また、貴重な機会を貴重なものだとは思わずに見過ごしてきたため、経験値になっておらず、成長することができなかったのです。

相手を思って指摘できる

歳相応の経験をした人は、指摘というよりも、優しく語りかけるように伝えます。ただ、いうことはきちんというので、口調は穏やかでも「これはよくないことだからやめよう」とはっきり言います。

これは、歳相応の経験をした人が、無駄な優しさはその人のためにならないことを知っているから。相手のことを考えてこそ、はっきりと、淡々と指摘をします。

歳だけ取った人は、きつい口調で激しく怒るか、優しくなだめてなあなあにするかのどちらかです。

きつい口調になってしまうのは、指摘をしているうちに感情が抑えられなくなり、ヒートアップしてしまうから。優しくなだめてなあなあにするのは、指摘をして悪役になるのが嫌だとか、指摘をするのは面倒だと問題から逃げている証拠です。

歳相応の経験をして魅力的な人になろう

歳相応の経験をして魅力的な人になろう

歳だけ取った人よりも、歳相応の経験をした人のほうが魅力的ですよね。

歳相応の経験をした人は、いろいろな角度からものを見ることができます。自分が考えていることが全てではなく、世の中には色々な考えの人がいるということをわかっているからです。

内面の魅力をアップするには、何ごとにも興味を持って積極的に挑戦する気持ちが大切です。ぜひ実践してみてくださいね。

Written by さあや

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