出会ってからある程度時間も経ったし、何となく相性の良さも分かっている。だからこそ、彼女とデートしてもっと仲良くなりたい! とウキウキしつつも、「でも上手くデートに誘うことができるかな……」と悩みを抱えている男性は意外といることでしょう。また、女性のことを好きであればあるほど、デートの誘い方をあれこれと考えてしまいますよね。
今回は、彼女との仲を前進させたい男性のために、女性がOKしたくなるデートの誘い方についてお伝えします。
デートは男性からでも女性からでも誘って良いものですが、今時の男性は思った以上に女性をデートに誘うには、困難な時代になったと言えるでしょう。
それは、世の中がハラスメントに対して敏感になったからかもしれません。ハラスメントは、受けた方が「セクハラだ」「モラハラをされた」と感じれば、それに認定されてしまいます。そのため、女性に好意を持っていてハラスメントなんて意識のかけらもないのに、相手側から「職場でデートの誘いをされるというのはセクハラ。」だと指摘されてしまう可能性もあるのです。
そういう背景も加わって、男性は「断られたらどうしよう」という不安とともに、セクハラだと捉えられないようにしなければと、十分に気を付ける必要が出てきています。時代とは言え、男性にとっては恋愛自体さえしにくくなっているかもしれませんね。
ハラスメントは、相手がそう感じてしまえば認定されるということをお伝えしました。それなら、女性側に嫌悪感を持たれないようなデートの誘い方を心がければ良いのです。女性がOKしたくなるデートの誘い方について、以下にいくつかご紹介します。
「デートに誘おう!」と身構えると、どうしても不自然さが出てしまうことがありますよね。それを防ぐために、改めてデートの誘いをするのではなく、ついでの機会を利用してみましょう。
例えば、会社や学校が同じで、ある程度気心が知れている女性なら、帰りや出張などが一緒になることもあるでしょう。そういう時間に「お腹空いたね。良かったら帰りに何か食べて行かない?」と切り出してみたり、サークルなどで次の予定までお互いに空き時間があるとき、時間をつぶすためにカフェに入るという提案をしてみたりしても良いかもしれません。
このように、ついでの時間を活用すると、わざわざ時間を割いて会わなくてはならないという観念が薄くなりますので、デートに対する女性のハードルを下げることができそうです。
デートに誘おうか考えることができるぐらいの関係性であれば、お互いの好きなものや趣味なども少なからず把握していることでしょう。また、普段の会話の中でそれらの話題が出ることも多いかと思います。その何気ないチャンスは、日頃から気を付けておくことが大切です。
もし、エスニックフードが好きな彼女がいるとすると、日常会話の中にどこの店がおいしいとか行ってみたいなど、さまざまな情報を出してくる可能性が大。
そのような会話が出たらさりげなく、「自分も食べたいから一緒に行ってみない?」「〇日までエスニックフードフェアを◇◇でやっているらしいよ。興味ある?」などと、切り出してみてください。
お互いに興味のあることならやってみたいと思えますし、デートしなくては! という感覚も低くなります。
コロナウイルスが蔓延するようになってから、早2年が過ぎ、デートに彼女を誘う機会がなくなったと嘆いている男性もいますよね。コロナに関する考えは人さまざまですし、中には「こんな状況のときにデートに誘うなんて非常識!」と感じてしまう女性も悲しいかな存在することでしょう。
しかし、コロナの収束はいつになるか誰にも分かりません。今会えないのなら、対面して会わないで済む方法も考えてみましょう。
例えば、誰かと一緒に仕事や勉強などを協力した方がモチベーションアップするので、リモートで分からない部分を教え合うことを提案するのもひとつの手です。
これなら出かける必要はないですし、在宅でOKなのでリラックスしやすいと言えます。また、その中でちょっとした世間話をしながら、「じゃあ続きはきちんと感染対策をしたうえで、直接会って作業しようか」という流れにも持っていきやすいですよね。
リモートは、女性側とワンクッションがあるからこそ、警戒心も溶けて安心を感じてもらいやすいことでしょう。大きなこと(デート)を最終的に成し遂げたいときには、まず小さなお願いから始めると上手く行きやすいとされています。リモートは、まさにこの考えを証明してくれる今時デートの誘い方とも言えますね!
Written by 久木田(くきた)みすづ