恋愛に積極的かつ情熱的な肉食系男性。消極的な草食系男性と比較して、すぐに恋人ができるイメージがありますよね。ところが肉食系も度が過ぎると、「うざい!」という女性の声も。今回は肉食系男性の特徴と、女性がうんざりした肉食系アプローチを紹介します!
肉食系男性は異性にモテたい気持ちが強いのが、1番の特徴です。モテたい一心で、音楽や料理を始めたり、見栄えのする車やバイクを所持したり、少々ハードルが高いこともなんなくこなしてしまいます。また男性ならではの特徴として、女性を落とすまでの過程を恋愛として重視する、ハンティング型の人も一定数いるでしょう。
肉食系男性は、自分の気持ちをストレートに女性に伝えるのも特徴です。「かわいいよね」「そういうところ、すごく好き」といった女心をくすぐるセリフも平気で口にします。
付き合う前でも、手を繋いできたり、何かと触れてきたりと、スキンシップで気持ちを表現する場合もあるでしょう。言葉や態度で女性に対する好意を表すことに抵抗がないのが、このタイプの男性です。
狙った獲物には「自分の存在を忘れさせない」と言わんばかりに連絡がマメなのも、肉食系男性の特徴。
特に用事がなくてもLINEや電話を積極的にします。そうした中で自然にデートの約束を取り付けるのも上手です。さらには相手の懐に入り込み、いつも連絡をとるのが普通の状態になることで、あたかも付き合っているかのような状態に持ち込むことも。
モテ要素のある肉食系男性とはいえ、女性からうんざりされてしまうケースも少なくありません。ここでは、どんな状況下で肉食系の特徴がネガティブに捉えられてしまうのか、エピソードを踏まえてお伝えします!
・会社で帰りの方向が同じ男性に、最寄駅まで車で送ってもらいました。特に仲良くもないのに手を繋いできたので、私が拒んだところ、頭を撫で「そんな照れなくても大丈夫だよ。みんなには内緒にしてあげる」と意味不明なアプローチ。後日、同期の女友達3人に同じ手を使っている事が判明して、うんざりしてしまいました。(26歳/女性/事務員)
・断っても断っても誘いがひどく、「心から気持ち悪いので勘弁してください」とまで伝えました。ところが「自分が気持ち悪いわけないじゃん」と言われ誘いは止まらず……。もう対応のしようがなく、すべての会話を無視し続けたら2ヶ月かかってなくなりました。(29歳/女性/事務員)
女性側にまったく好意がないにもかかわらず、アプローチをひたすら続けてくる肉食系男性がいます。正直に「興味がない」気持ちを伝えても、話が通じないことも。肉食系男性の自分に対する自信はよく働くことも、悪く働くこともあるようです。
・寒いのを理由に、手をつないでこようとする。「寒いね」「寒くない?」「俺、超寒いから体温奪いたい」と言って、手をつながれた。私は握り返さずに不愛想でいると「いやだったら言って」と言われたので、正直に「いやだ」といって放してもらいました。(33才/女性/事務員)
・付き合ってないのに、毎日数回LINEが来る。居酒屋で掘りごたつの席の時、足でちょっかいをだしてくる。(25歳/女性/Webディレクター)
急なしつこいアプローチにうんざりしてしまう女性もいます。少しずつ距離を詰めていけばいいところを、自分のペースだけでグイグイ攻めてしまう肉食系男性を苦手と感じる女性もいるのは当然でしょう。何事も空気を読んで、度が過ぎないように行動するのは大切です。
・ボディタッチがとても多く、歩く時は肩・腰に腕を回して彼氏ヅラをされ、うんざりしました。全くその気がなかったので、暑苦しい・肩に回している腕が重いなどと、冗談混じりに嫌だという意思を伝えました。(27歳/女性/事務員)
・「夕方海に来てほしい」と言われ、夕焼けでも見たいのかなと思い行くと、スイカを持った相手が、いきなりスイカ割りを始めた。「君もやってみて」と言うので、やろうとしたらやたらと目隠しされて、密着されスイカ割りをしました。その後、スイカを食べながら告白されましたが、なんだか気持ち悪かったので後日お断りしました。(26歳/女性/販売員)
肉食系男性には、何かと理由をつけてボディタッチをする人もいるでしょう。好意もなく、ボディタッチを交わし慣れていない女性からすれば、セクハラでしかありません。うんざりどころか、「気持ちが悪い」という言葉は素直な意見でしょう。(それにしてもスイカ割りとは……)
肉食系男性の特徴はモテに直結すると思われがちです。しかし「誰にでも」「馴れなれしく」「しつこい」となると女性から距離を置かれてしまう肉食系男性もいるでしょう。恋愛において、積極性を好む人・好まない人は人それぞれです。相性の合う相手を見つけられるのが1番ですね。
Written by 田中なお